赤ちゃんが動き始めたら安全対策を!具体的方法と気をつける点とは
扉や引き出しへのいたずら防止にドアロック
近づかないように気をつけていても、少し目を離した隙に開けてしまうかもしれませんよね。また、言葉で注意してもまだ理解できないためしつこく触ろうとするでしょう。扉や引き出しの中のものを散らかされるのはもちろん「止めてー」と思いますが、扉が勢いよく開いた拍子で顔に当たったり、隙間に指を挟んだりすると危険です。
赤ちゃんの行動範囲内にある扉や引き出しには、ドアロックを設置して安全を確保しましょう。開けられないようにしておけば、ママも時々赤ちゃんの様子を確認しながら家事を進めることができますね。
ドア用安全対策グッズは100均にも色々
ドア用安全対策グッズの一つ一つはそれほど値段の高いものではありませんが、すべての箇所に先ほどご紹介したような安全対策をしようと思うと、費用がかさんでしまうのが気になるママもいるのではないでしょうか。
100均でも色々な種類の安全対策グッズが販売されているので、気軽に購入しやすいですよ。強度や耐久性を気にしない箇所には100均のグッズを利用するのもよいでしょう。
赤ちゃんが一日の中で多くの時間を過ごす、リビングや和室など、手の届きそうなところがあれば、すべてに安全対策をしておくと安全性が高まりますね。
赤ちゃんが動き始めたら気をつけるポイント
部屋の中を赤ちゃんと同じ視線で見渡す
キッチンに侵入してガスコンロのつまみを回そうとしたり、段差に引っかかって顔面を床に打ちつけたりするかもしれません。バランスを取るためにつかまった家電やインテリアが倒れるととても危険です。
家電や倒れそうな家具などは、赤ちゃんが遊ぶスペースには置かないようにするとよいでしょう。難しい場合は倒れないように固定をすると安全です。
机の上なら安全、と思ってしまいがちですが、赤ちゃんの手の届くところになるべく物を置かないように、せめて危険なものは目に見えないところにきちんとしまいましょう。
寝返りをする前でも足の力で動くことも
ベビーベッドは柵があるので、柵をこえて落ちてしまうという可能性は低いかもしれません。ただ、寝ているから、少しの間だからと段差のある近くや少しでも高さがあるところに寝かせていると、目を離している間に目を覚まし、移動して頭から落ちてしまうということがあります。
赤ちゃんの頭は柔らかく、打ちどころや高さによっては大けがや脳に後遺症がのこる危険性もあります。
寝返りをする前の赤ちゃんでも自力で移動することができるので、たとえ寝ていても目を離さないようにしましょう。
口に入れてしまう時期は床に物を置かない
電池は喉につまりやすい大きい電池も危険ですが、特に危険なのはボタン電池です。飲み込んでしまうと胃に穴が空いたり、放電したりする危険性があります。
ほかに多いのが、たばこの吸い殻です。誤飲すると嘔吐やけいれんなどのニコチン中毒症状を起こしてしまうことがあります。また、画びょうやホッチキスの針など鋭利なものは口の中を傷つけてしまうため危険です。
赤ちゃんは手にしたものは何でも口に入れてしまいます。床の上や手の届くところに赤ちゃんが口に入れると危険なものは置かないようにしましょう。
まとめ
様々なケースに備えて安全対策のアイテムはたくさんあり、赤ちゃん専門店や通販サイトでもお手頃に購入できます。通販サイトは先輩ママの口コミも見て参考にすることもできますね。
月齢によって注意すべきことも変わるので、赤ちゃんの目線で家の中を見渡し、危険なものがあれば対策をしましょう。目を離さないのが一番ではありますが、ママは家事に育児に大忙しです。赤ちゃんにとって安全な環境作りをしていきましょう。