テープタイプの紙おむつはいつまで?タイプ別の上手な使い分け方
紙おむつにはテープタイプとパンツタイプがありますが、切り替えるタイミングを迷ってしまうママも多いでしょう。今回は、テープタイプとパンツタイプのそれぞれのメリットや、切り替えるタイミング、併用の方法をご紹介します。紙おむつの使い分けや、切り替え時期に興味のあるママは参考にしてくださいね。
テープタイプとパンツタイプの特徴
テープタイプのよい点
パンツタイプと違って足を通したり腰を持ち上げたりする必要もないので、寝ていることが多い時期に活躍します。首が完全にすわっておらず、体もまだしっかりしていない生後4カ月くらいまではテープタイプを使うとよいでしょう。
ウエスト部分の調節がしやすいのもよい点の一つです。赤ちゃんの胴回りには個人差がありますが、おむつ替えのときにテープの位置を変えることができるので、丁度よいサイズに調節することができます。
パンツタイプに比べて、1枚あたりの単価が安いのも嬉しいメリットです。おむつは使用期間が長く、とくに頻繁におむつ替えが必要な時期は、1日のおむつの消費が十数枚になることもあります。
おむつ以外にも必要なものがたくさん出てくることを考えると、出費は少しでも抑えたいですね。メーカーごとの価格も比較して選ぶとよいでしょう。
パンツタイプのよい点
元気に動き回る赤ちゃんはじっと寝て待っているのは大変ですよね。パンツタイプは、うつ伏せや四つん這いの状態でも履けるので、動きが活発な赤ちゃんに適しています。
また、ずれにくいのも大きなメリットです。太もも周りやウエスト部分に切れ目がないので、動いているうちにおむつがずれて、漏れてしまうのを防いでくれます。ただし、サイズが合っていないと隙間が空いてしまうことがあるので注意が必要です。
「パンツタイプだとうんちのときの交換が大変なのでは」と不安になるママがいるかもしれません。しかし、パンツタイプの両サイドにはミシン目が入っており、簡単に破ることができます。
うんちのときは、お尻をきれいに拭くために、赤ちゃんが寝た状態でおむつを交換することが多いと思います。両サイドを破いておむつを開いておけば、テープタイプと同じように交換することも可能です。
テープからパンツに切り替えるタイミング
足をバタバタし始めたら
パンツタイプのサイズはSサイズが最小で、目安体重は4kg~となっており、あまり早すぎるとサイズが合わずに漏れてしまう可能性があります。いきなり全部パンツタイプに変えるのではなく、普段はテープタイプを使って、交換しづらいときにだけパンツタイプにするなど、徐々に切り替えるのもよいでしょう。
首すわりが完了していないうちは、おむつをウエストまで引き上げるときに注意が必要です。首に負担が掛からないように注意しながら、ゆっくり腰を上げるようにしましょう。
寝返りでじっとしなくなったら
おむつのテープを止めようとしても、じっとしてくれないので正しい位置で止めることが難しくなります。また、うつ伏せで遊ぶ時間も増えていくため、太ももの隙間から漏れてしまうことも多くなることもあります。
ママが負担に感じるようなら、このタイミングでパンツタイプに切り替えてもよいでしょう。パンツタイプならば、うつ伏せのままでも楽におむつを替えられますし、太もも部分のズレもほとんど無いので安心ですよ。
はいはいで動き回りだしたら
この時期の赤ちゃんは、仰向けに寝ておむつを交換するのも一苦労ですし、寝転んでくれてもじっとしてくれる時間はわずかでしょう。やはり、遊びの途中でも短時間で交換が終わるパンツタイプが便利です。
はいはいは太もも部分をよく動かすので、漏れにくさの面からみてもパンツタイプの方が使いやすいでしょう。また、ずり這いをしてもおむつがずり下がりにくいのも利点です。
はいはいやつかまり立ちの時期は、首や腰がしっかりしてきます。この時期に、パンツタイプに切り替えるママも多いですよ。