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新生児の首には気をつけよう!首をガクンとさせない正しい抱き方

新生児の首には気をつけよう!首をガクンとさせない正しい抱き方

首をガクンとさせてしまった!後遺症は?

首のガクンはどんな状況で起こりやすい?

赤ちゃんの首がガクンとなってしまうのは、ゲップをするとき、沐浴をするとき、抱っこをするときに多いようです。

毎日ゲップをさせている頃は、特に首が柔らかい時期です。毎回やっているうちについつい失敗してしまうこともあります。

沐浴は、赤ちゃんを支えながら洗うので大変ですよね。体の向きを変えるときなどは注意しましょう。

1日の中で何度もする抱っこのときも注意です。抱きあげるときに後頭部と首をしっかり押さえていなかったり、抱っこしながら別のことをしたりしているときになりがちです。

普段から気を使っていても、赤ちゃんの首がガクンとなってしまった経験のあるママは多いものです。赤ちゃんの首をしっかり支えることを忘れないようにしましょう。

少しであれば、心配しなくても大丈夫

普段の生活の中で赤ちゃんの首がガクンとなってしまうと、脳に影響を与えないか心配になりますよね。特に赤ちゃんが泣いてしまったりミルクを吐き出してしまったりすると、大変なことをしてしまったのではないかと心配になることでしょう。

しかし赤ちゃんは、首だけでなく体全体も柔軟性があります。首がガクンとなってしまっても、すぐに脳や神経にダメージをあたえて障害が残ってしまうということはあまり考えられません。後遺症が残るとすると、なんどもガクガク揺さぶられたり頭を強くぶつけたりして、かなり大きな衝撃が与えられたときだと考えられます。

ですので少し赤ちゃんの首がガクンとなっただけでしたら、焦ったり心配したりしなくても大丈夫なのです。

赤ちゃんに変化がないか、様子をみよう

もし、脳に影響するかもしれないと思ったときには、まず赤ちゃんを寝かせて安静にし、赤ちゃんに変化がないか様子を見てみましょう。

以下は、首がガクンとなってしまい、異変がある場合の赤ちゃんの変化です。下に行くほど深刻な状況になります。
・ずっと泣き続ける。
・ミルクを何度も吐き戻す。
・ぐったりしている。
・顔色が悪い。
・痙れんをおこす。
・気を失う。

そのほか、明らかにいつもと違うことがあれば、すぐに病院を受診しましょう。

基本的に異常があるときは、すぐに症状が出ることが多く、「明らかにこれはおかしい」と思うそうです。赤ちゃんが普通に過ごしているようでしたら、問題ない可能性が高いので、ひとまず落ち着いてくださいね。

新生児は注意!揺さぶられっこ症候群

揺さぶられっこ症候群ってなに?

「揺さぶられっこ症候群」とは、赤ちゃんの体への強い衝撃や長時間の振動で頭蓋内出血が起こり、言語・学習・視力障害、歩行困難、精神遅滞、また死に至る危険性のあるものです。

子どもをあやすのに、たかいたかいをしたり揺らしたりするのを見て「揺さぶられっこ症候群」が頭をよぎった経験のある人もいるかもしれません。

以下は、揺さぶられっこ症候群の赤ちゃんの変化です。
・長時間激しく泣く。
・泣いていたのに急に泣き止む。
・ミルクを飲まない。
・何度も吐く。
・顔色が悪い。
・笑顔が消える。
・目の焦点が合わない。
・長時間寝続け、起こしてもすぐ寝る。
・呼んでも反応しない。
・痙れんをおこす。

このようなときは、救急車を呼ぶか脳外科を受診しましょう。

揺さぶられっこ症候群の原因は?

脳の成長が未熟な赤ちゃんは、頭蓋骨と脳の間に隙間があります。ですので頭に強い衝撃を与えたり強く揺さぶったりすると、脳が頭蓋骨の中で動いてしまうのです。赤ちゃんは脳の表面の血管もまだ弱く、脳が動くことによって血管が切れてしまいます。

頭蓋骨と脳の隙間は1歳半位でなくなるといわれていますが、2歳くらいまでは中で動きやすいと考えて接すると安心です。

また特に危険なのは、新生児から6カ月くらいの赤ちゃんです。まだ体に対して頭が重く、頭を支える筋肉が弱い赤ちゃんは、衝撃などで体が揺れたときに、自分で反射的に身構えることができません。動きに対して揺れるがままになってしまうため、揺さぶられっこ症候群になりやすいのです。

普段から気をつけたい予防法は?

