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3人家族の生活費はどのくらい?子育て世帯の節約のコツについて

3人家族の生活費はどのくらい?子育て世帯の節約のコツについて

無駄遣いをしているつもりはなくても日々の暮らしには、なにかとお金がかかりますね。特に子育て世帯では、子供の成長とともに必要経費も変わります。一般的な子育て中の3人家族においては、どのくらいの生活費が必要なのでしょうか?この記事では、3人家族の生活費の平均や節約のコツなどをまとめてみました。

子どもがいる3人家族の平均的な生活費

食費は赤ちゃんと幼児でも違ってくる

総務省が2018年に行った家計調査によると、3人家族の平均的な消費支出は毎月約300,000円で、そのうち食費は毎月約70,000円です。パパとママ、子どもの年齢や、一人ひとりの食べる量によって違いがあるでしょう。

また、赤ちゃんと幼児でも違ってきます。赤ちゃんの場合、完全母乳で育てていれば食費はかかりませんが、完全にミルクだとミルク代が1カ月に10,000円くらいかかるようです。おやつや離乳食を食べ始めると、さらに食費がかかります。

離乳食を卒業する頃には、食べる量も増え、成長とともに食べられる食材も増えます。子どもを連れて外食に行く機会もあるかと思いますので、いっきに食費が増える家庭が多いでしょう。

3人家族の平均的な光熱費とは

総務省が2018年に行った家計調査によると、3人家族の平均的な光熱費は毎月約17,000円です。水道料金も合わせると毎月約22,000円となっています。

内訳を見ると、電気代約11,000円、ガス代約5,000円です。この金額は3人家族の全国平均ですので、子どもがいる家庭ではもう少し多くなるかもしれませんね。たとえば、赤ちゃんの体調に配慮して部屋の温度を一定に保つためにエアコンをつけることが多かったり、家にいる時間が長かったりすると光熱費が増えます。

自宅の光熱費と比べてみていかがでしたか?平均より多くても、部屋の広さや住んでいる地域によっても差があります。あまりにも差が大きい場合は、なにか節約できることはないか見直してみるとよいでしょう。

ほかにも毎月かかる固定費はたくさんある

先ほどご紹介した食費や光熱費のような変動費以外にも、毎月かかる固定費は、家賃や住宅ローン、車のローン、保険料、保育園・幼稚園の保育料などたくさんあります。

保険料は3人家族の場合、15,000~30,000円ぐらいが多いようです。保育料に関しては私立か公立か、年収、自治体や園の体制によって違いがあります。2019年4月現在の相場では、公立幼稚園の場合5,000~10,000円、私立幼稚園や保育園の場合、20,000~30,000円のようです。また、子どもの習いごとに10,000円以上かけている家庭もあります。

細かい費用まで考えると、スマホやインターネットの通信料、子どもの習いごとの月謝なども毎月かかる固定費に含まれます。

お金の収支をきちんと管理しておこう

パパとママと幼児3人家族のリアルな生活費

パパとママと幼児3人家族のリアルな生活費の事例を2パターンご紹介します。

【手取り収入250,000円、子ども2歳の家庭】
・家賃…65,000
・水道光熱費…15,000
・食費…40,000
・日用品、通信費…20,000
・保険料、教育費…35,000
・娯楽費、お小遣い…50,000
・貯金…25,000

【手取り収入314,000円、子ども3歳の家庭】
・住宅ローン…60,000
・水道光熱費…12,000
・食費…44,000
・日用品、通信費…12,000
・保育料…8,000
・娯楽費、お小遣い…36,000
・貯金…25,000
・その他…30,000

ご家庭の生活費比と比較してみていかがでしたか?参考になさってくださいね。

赤ちゃんが生まれたらかかる予想外の出費も

赤ちゃんが生まれたら「だいたいこのくらいの費用はかかるだろうな」とシミュレーションするママが多いと思いますが、予想外の出費で家計の管理が狂うこともあります。赤ちゃんとの生活を具体的に想像して、予想外の出費で困らないようにしましょう。

ネット上のアンケートで多く見られた予想外の出費をいくつかご紹介します。

・チャイルドシート
・ベビーカー
・おむつ代
・ミルク代
・ベビー服

チャイルドシートとベビーカーは、もともと買う予定ではあったけれど、そんなに高いとは思わなかったという意見が多いようです。おむつやミルク、ベビー服は毎月コンスタントに出費がかさみますね。

友人ママに聞くと、子どもが病気で入院したときの費用やお宮参りの準備という意見もありました。

子育てで忙しいママでも家計簿をつけるコツ

お金の収支をきちんと管理するために、家計簿をつけたいというママは多いのではないでしょうか。ただ、子育てや家事などで忙しいと、いちいちつけるのも面倒ですし、続かないといった意見もあるようです。

そこで、忙しいママでも続けられるような家計簿をつけるコツを二つご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

・目標金額や目的を決める
「毎月5,000円は貯金しよう」「100,000円貯まったら家族で旅行しよう」というような目標があると、モチベーションが上がって家計簿をつけるのが楽しくなるでしょう。

・自分のペースに合わせる
3日に1回、1週間分をまとめなど、嫌にならない程度の頻度でつける習慣を身につけましょう。

無理せず楽しくチャレンジしてみてください。

節約するならココ!3人家族の節約ポイント

生活費の中で最も抑えやすいのは食費

これからかかる子どもの養育費のことを考えると、少しでも生活費を節約したいと思いますよね。生活費の中で最も抑えやすいのは食費です。節約するなら、まずは食費を見直してみるとよいでしょう。

ここで、食費を抑えるためのアイデアをいくつかご紹介します。

・毎月の予算を決める
毎月の予算を決めておくことで金額を意識しながら買い物できますし、無駄なものを買うことが少なくなるでしょう。

・1週間分をまとめ買い
買い物へ行くとついつい余計なものまで買ってしまいがちです。買い物の回数を減らすことで無駄な出費を少なくできるでしょう。

・買い物リストを作る
あらかじめ決めていたもの以外は買わないようにするとよいでしょう。

固定費も見直して節約術を身につける

毎月の固定費はある程度かかっても仕方がないと諦めていませんか。必要な出費ではありますが、抑える方法はあります。見直してみる価値はありますよ。

たとえば、使っていない家電のコンセントをこまめに抜く、家族みんなが続けてお風呂に入る、水を溜めてから食器を洗うなどの工夫をしてみましょう。水道光熱費を節約することができますよね。

ほかには、インターネットやスマホのプランを見直してみるのもおすすめです。必要のないオプションに加入していることも多いので確認してみましょう。

大きく節約するなら、家賃の安いところに引っ越すことも検討してみてはいかがでしょうか。引っ越しに費用はかかりますが、何年か住む予定ならトータル的に費用を抑えられるかもしれませんね。

無理なく節約して子どものための教育資金に

子どもの教育資金のために節約することは大切です。ただ、節約を意識しすぎてなんでも切り詰めるのではなく、自分自身や家族に負担をかけないよう無理なく節約しましょう。

もしお金がかかるとしても、必要だと思うことにはお金を使ってもよいのではないでしょうか。たとえば、子どもが生まれるまでは夫婦でよく外食を楽しんでおり、子どもとも一緒にと思っているなら、たまにはみんなで食事に出かけるのもよいと思いますよ。料理が負担に感じるときは、冷凍食品や料理キットなどを利用するのもよいでしょう。

自分や家族にとって必要なこととそうでないことを見極めて節約し教育費にあてられるとよいですね。ママにとって難しい節約方法だと長続きしませんので、続けられそうなことを始めてみましょう。
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