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新生児は汗っかき!汗対策グッズや肌トラブルの正しい対処法とは

新生児は汗っかき!汗対策グッズや肌トラブルの正しい対処法とは

赤ちゃんは体温調節が苦手だといいますが、寝ているときや抱っこ紐を使っているときなどに、赤ちゃんの背中を触ったら汗でびっしょり濡れていたという経験をお持ちのママが多いのではないでしょうか。そこで今回は、新生児が汗をかいたときの対処法や汗対策グッズ、汗による肌トラブルなどについてご紹介します。

新生児は汗はかいても体温調節はできない

汗をかきはじめる時期とかく汗の量

赤ちゃんはいつから汗をかきはじめるのでしょうか。実は、生まれてすぐの赤ちゃんは、汗の分泌機能が未発達なので汗をかきません。

生後1週間くらいで少しずつ発汗がはじまります。そして、生後1カ月の新生児期が終わる頃には、大人と同じように汗が分泌されるようになります。

その後、赤ちゃんはたくさん汗をかきますが、これは体が小さいのに汗腺が大人と同じ数だけあるためです。赤ちゃんが汗っかきだといわれるのは、このような理由があったのですね。

また、赤ちゃんが生まれた季節によっても汗をかく量に差があり、暑い時期に生まれた赤ちゃんは通常より汗をかきやすいようです。大人以上に気を使い、汗のケアをしてあげる必要性がありそうですね。

とくに汗をかきやすいところ

汗腺の分布は均一ではなく、手足に多いといわれています。しかし、赤ちゃんの場合、汗をかきやすい部分が手足というわけではありません。

赤ちゃんが汗をかきやすい部分は、あごから首にかけてのくびれ、首の後ろ、脇の下、手首、太もものつけ根、ひざの裏、などの皮膚が合わさって密着している部分です。しかも、かいた汗がなかなか乾燥しないので炎症やあせもがおきやすい部分でもあります。

ほかには、布団と密着する背中や、汗が入りやすいおへそも汗をかきやすい部分です。こまめに触って汗をかいていないかチェックしてあげるとよいでしょう。

また、頭は大切な脳を熱から守るために汗をかきやすいといわれます。汗をかいていたらガーゼなどで優しく拭いてあげてくださいね。

まだ汗で体温調節はできない

生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節を行う自律神経の働きが未発達なので、汗などで体温の調節をすることが難しいといわれます。外気の温度に体温が影響されやすいので、部屋の温度は夏は24~28℃、冬は21~22℃前後にするように心がけてくださいね。

体温調節ができるようになるのは、赤ちゃんが活発に動けるようになる生後8カ月ごろからだといわれます。そこから少しずつ体温調節機能が発達していきますが、赤ちゃんは大人に比べて体が小さく、自力での調整が難しいので、2歳くらいまでは温度管理に気をつけてあげましょう。

体温調節は、代謝量が増えることや脳の発達によりだんだんとできるようになります。それまではママが赤ちゃんをよく観察し、調整することが大切です。

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新生児が暑がっているときの見分け方と対処法

暑がっているかどうかの見分け方

まだ自力で体温調節ができない赤ちゃんのために、ママが体温調節をしてあげましょう。暑がっているかどうかを見分ける方法をご紹介します。

赤ちゃんの体を触り、体温をチェックする方法が簡単でわかりやすく、おすすめです。背中やお腹、脇の下などを触ってみて、汗をかいていたら暑がっている可能性が高いでしょう。

また、手足が温かかったり、顔が赤くなったりしているときも暑がっている可能性があります。ただし、手足や顔は眠いときにも温かくなるため、様子をみて判断してくださいね。

背中やお腹、脇の下などのチェックと、顔色や手足のチェックを両方行うことで、暑がっているかどうかがわかりやすくなります。気になったときは、赤ちゃんをこまめに触ってみてくださいね。

洋服や布団で調整する

もしも赤ちゃんが暑がっていたら、洋服や布団で調整をしましょう。赤ちゃんの体が汗ばんでいたら、一度肌着なども新しいものに替えてから、薄着にしてあげるとよいでしょう。

