テープタイプの紙おむつはいつまで?タイプ別の上手な使い分け方
切り替え後もテープの併用でコスト削減
睡眠時はテープタイプを利用する
日中は元気に動き回っている赤ちゃんも、睡眠時は大人しく寝転んでくれていることが多いはずですね。赤ちゃんが眠っているときは、足を通して腰を上げるパンツタイプよりも、寝たままの状態で交換できるテープタイプの方が適していることもあるでしょう。
活動量の多い日中はパンツタイプ、起こさないように交換したい睡眠時はテープタイプと使い分けるとよいですよ。1日の半分をテープタイプにすることで、その分出費を抑えることができます。
しかし、眠っているときも反り返りや足のバタつきが大きかったり、おむつが濡れて赤ちゃんが泣いたりするときもあるでしょう。そんなときは、素早く交換できるパンツタイプが便利なときもあります。
とくに、夜中のおむつ交換は大変な作業なので、ママの使いやすいタイプを臨機応変に選びましょう。
家にいるときはテープタイプを利用
おむつ交換台がある場合でも、交換はできるだけ手早くすませたいものですね。パンツタイプは、立った状態でも寝ている状態でも、楽に交換することができますし、たくさん動いても太ももやウエスト部分のギャザーがフィットして漏れにくくなっています。ですので、お出かけにはピッタリですよ。
テープタイプは、交換するために仰向けに寝る場所が必要だったり、動きが活発だと漏れやすかったりといったデメリットもあります。しかし、お家にいるときは、おむつ交換の場所に困ることもありませんし、万が一、漏れて汚れてしまってもすぐに洗濯するなど対処がしやすいでしょう。
赤ちゃんを連れてお出かけするのは楽しい反面、思いのほか大変なこともあります。少しでもママの負担を減らし、赤ちゃんが快適に過ごせるように、お出かけ先でのみパンツタイプを利用するようにすれば出費も最小限ですむでしょう。
余ったテープタイプの使い道を紹介
災害時の避難グッズとして
ここ数年、地震や台風などの災害により、避難を余儀なくされるケースが目立ちます。普段から、避難グッズを準備しているママは多いと思いますが、その中の一つにテープタイプのおむつを用意しておくと役立つことがありますよ。
たとえば、パンツの中に敷いてライナーとして使うことができます。赤ちゃんはもちろん、ママが生理のときなども、ナプキンの代用品として使用できます。ライナーとしての利用は、サイズが制限されるパンツタイプよりもテープタイプがよいでしょう。
急な嘔吐の処理に役立つ
保育園や幼稚園などの集団生活の場で感染することもあります。とくに、ノロウィルスやロタウィルスなどは感染しやすく、嘔吐や下痢をともないます。
ある程度の年齢になると、気分が悪くなったり吐きそうになったりしても、トイレなどに行くことができます。しかし、小さな子どもの場合は突然、吐いてしまうこともあるでしょう。
嘔吐物の処理にはテープタイプが役立ちます。ビニール袋などの底面におむつを敷き、嘔吐袋を用意しましょう。嘔吐物で床が汚れた際も、広げて使えるテープタイプだと雑巾として使うことができますよ。
トイレトレーニングに使おう
トイレトレーニングにおまるを使うことを考えているママもいるでしょう。おまるを使う際は、テープタイプのおむつがあると便利ですよ。
テープタイプをおまるの下に敷いておけば、おむつがおしっこを吸収してくれ、周囲に飛び散る心配もありません。その後の処理も、おむつを捨てるだけなので手軽です。
また、トイレに間に合わず、漏らしてしまったときにも役立ちます。吸水性が高いおむつで床を拭くとあっという間に掃除できますよ。
まとめ
寝ているときはテープタイプにして、動きが活発なときはパンツタイプにする、お出かけなど環境が変わるときにだけパンツタイプにしておむつ代の負担を軽くするなど、それぞれのメリットとデメリットをよく考えて紙おむつのタイプを選ぶとよいでしょう。