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新生児にキスするのは危険!感染してしまうものと予防法をご紹介

新生児にキスするのは危険!感染してしまうものと予防法をご紹介

新生児の感染を防ぐにはどうしたら良い?

新生児にキスしないように周知する

赤ちゃんのなかでも抵抗力が弱い新生児はウイルスや菌に感染しやすいため、日常的な感染予防が重要です。

赤ちゃんにとって危険なウイルスや菌はさまざまですが、ヘルペスウイルスやミュータンス菌、ピロリ菌は、キスをしなければ感染の確率を下げることができます。

赤ちゃんが産まれたことを祝福し、赤ちゃんに愛情を注いでくれる人がいることはとても喜ばしいことですが、赤ちゃんにキスすることでうつる病気があること、ときには命に関わるということを周囲の人に知ってもらいましょう。

とくに、おじいちゃんやおばあちゃんは「身内」であることから、友人などに比べてキスをしやすい傾向があります。事前に「キスをしてはいけない」としっかり伝えておきましょう。

部屋の掃除や換気をこまめにする

虫歯菌、ピロリ菌、ヘルペスウイルスに限らず、インフルエンザウイルスやアデノウイルスなどの唾液によって感染する病気は、定期的に部屋に風を通すなど、換気を行うことで予防することができます。

また、細菌は高温多湿の環境で繁殖しやすいため、風を通して湿気がこもるのを防げば菌の繁殖と感染を防ぐことができますね。

物が多く整理整頓がされていないと風の通り道がふさがって換気の効果が下がってしまいます。赤ちゃんがいる部屋だけでもよいので、できるだけ荷物を減らし、整理整頓を心がけるとよいでしょう。

窓を開けて換気を行うことが難しい場合は空気清浄機などを利用してもよいですね。空気清浄機を使う場合はこまめにフィルターの手入れを行ってください。

新生児の間は外出は控える

赤ちゃんを連れて外出すると話しかけてくる人も多く、赤ちゃんを触りたい、抱っこしたいという人もいます。ママやパパに許可を求める人であれば断ることもできますが、なんの断りもなく赤ちゃんに触る人もいるので注意が必要です。

とくに、小さな子どもは赤ちゃんのほっぺにキスしたがることがあります。微笑ましい光景ですが、菌やウイルスに感染する危険性があるので避けなくてはなりません。

外には体調がよくない人や病気にかかっている人もたくさんいます。直接触れることがなくても咳やくしゃみで病気がうつることもありますので、抵抗力が弱い新生児の間は外出を控えたほうがよいでしょう。

また、新生児の期間を過ぎても外出の際は人混みを避けてくださいね。

まとめ

虫歯菌やピロリ菌は感染してすぐに問題が起こることはほとんどありませんが、将来的な病気の原因になるので感染を予防したい細菌です。

また、ヘルペスウイルスは新生児に感染すると重症化して命に関わることがあるほか、治療しても後遺症が残ることもあります。感染力も強いので特に注意しなくてはいけません。

キスをしない、食器を共用しないなど、日常生活を見直すことで感染を予防できますので、パパやママだけではなく、周囲の人たちと協力して赤ちゃんを病気から守ってくださいね。
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