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4歳でもできる花粉症対策とは!簡単な方法と免疫力アップメニュー

4歳でもできる花粉症対策とは!簡単な方法と免疫力アップメニュー

目のかゆみや鼻水などが主な症状の花粉症は、年々発症率が高くなってきています。大人でも辛くて我慢するのが大変な花粉症を子どもに発症させないためには、早めの花粉症対策が重要です。この記事では、4歳の子でも手軽にできる花粉侵入予防策や免疫を高める方法をご紹介しますので、花粉症対策にお役立てくださいね。

子どもでも花粉症対策をした方がよいの?

花粉症にかかる子どもが増えている

花粉症有病率は0~14歳で40.3%というデータもあるほど、近年では花粉症の発症が低年齢化してきており、子どもの発症率はこの20年間で約10倍以上に増えているともいわれています。 さらに、この増加傾向は今後も続くと予想されます。

原因は、戦後に大量に植えられたスギの飛散花粉量が激増していること、アスファルトの多い都会では花粉が舞いやすい環境であること、日本人の食生活が欧米型へ変化したことで体質が変化していることなどが考えられます。

また、両親が花粉症の場合、理論的には子どもも高い確率で花粉症になるとされています。このように、幼い頃から大量の花粉に囲まれる環境に身を置くと、早いうちから花粉症の症状が出やすくなります。

つらい症状は子どもの元気を奪ってしまう

鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなど花粉症のつらい症状のため夜間に熟睡できない状態が続くと睡眠不足になります。子どもは十分な睡眠がとれないと、集中力や活動意欲が落ちて、毎日の生活に影響を与える心配もでてきます。

さらに、昼間にも花粉症の症状が出ることで、子どもの元気をますます奪ってしまうことになるでしょう。

花粉症は処方される薬によって、眠くなったり集中力が低下したりする場合もありますが、花粉症の症状自体が原因であることも多いです。

鼻や目などのつらい症状が日中の活動を低下させることは、子どもの日常生活に大きな支障となります。花粉症のために元気に活動ができないのは、子どもにとっても辛く嫌なことですよね。

花粉症にかかっていなくても対策しておこう

前述のとおり、飛散する花粉の量が増えていることや食生活の変化によって、花粉症は誰でも発症する可能性があるのです。残念ながら「今現在、花粉症にかかっていないから、これから先も大丈夫」というわけではないのです。

花粉症は花粉を吸い続けているとやがて発症する可能性があるので、まずは花粉を体内に取り込まないことがもっとも有効な予防法であるといえます。

まだ花粉症にかかっていないからこそ、早い時期の対策が肝心なのです。

もし、子どもに「花粉症かな?」と思う症状が出たら、まずは医療機関でアレルギー検査を受けましょう。花粉症以外の病気である可能性もありますし、花粉以外のアレルゲン物質が見つかる場合もあるからです。

4歳の子どもでもできる花粉症対策とは

花粉症対策用のメガネで目をガード

花粉症対策として、子ども用の花粉症対策用メガネをかける方法があります。

花粉症対策用のメガネは、一見、普通のメガネですが、花粉の侵入をカットするカバーが顔とメガネの間についていることで、目に直接、花粉が入ることを防ぐことができます。レンズには度数が入っていないもの、または度数を入れられるものがあるので、子どもの視力に合わせて選べます。

ほかにも、UVカット機能やブルーライトカット機能を兼ね備えているものもあります。

メガネをかけ慣れていない子どもの場合、メガネを嫌がってすぐに外してしまうことがあるので、子どもの好きな色やデザインを選ぶと好んでかけるようになるでしょう。

さらに、万が一落としてしまった場合に割れにくいものを選びたいですね。

マスクで花粉の侵入をブロック

花粉症対策として欠かせないのがマスクです。サイズが大きすぎるとすぐにずり落ちてしまって効果が発揮されません。逆に小さすぎるときつくて子どもがマスクを嫌がります。花粉の侵入をしっかりブロックするためにも、子どもの顔のサイズに合ったマスクを選びましょう。

また、つけ心地も大事なポイントです。これは子どもによって好みが違うかもしれませんが、マスクは常に顔に触れるものなので、長時間つけてもストレスにならない素材、息苦しくない形状のものがよいでしょう。

子どもが自分からマスクを喜んでつけられるように、かわいらしい柄や色、中には香り付きなどさまざまな工夫が施してあるものもありますので、子どもの好みに合わせて選びたいですね。

ヨーグルトやチョコレートで免疫力アップ

免疫力を高めるには日々の食事が大切ですが、その免疫機能を司る「腸」を整えるためにおすすめなのが発酵食品です。発酵食品には、納豆や味噌、しょうゆなどいろいろありますが、子どもが喜ぶ「ヨーグルト」もその一つ。

ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は腸を整える働きがありますが、胃酸に弱いので、朝食をしっかりとって胃酸が薄くなる食後にデザートとして食べるのがよいでしょう。

また、「チョコレート」もカカオを発酵させた立派な発酵食品です。ヨーグルトやチョコレートなら4歳の子どもも喜んで食べますよね。

これらの食品を食べたからといってすぐに花粉症が改善するというわけではありませんが、日々の食生活に取り入れながら免疫力アップを目指しましょう。

子どもを花粉から守ろう!ママができる対策

乳酸菌や食物繊維の多いご飯を作る

先ほども述べましたが、食品によってすぐに花粉症がよくなるということはありませんが、体質を改善して花粉症の症状を和らげることはできます。そこで、子どもに乳酸菌や食物繊維を多く含む食材を使ってご飯を作りましょう。

善玉菌を増やして腸内環境を整えるためには食物繊維が必要です。にんじんやごぼうなどの「根菜」には食物繊維が豊富に含まれているので、日常的に食事に取り入れたいですね。

食物繊維がたっぷりなわかめと発酵食品である味噌を使った「わかめのお味噌汁」や、食物繊維が豊富なきな粉を使って、乳酸菌を含むヨーグルトと混ぜてハチミツを加え牛乳で割った「ヨーグルトドリンク」は花粉症対策におすすめのメニューです。
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