バスソルトは赤ちゃんの入浴で使える？敏感な肌を労わる入浴剤選び

2019,10,23 更新

赤ちゃんの入浴でバスソルトを使いたい方へ

赤ちゃんの成長を待ってから使用を検討する

市販のバスソルトを見ても分かるように、バスソルトはどちらかというと大人向けの商品です。乳幼児の使用は避けてくださいと記載がある物や、赤ちゃんから使用できるかどうか明記されていない物も多くあります。

天然成分で作られていれば、すべて肌に優しいかといえばそうでもありません。天然成分の中には、肌に刺激を与える物もあります。また塩の刺激で肌に痛みや赤み、痒みを感じる赤ちゃんもいるのです。

そのため小さなうちはバスミルクなどを使用して、バスソルトの使用は赤ちゃんの成長を待ってから楽しみに取っておくのもよいのではないでしょうか。どうしても使用したい場合は、必ず赤ちゃんから使用できるかどうかをメーカーに確認してからにしましょうね。

赤ちゃんに安心なおすすめバスソルト

ここで、赤ちゃんの入浴に使えるバスソルトをいくつか紹介しましょう。

まず「SALT DE SIESTA赤ちゃんと一緒に」です。このバスソルトの特徴は、なんといっても高い保湿力です。バスソルトには珍しい「お砂糖」が含まれていて、さらにスキムミルクとシアバターの働きによって肌をしっとり滑らかに整えてくれますよ。無香料で沐浴から使用できる優しいバスソルトとなっています。

また、バスソルトといえば「クナイプ」が有名ですよね。防腐剤やパラフィンなどは使用せず、天然岩塩とハーブのエッセンシャルオイルから生まれたバスソルトです。こちらはメーカーによると、生後3カ月から入浴可能ですが個人差があるので満1歳を過ぎてからの使用がすすめられています。

規定量以下で異変があれば使用は中止して

赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。そのためバスソルトに関わらずバスミルクや赤ちゃんにも使える入浴剤でも、肌に異変が起こる可能性もあります。

赤ちゃんの肌は薄く入浴剤の成分も浸透しやすいため、入浴剤はできれば少し控え目ぐらいがよいですよ。初めて入浴剤を使用するときは、お湯に浸かって肌に異変がないか注意して見守りましょう。また入浴中だけでなく、お風呂を上がった後も肌に湿疹などが出ていないかチェックしてください。さらに体調によっては、今までは平気だった入浴剤でも突然アレルギー反応を起こす場合もあります。

万が一肌に異変が出た際は入浴剤の使用は中止して、かかりつけの皮膚科などを受診してくださいね。

まとめ

バスソルトなど入浴剤を入れたお風呂は、体の疲れを癒やし気分をリラックスさせてくれますよね。しかし今回紹介したように、大人の入浴剤やバスソルトには赤ちゃんに相応しくない成分も多く含まれています。そのため赤ちゃんとの入浴は、赤ちゃんに安心して使用ができる入浴剤を選ぶのが大切ですよ。

赤ちゃんの肌に優しい入浴剤は、産後にホルモンバランスが崩れて荒れがちなママの肌も優しく潤してくれるでしょう。ぜひ家族みんなで肌に優しい入浴剤を使用して、楽しいバスタイムが過ごせるとよいですね。