また、夜寝ているときは汗をかきやすいので、暑がっていたらパジャマも薄手にしてあげてくださいね。寝具にも気を使ってあげるとよいですよ。

赤ちゃんは体温が高く汗をかきやすいので、暑がると布団をはいでしまいます。その場合は、布団を軽めのダウン素材にしたり、タオルケットやバスタオルなどの薄くて汗を吸いやすいものに変えたりしてあげましょう。

どうしても布団をはいでしまうときは腹巻などを使い、お腹などの大事な部分を冷えから守る方法もおすすめです。

エアコンを利用して快適な温度に

体温調節が苦手な赤ちゃんのために、夏は室温が24~28℃になるように調整をしてあげてくださいね。エアコンの風が直接赤ちゃんの体に当たると冷えすぎてしまうため、赤ちゃんをエアコンの風が当たるところにいさせないようにしましょう。

可能であれば、赤ちゃんがいない部屋でエアコンをつけて、サーキュレーターや扇風機で循環させるとよいですよ。また、夏は1日の大半をエアコンがついた部屋で過ごすことになると思いますが、赤ちゃんの体温調節機能を育てるためにも、汗をかく時間も作るようにしましょう。

無理に暑いところに行く必要はないので、涼しい時間に散歩をしたり、入浴したりするだけでも大丈夫です。赤ちゃんの様子をみながら適度に刺激を与えてあげてくださいね。

新生児が汗をかいたときの対処法

濡れたままにしないで着替えさせる

赤ちゃんが汗をかき、肌着や服が濡れてしまうことも多いと思います。濡れてしまったままにしておくと体を冷やしたり、あせもや肌荒れの原因にもなりますので、こまめに着替えさせるようにしましょう。

また、赤ちゃんが寝ているときに汗をかき、パジャマが汗で濡れていたら着替えさせましょう。なるべく起こさないように、新しい服を広げて準備しておき、素早く着替えさせてあげるとよいですよ。

服以外にも枕やシーツが湿っていることもあります。新しいものに変えるのが一番よいですが、夜中であったりするとママも大変なので、乾いたタオルやガーゼを枕やシーツの上に敷いて応急処置をする方法もおすすめです。

汗で湿った枕カバーなどは翌朝に洗濯してあげてくださいね。

汗をこまめに拭いてあげる

赤ちゃんの汗を放っておくと冷えや肌荒れの原因になってしまうので、赤ちゃんが汗をかいていたらこまめに拭いてあげましょう。また、赤ちゃんの肌は繊細で傷つきやすいので、拭き方にも注意が必要です。

大人用のタオルなどでゴシゴシ拭いてしまうと肌を痛めてしまうので、ガーゼを濡らして赤ちゃんの肌に優しく押し当てるようにして拭いてあげてくださいね。もしも大量に汗をかいているようであれば、一度シャワーで流してからバスタオルで包むように拭いてあげる方法もよいですよ。

汗を拭いたあとは肌が乾燥しやすいので、保湿ケアも忘れないようにしましょう。保湿ケア用品をポンプタイプなどに変えると、ケアが少し楽になりますのでおすすめです。

毎日お風呂で汗をきれいに洗う

赤ちゃんは大量に汗をかきますので、毎日のお風呂で肌を清潔に保ってあげましょう。基本は1日に1回の入浴でよいですが、夏場などは1日に2回程度入れてあげると清潔に保ちやすいですよ。

新生児期の赤ちゃんは首もすわっておらず不安定なので、沐浴のスタイルが安心です。この時期はおしっこやうんちの回数も多いので、体全体をきれいにしてあげましょう。

赤ちゃんが大きくなって首もしっかりしてくると、シャワーを使いやすくなります。日中に汗をかいたらシャワーでサッと流してあげてから着替えをするとよいですよ。

1日に数回、沐浴やシャワーで体を洗うときは毎回石けんを使う必要はありません。入浴が終わったあとは、毎回保湿をして乾燥から守ってあげてくださいね。
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