宝探しゲームで水遊びを楽しもう!水に慣れるためのアイデアと注意点
夏の暑い日は、水遊びを楽しむ機会が多くなりますよね。自宅で家庭用プールを楽しんだりレジャー施設などの広いプールで遊んだりして過ごすこともあるでしょう。まだ水に慣れない子どもの場合、どのような水遊びをすればよいのでしょうか。今回は定番の宝探しゲームや、水に慣れるためのアイデアと注意点をご紹介します。
身近なアイテムを使って水に親しもう
子どもが水遊びをすることのメリット
子どもが水遊びをすることには、様々なメリットがあります。
水に触れることで子どもの五感が刺激されます。冷たくて、手ですくうと流れ落ちたり掴めなかったりする水は、子どもにとって不思議な存在です。パシャパシャと水面を叩く音を聞いたり光が反射してきらきらする水面を見たりして、遊びながら水に慣れることができますよ。
水に慣れたら、浮き輪などの道具を使って浅めの子ども用プールなどで遊んでみましょう。水に浮く感覚を楽しみながら、バランスを取ろうとしたり水中を歩こうとしたりします。普段よりも筋肉を使って全身を動かすので、体の発育が促されるのです。
ペットボトルなどでシャワーを作ろう
例えば、シャワーのようなおもちゃをペットボトルで簡単に作ることができます。まず、ペットボトルを上下半分にカットします。カットした下のパーツの底面にキリなどでいくつか穴をあけましょう。中に水を入れて持ち上げると、穴から水がシャワーのように出てきます。
紐で持ち手をつけたりペットボトルをデコレーションしたりすると、見た目も楽しめますね。ケガをしないように切り口をビニールテープなどでカバーすることもお忘れなく。カップ麺の容器など、色々な形や大きさの容器で楽しんでくださいね。
発泡トレーや空き容器でお船を作ってみよう
スーパーで購入した食材を使い切ると、発泡トレーや空き容器などの廃材が出ますよね。これらは、軽くて水に浮く性質があります。色々な大きさや形を組み合わせて、オリジナルのお船を作ることができますよ。
まず、お船の本体になる大きめの平らな発泡トレーを用意しましょう。次にそのトレーより小さめの豆腐の空き容器などを逆さにしてテープで止め、船長室を作りましょう。その上にひとくちサイズのゼリーなどの空き容器を逆さにしてテープで固定します。
子どもが好きなシールやマスキングテープなどで模様をつけたり旗を立てたりすると、オリジナル感が出て楽しめますよ。
宝探しや水中トンネルで潜ることにトライ
定番の宝探しゲームの遊び方
子どもが遊ぶプールに、宝となるスーパーボールや碁石などの目立つアイテムを沈めます。初めは、子どもが見つけやすく、つかみやすい大きさのスーパーボールなどがよいでしょう。拾うスーパーボールの数を決めたり同じ色のスーパーボールを集めたりして、子どものペースに合わせて遊びましょう。
まだ、潜ることができない子どもは水面に顔をつけて水中をのぞくことから始めるとよいですよ。スプーンですくったり足で拾ったりしながら宝探しゲームを楽しみましょう。
使うアイテムや色を増やして難易度アップ
例えば、スーパーボールの色や大きさを増やしてみましょう。特定の色や大きさのスーパーボールを探したり時間を決めていくつ拾えるかをお友だちと競争したりして楽しむと、時間があっという間に過ぎますよ。
いくつかのスーパーボールの中に柄が違うものキラキラ光るものを一つだけ混ぜて、それを早く見つけるゲームなどでも子どもは一生懸命潜って探します。宝探しゲームを何度も繰り返しているうちに、少しずつ水に潜ることができるようになったりさらに長い時間潜ることができるようになったりするでしょう。
水中トンネルや水中じゃんけんにチャレンジ
水中トンネルは、フラフープのような道具があると便利です。フラフープで水中トンネルを作り、子どもが潜ってフラフープの輪の中を通ります。フラフープを構える深さや傾きを工夫すると難易度が変わり楽しめますよ。潜ることが得意な子どもは、水中でパパやママが足を大きく開いた間を通ってもよいですね。
水中じゃんけんは「水中じゃんけん、じゃんけん」と声を掛け合い、「ぽい」のタイミングで水中に潜ってじゃんけんをして勝ち負けを決めます。シンプルな遊びですが、潜る練習にはぴったりですよ。同じように、水中にらめっこなども人気があります。
水遊びをするときの注意点をチェック
水深が浅くても目を離さないで
子どもがまだ小さくて水に慣れ始めたばかりの時期は、家庭用プールに少しだけ水を溜めたり公共のプールでも水深が浅いプールで遊ぶことが多いでしょう。まだ水の危険性を理解できないので、水遊びに夢中になっている子どもから目を離さないようにしましょう。
浅瀬プールやプールサイドなどは、水でぬれているので滑ったり転んだりして頭を打つと危険です。また、子どもが大勢いると、押し合いになってケガをしてしまうことも考えられます。自分の子どもだけではなく周りの子どもにも注意を払うようにしましょう。