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つらい生理でも仕事はなかなか休めない!解決方法や効果のある飲み物

つらい生理でも仕事はなかなか休めない!解決方法や効果のある飲み物

休みが取りづらい環境で働くママにとって、毎月の辛い生理は憂鬱なものですよね。休めないのなら、なんとか自分で楽にできればと思いませんか。今回は、生理による不快な症状を緩和する方法や効果のある飲み物をご紹介しますので参考にしてくださいね。少しでも快適に生理中でも仕事ができるように応援します。

生理中で辛い。仕事はどうしてる?

半数以上が生理の辛さに耐えて働いている

ある調査では、働く女性の9割が生理中に不快な症状を感じ、そのうちの6割は通常どおりに働いているという結果が出ました。細かく表を見ると、「生理休暇を取ったことがない」は80%、「ときどき取る」が15%、そして「頻繁に取る」はたった2%です。

生理休暇があっても、取らないことが暗黙の了解の場合や、取りづらい雰囲気の会社が多いのが現状です。男性の上司からすると、辛そうにしていても男性からは言いづらく、女性のほうから言ってくれればと思うこともあるようです。

しかし、女性からすると、男性の上司に言うのは恥ずかしいという声が多く、女性同士ですら生理休暇をとることについては話をしにくいのではないでしょうか。女性の多くは生理が辛くても休まず働いているようです。

生理休暇を取り入れている企業は25%

厚生労働省の「平成27年度雇用均等基本調査」では、生理休暇を有給としている事業所は2009年の42.8%から2015年には25.5%に下がっています。1991年には55%以上だったので、この約30年で大幅に減っていることが分かります。

休暇を有給にするかしないかは法律的な定めはなく、それぞれの企業が決めることになっています。生理休暇を取り入れても利用する女性が少ないので、廃止にしたという理由も考えられるそうです。

ほかの理由としては、生理用品の品質向上や、鎮痛剤などの薬の普及のためともいわれています。月経量に合ったナプキンやタンポン、低容量ピルなどで、生理をコントロールしながら働く女性が増えたのかもしれません。

生理休暇は使いづらい場合が多い

生理休暇の取得率が1%を切ったと厚生労働省の発表があったほど、生理休暇があっても実際に使うことは難しいようです。仕事が忙しく休める環境ではない、男性上司に言いづらい、生理は病気ではないと思われ理解されない、など様々な理由があります。

生理は毎月来るものなので、毎回は使わないけどどうしても辛いときだけ使うという選択をしているママもいます。悲しいことですが、同性である女性からも生理痛で休むのは甘えと捉えられてしまい、冷たい対応をされてしまうこともあるようです。

生理休暇を使わないママのほとんどは、鎮痛剤などを服用して生理中の辛い症状を乗り越えています。せっかく与えられている権利を使えないのは、辛い現状ですね。

辛い生理を和らげる改善方法は?

まずは婦人科を受診してみよう

生理の症状は人それぞれですが、あまりにも辛いようなら婦人科を受診してみましょう。月経の量が普通ではない、立っていられないほど痛みが強い、などの症状がある場合は、ほかの病気が隠れているかもしれません。

生理痛と自己判断し、毎回鎮痛剤などで症状を抑えるのではなく、一度医師に相談することをおすすめします。病気が見つかった場合の治療はもちろん、ほかの病気がなかった場合でも、腹部の鈍痛、頭痛、吐き気など、それぞれの症状にあった対処法や市販の鎮痛剤の服用以外の方法を提案してくれます。

婦人科を受診するときは、気になる症状をメモしたもの、あれば基礎体温表を持って行きましょう。医師が診察をする際の参考になりおすすめですよ。

ツボ押しや体操で痛みを和らげる

あまり酷くない痛みであれば、自分で和らげることができます。気分転換にもなりおすすめなのが、ツボ押しや体操です。

まずは生理痛に効果的なツボを紹介します。1回1回ゆっくり軽く押すのがポイントですよ。

・三陰交
足の内側のくるぶしから指4本分上

・血海
ひざの内側の皿から親指を除く指4本分上

・気海
おへそから指1〜2本分下

・腎兪
おへその真後から左右へ指2本分

次は会社でもできる体操をご紹介します。

・腰回し
足を肩幅に開いて立ちゆっくり回す

・骨盤揺らし
イスに浅く座り、息を吐きながらお腹をへこませ背中を丸める

家では、ヨガの猫のポーズや赤ちゃんのポーズがおすすめです。副作用の心配がなく気軽にできるのが嬉しいですね。

食生活や生活習慣を見直してみよう

食生活や生活習慣はホルモンバランスに影響を与えます。バランスのよい食事や規則正しい生活を心がけましょう。

朝食は一日の重要なエネルギー源です。寝ている間に下がった体温を上げるためにも、忙しい朝でも朝食は抜かないようにしてくださいね。

食事は、血行をよくする生姜やネギ類、ナッツ類やアボカドなどのビタミンEが豊富な食材を取り入れましょう。また、生理中は痛みを和らげる作用のある、納豆や玄米、まぐろ、レバーなども積極的に摂りたい食材です。

逆に、脂肪分の多い食品や砂糖の摂りすぎは、情緒不安定やホルモンの乱れに繋がる恐れがあるので注意しましょう。十分な睡眠をとる、適度な運動する、体を冷やさない、など生活習慣を見直すことも大切ですよ。

生理を緩和する効果がある飲み物

スリランカのお茶「サマハンティー」

「サマハンティー」はアーユルヴェーダのお茶で、スリランカでは古くから飲まれています。血行をよくし体を温めてくれるので、生理痛の緩和に効果があります。

きび糖をメインにジンジャーやブラックペッパー、クミン、コリアンダーなど、聞き覚えのあるスパイスをはじめとする14種類ものスパイスやハーブがブレンドされています。飲むと少しピリッとしますが、ほんのり甘い味です。

飲み続けるうちに冷え性が改善され生理が楽になったというママも多いので、普段から飲むようにするとよいでしょう。また、体を温め代謝もアップするので、風邪のひき始めやダイエットにも効果があります。

サマハンティーは、ティーバッグでも売られているので、会社でも簡単に飲むことができますよ。
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