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子育ての甘えさせると甘やかしの違い。甘えてこないときの対処法も

子育ての甘えさせると甘やかしの違い。甘えてこないときの対処法も

子どもによって、甘え方も色々ですよね。甘え上手な子もいれば、甘え下手な子もいます。しっかりしている子や手のかからない子は、ママとしては助かりますよね。しかし、どんな子どもでも甘えたい気持ちや構って欲しい気持ちがあることを知っておきましょう。

子どもから甘えてこなくても「大好きだよ」と伝えたり、抱っこやスキンシップを取ったりしていますか?我慢強く自分で何とかしようという気持ちが強い子は、甘え下手な子が多いです。そんなときは、ママの方から寄り添ってみましょう。「一緒にしよう」とか「ママの隣にきて」などと声をかけるだけでもよいのです。

些細なことでも自分に注意を向けてくれたこと、一緒に過ごす日々が子どもの心を満たしてくれます。

子育ての環境を見直すチャンス

子どもから甘えてくることが少ない場合は、子育ての環境を見直してみるのもよいかもしれません。ここでは、子どもが甘えられる環境作りをいくつかご紹介します。

例えば、家庭内でも「ありがとう」と感謝を伝えるようにしましょう。また、子どもの前では批判的なことを言わないことも大切です。子どもによっては批判が自分に向けられていると感じることもあるので、注意したい点ですね。

そして、掃除や料理などは家族で分担しましょう。家事を分担することで、家族は助け合うものということを自然と理解できますよ。甘えやすい環境作りは、ママと子だけのあいだで作ろうとしても難しいものです。夫婦や家庭全体の雰囲気をよくすることで、子どもが素直に甘えやすい環境が作れるでしょう。

甘えサインを見逃さないように!

子どもの甘えのサインが分からないママは多いかもしれませんね。子どもの愛情表現は様々で、面と向かって「好き」と言ったり抱きついてきたりする甘え以外にも、隠れた甘えのサインがあります。ママはわがままに見えることでも、隠れた甘えたいサインかもしれませんよ。

・「なんで?」「これは何?」と質問攻め
・わがままや文句を言う
・絵本の読み聞かせ中に面白いシーンで振り向く
・ママや物を叩いたり、だだをこねたりする
・できていたことを急に「できない」と言う

このような行動は、子どもが親に愛されたいと願っているときに出すサインです。適当に流して対応を後回しにするのではなく、できるだけその場で受け止めましょう。

子どもの自立心を育てるためには

何事にもチャレンジしてみよう

パパやママは「子どもには自分のやりたいことに挑戦できる性格になって欲しい」「自立した大人になって欲しい」と願いますよね。子どもが充実した人生を歩めるように、小さなころから何事にもチャレンジする経験を積み重ねることが大切です。

子どもが何かに挑戦しようと行動しているときは、「それはまだ1人では難しいよ」と思うことでも優しく見守りましょう。失敗を繰り返すことで「どうすればできるんだろう?」「次はこうしてみよう」と子どもが自分で考えて行動に移すようになります。

着替えや朝の準備など、ママが手助けした方が早くこなせるのは分かりますが、何事にもチャレンジする気持ちが成長するように「ママが見てるからやってごらん」「きっとできるよ」と応援してくださいね。

子どものタイミングを見守る

育児や家事で忙しい毎日を送っていると「今着替えて欲しい」「今からお風呂に入って」など、どうしてもママのタイミングで子どもに色々と指示を出している方は多いのではないでしょうか。しかし、ママが「今から着替えて」と言っても、「嫌」「今は遊んでいるから」と反抗することもありますよね。

子どもが反抗したときは、「じゃあ1回遊んだら着替えてね」「◯時になったら準備してね」などと言いましょう。反抗したからといってママが手助けしてしまうと、子どもは自分で行動するのを止めてしまいます。

子どもに声掛けをしてタイミングを待つことで、子どもが自分から考えて行動を取れるようになります。ママはイライラしなくて済むように、時間に余裕を持って行動をしましょう。

子どものやる気を引き出す

子どものやる気を引き出すのは、簡単そうに見えて意外と難しいかもしれませんね。何事にも積極的に行動していくタイプなら安心ですが、子どもによっては自分から進んで行動できない性格の子もいます。

子どものやる気を引き出すにはママが「◯◯しなさい」と指示をするのではなく、「朝の準備は何からしたい?」「この歌が終わるまでに着替えよう」など、子どもが「やりたい」と思えるような声掛けをしましょう。遊びのように楽しみながら着替えやトイレなどの生活習慣ができると、子どももやる気になってくれそうですよね。

生活習慣ができたらご褒美シールを貼る、朝の準備の計画表を子どもと一緒に作るなど、楽しみながら自立心が育つ方法を工夫することが大切ですよ。

まとめ

「甘えさせ」は悪いことではなく、子どもの心を豊かに育てるものだったのですね。パパやママは仕事や育児、家事で忙しく過ごしていますが、子どもが甘えてきたときはしっかりと受け止めましょう。

子どもが甘える時期は長い人生で見ると、ほんの一瞬のことです。わずかな時間を大切にできるように、一日の中で「抱っこタイム」の時間を作ってスキンシップを取るようにすると、子どもの心は満たされますよ。

ママの愛情は、子どもの心の栄養です。明日からは少しでもよいので、子どもの甘えに答えてみてくださいね。
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