まずは、危険な動きの目安を覚えましょう。
・頭を2秒間に5~6回ゆらす
・体を10秒間に5~6回激しくゆする
・体を左右に20分間ゆする
・たかいたかいで空中に投げ上げることを繰り返す
・急激に持ち上げて下ろすことを繰り返す

揺さぶられっこ症候群の原因に多いのは「何で泣きやまないの」「何で寝てくれないの」と赤ちゃんの肩をゆすってしまうことです。もし赤ちゃんのことでイライラしたら、一旦離れて深呼吸をして、ママが落ち着いた状態で、おむつ、ミルク、抱っこ、汗を拭くなど、欲求を満たしてあげましょう。

また、チャイルドシートは月齢に合ったものを正しく装着しましょう。車の長距離移動は、1.5~2時間ごとに休憩し、休憩中はチャイルドシートから降ろしましょう。

新生児の首を守る首枕について知ろう

赤ちゃんの首を支える「マイピーロ ネオ」

赤ちゃんは普段、右か左を向いて寝ていませんか?赤ちゃんは頭の後ろが突起しているため、まっすぐ上を向いて寝ることができません。実はその寝かただと、向きぐせがついて頭の変形や体のゆがみにつながるかもしれません。

昔、農作業をする親があかちゃんを連れて行くのに「イジコ」というカゴに入れていました。イジコの中では、背中を丸めて胎内にいるときのような体勢で寝ることができました。胎児のときと同じように背中を丸めて寝ると、赤ちゃんの気道が確保されて首から胸部の脊柱が丸く維持されるので、ぐっすり眠れるそうです。

新生児の後頭部から首を通って肩まで触ると、固い凝りができている場合があります。赤ちゃんは体が柔らかいので凝るイメージはないですよね。しかし自然でない体勢で眠ることで、凝りが生じてしまうのです。

赤ちゃんの首にマイピーロ ネオを当たるように置くと、首に負担がかからず、簡単に首のケアができます。普段寝るときにも使いますが、スリング、抱っこひも、チャイルドシートでも使うことができる枕なので、赤ちゃんのよい相棒になりますよ。

「マイピーロ ネオ」のよいところは?

マイピーロネオは、胎内にいたときと同じ「まんまるねんね」をサポートします。寝ている赤ちゃんの向きぐせを防止するほか、マイピーロネオを首の後ろに入れることで息をしやすくさせる効果があります。

また、中のビーズが、首の後ろを心地よく刺激をするようになっているので、凝りがほぐれ体が柔らかくなっていきます。

マイピーロネオは、生後0日~10カ月の赤ちゃんに使うため、成長に合わせて調整ができるのもよいところです。

「マイピーロネオ」を使った感想を見ると、やはり向き癖がなくなったといったものがあります。生まれる前に購入している人もいますが、途中から使用した人でも、今まであった向き癖がなくなったり、呼吸がしやすそうだと感じたりしているようです。

家で寝るとき以外にも、スリングやチャイルドシートなどでしっかり使いこなしている人もいます。マイピーロネオを使うと、首が安定するので安心できるそうです。

赤ちゃんが泣きやまないときに首の下に入れてあげると、落ち着くことがあるそうです。きっと寝心地がよいのでしょうね。

まとめ

赤ちゃんの首について気になることをまとめました。

待望の赤ちゃんの首すわりについては、自分でも確認することができますが、3~4カ月健診で医師に診てもらい、現状を聞きましょう。

首のガクンや揺さぶられっこ症候群は、よく分からないときほど、少しのことでも心配になると思いますが、赤ちゃんに変化が無いかを見て、普段と変わらないのであれば、ひとまず安心してくださいね。

生まれて数カ月の間は気を使うことが多いですが、日々の赤ちゃんの成長を楽しみながら乗り切りましょう。
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