ハンドメイドでアクセサリーを作ろう!レジンの材料や素敵なレシピ
使いやすいレジン液とは?
UVレジンは紫外線を当てなければ硬化が始まらないため、ゆっくり時間をかけて作ることができます。UVライトを使えば素早く固めることもできるため、複数の色を重ねるグラデーションを作るのにも最適です。
ただし、UVレジンは商品ごとに品質のばらつきが大きく、固めたあとに黄変してしまうものや固まるまで時間がかかるものもあります。
UVレジンのなかでは、ルスターグロス「UVクラフトレジン」と、パジコ「太陽の雫」「星の雫」が人気です。使いやすい粘度で透明感があり、ツヤのある作品を作ることができますよ。
100均なら「セリア」が人気
なかでもセリアのUVレジンは、ほかの100均で売られているレジンよりも透明度が高いと評判です。クリアカラー、ミルキーカラー、ラメ入りの3種類があり、それぞれハードタイプとソフトタイプがあります。
また、セリアにはレジン用の型や枠などのレジングッズが豊富にそろっています。アクセサリー用のチェーンやビーズの種類も多いため、セリアだけでレジンアクセサリー作りに必要な物をそろえることができますよ。
100均なので量は少ないですが、「ちょっと試したい」というママにおすすめです。
メーカーでは「清原」を推す声が多い
ほかのメーカーのレジン液に比べて硬化時間が短い、硬化後に表面がべたつかない、使用中の臭いが気にならないなど全体的な評価が高いため、本格的にレジンを始めたいママにおすすめです。
気泡が入りにくく、薄い作品でも反りが出にくいというのも魅力ですね。
ただし、清原のレジン液は少し黄色がかって見えるという特徴があります。着色して使うのであれば気にならないようですが、着色せずに使う場合は「パジコ」などほかのメーカーがよいかもしれません。
レジンのアクセサリー作りに必要なものは?
好みに合ったレジンの土台や飾り用のパーツ
さまざまなデザインの型や枠が販売されていますので、自分好みの商品を探してみましょう。100均で販売されている「おゆまる」を使って型を自作することもできますよ。
また、レジンのなかにネイルアート用のイラストシート、チャーム、シールなど閉じ込めると、さらにおしゃれな仕上がりになります。
ダイソーなどではレジン液とシリコン型、アクセサリーパーツがセットになったキットも販売されています。子どもと一緒にレジンアクセサリーを作るときは、キットを使ってもよいですね。
そろえると便利な作業アイテム
【硬化前】
・はさみ
・綿棒
・爪楊枝
・ピンセット
・シリコンカップ
・シリコンマット
シリコンカップはレジン液の着色やラメの混合に使用しますので、カラーレジンやラメ入りレジンを使うときは必要ありません。爪楊枝は隙間にレジン液を埋め込んだり、気泡をつぶすときに使えますよ。
【硬化後】
・ヤットコ(平・丸)
・ニッパー
・ピンバイス
・精密ヤスリ
・接着剤
ヤットコとニッパーは丸カンやチェーンなどのパーツを変形させたり切ったりするときに使います。ピンバイスを使えば硬化後のレジンに穴を開けることができますよ。
UVライトがあると作業効率が上がる
そこで便利なのがUVライトです。太陽光のように天候に左右されることなく、いつでもレジンを固めることができるほか、太陽光よりも短い時間で作品を作ることができます。
現在、レジンクラフトに使えるUVライトはさまざまな商品が販売されており、サイズや価格もさまざまです。小さなライトではランプが当たる範囲が限られてしまうため、大きめのUVライトがおすすめです。
また、UVライトは消耗品ですので、「蛍光灯が切れたときに買い替えることができるか」にも注意してください。ワット数が大きいほど硬化時間が短くなるので、36Wのモデルを選びましょう。
レジンのおしゃれなハンドメイドレシピ
親子でおそろいにしたい「ヘアゴム」
【材料】
・レジン液
・好みの型、またはミール皿
・レジンに入れる素材
・ヘアゴム
・ヘアゴム用留め具パーツ
・接着剤
【作り方】
1.型、またはミール皿にレジン液を流し、素材を配置する
2.UVライトか太陽光で硬化させる
3.モチーフの裏側に接着剤で留め具パーツを貼り付け、ヘアゴムをとおして完成
ゴムの結び目が気になる場合は「ヒキモノ」というパーツを使って結び目を隠してください。また、脚がついている方に縁がある「くるみボタンパーツ」をミール皿の代わりにすることもできます。