赤ちゃんの性別が知りたい!エコー写真の見方やジンクスについて
妊娠中、エコー写真で赤ちゃんが産まれる前に性別を知るママは多いですね。エコー写真以外にも赤ちゃんの性別を知る方法として、妊娠中のママの変化などで判断するジンクスも色々あるようです。今回はママの妊娠と赤ちゃんの性別の関係について、様々な角度からご紹介します。
エコー写真で赤ちゃんの性別を判断しよう
性別が分かるのは妊娠16週ごろから
エコー写真で区別がつくようになるのは、早くて妊娠16週目ごろからです。つわりが治まって安定期に入ったあたりですね。ただ、男女を区別する性器は妊娠16週目より以前にできていますが、胎児のサイズが小さすぎるためエコー画像での確認は難しいようです。
よりはっきりと性別がわかるのは、胎児の重さが600~1,000gになる妊娠24週目以降になります。このころになると男女の特徴を確認しやすいため、判断が正確になります。
エコー写真で見る赤ちゃんの性別による違い
男の子の場合、股の間に突起状の外性器を確認できます。外性器はとても小さく「落花生のようなもの」とも表現されます。ただし向きや体勢が悪くて股の間が見えなければ、判断が難しいこともあるようです。
さらに袋(陰嚢)が成熟すると股の間に二つの楕円形状のものが見えるようになります。角度によっては袋の中の精巣が写ることもあるようです。
女の子の場合、股の間に葉っぱのような形の外性器を確認できます。また「突起が見当たらないから女の子でしょう」と判断されることもあるようです。
赤ちゃんの性別が間違っていることもある
あるママは、1回目の検査で医師から「女の子です」と言われ、2回目の検査で「男の子かも」、3回目では「どちらかわからない…」、結局4回目で「男の子です。シンボルが見えました」と、妊娠9カ月目を過ぎてようやくはっきりしたそうです。また「女の子と言われていたのに、産んだら男の子でびっくりした」というママもいました。
こうした間違いは「男性器がへその緒や股の間に隠れていて、女の子と言われていたが男の子だった」「へその緒が男性器と間違われて男の子と言われていたが女の子だった」などのケースが多いようです。
性別が決まるタイミングと知るメリット
赤ちゃんの性別が決まるのは受精した瞬間
性染色体とは染色体の一種で、染色体とは遺伝に重要な意味を持つ生体の物質です。複数ある中でとくに性決定に関わるものを性染色体と呼びます。
性染色体にはXとYがあり、ママが持つ卵子はX、パパが持つ精子はXかYのどちらかになります。赤ちゃんの性別は卵子と受精した精子がどちらの染色体であるかによって変わってくるのです。
例えば受精した精子の染色体がXなら赤ちゃんはXXで性別は女の子になります。精子がYなら赤ちゃんの染色体はXYで、性別は男の子になります。
赤ちゃんの性別は産み分けできる?
産み分けのポイントがこちらです。
・性染色体の性質を理解する
染色体Yは酸性に弱く寿命が1日、Xは酸性に強く寿命が2~3日という性質を持っている。
・膣内の性質を理解する
膣内は基本的に酸性度が高いが、排卵日には酸性度が弱くなる。
・排卵日を推定する
これらを総合して男の子が欲しい場合、排卵日に性交をします。さらに卵子との距離を短くするため、射精時は深い挿入がベストです。
女の子が欲しい場合、排卵日2日前に性交します。するとY染色体をもつ精子は受精する前に力尽き、X染色体の精子が生き残りやすくなります。
妊娠中に赤ちゃんの性別を知るメリット
例えば、赤ちゃん用品の準備がスムーズに、そしてより楽しくなります。赤ちゃんの洋服や寝具、おくるみなどを性別にあわせて購入したり「女の子だからパステルカラーにしようか」「男の子だから戦隊ヒーローにあわせて赤もよいね」と想像が膨らんだりしますね。
生まれる前から性別がわかっていれば、名前も早くから考えることができます。本やインターネットを見ながら、子どもの名前をパパとママでじっくり考える、そんな時間も素敵です。
一方、生まれる前に性別を知りたくないパパやママもいると思います。そんなときは妊娠16週目までに医師に伝えておきましょう。