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幼児の安全のために地震に備えよう!対策や怖がるときの対応について

幼児の安全のために地震に備えよう!対策や怖がるときの対応について

地震大国である日本では、いつどこで大きな地震があるかわかりません。特に幼児がいる家庭では地震に対する備えをしておきたいところです。実際に地震が起きたときにはどのように対策したらよいのか、幼児が怖がるときにはどのように対応したらよいのかを考えてみましょう。

幼児がいる家庭での地震対策のポイント

幼児が逃げられる安全な場所を作る

大きな地震が起きたときに安全な場所は確保できていますか?幼児がいる家庭では物が倒れてきても大丈夫な場所や、何も倒れてくる心配のない安全な場所を確保しておきたいところです。

一般的に地震が起きたときには、机の下などに隠れるように指導されています。これは、棚が倒れたり、照明器具が落ちてきたりする可能性があるので、頭や体を落下物から守るためです。

大きな地震はいつ突然くるか分かりません。いざ地震が起きて机の下に隠れようとしたときに、物やイスですぐに入れない状態では安全とはいえません。

地震が起きたときに机の下を子どもが隠れる場所と決めるのであれば、すぐに机の下にもぐれるように整理整頓をしておく必要があります。

家具や食器棚の扉を固定する

大きな地震が起きた場合、タンスなどの家具が倒れることに注意が必要なだけでなく、食器棚からお皿が落ちて怪我をするという危険性も考えておく必要があります。

子どもが安全に隠れられる場所を確保するのと並行して、家具や食器棚の扉を固定して危険性を減らしておきましょう。

タンスなどの大型家具は天井との間につっかえ棒を取り付けたり、壁と家具に金具を打ち付けたりして固定することができます。

食器棚については閉めた状態のときには地震がきても開かない状態にしておきたいところです。地震用の扉ロックを使えば開け閉めも簡単なのでおすすめです。

そのほか割れものや重いものは上の方に置かないようにしたり、小物の数を減らしたりして対策するようにしましょう。

窓ガラスの飛散防止をする

地震の振動によりガラスの許容応力を超えると、窓ガラスが割れて飛散してしまう危険性が考えられます。飛散したガラスが直接体に当たったり、誤って踏んだりすると子どもが大怪我をしてしまうかもしれません。

地震が起きたときにまずは窓の近くには近寄らないようにしておくことはもちろんですが、窓ガラス自体にも飛散防止対策をしておくとさらに安心です。

ホームセンターの地震対策グッズの中に、窓ガラス飛散防止用フィルムが見られるようになってきました。実証実験により物理的な衝撃を与えて窓ガラスを割っても、破片が飛び散らない特殊なフィルムになります。簡単に窓ガラスに取り付けできるものが多いので、ぜひ検討してみてくださいね。

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避難生活で必要になる備蓄品を準備しよう

避難するときの持ち物と備蓄品リスト

いざ地震が起きるとすぐに避難しなければならない場合があるかもしれません。避難するときの持ち物はまとまっているでしょうか。

避難するときの持ち物は一つにまとめてリュックなどに入れておけば、すぐに持ち運びできるので準備しておくことをおすすめします。では、リュックの中にはどのような備蓄品を入れておくとよいでしょうか。

備蓄品には大きく分けて次のようなものが挙げられます。非常用の水や食料、下着などの着替え、歯ブラシなどの日用品、ティッシュなどの衛生用品、懐中電灯などの防災用品などは家族全員で必要です。

幼児のための備蓄品としては抱っこ紐、おむつやおしりふき、ミルク、着替えなどを準備しておきましょう。母子手帳もすぐに持ち出せるようにしておくとよいですね。

非常袋はママが背負って重さの確認を

地震が起きたときの備蓄品はリュックや非常袋にひとまとめにしておくことが大切です。しかし、地震を想定すると色々なものが必要となるので、ついつい備蓄品は多くなってしまいます。

いざ避難しようとしたときに、リュックや非常袋が重すぎて持てないということがあっては元も子もありません。必ずリュックや非常袋はママが背負ってみて、事前に重さの確認をしておきましょう。

特に非常用の水は持てる限り持っておきたいところですが、500mlの水は10本持てば5kgの重さになります。乾パンなどの非常食の重さも考慮すると、ママが持てる量には限りがあります。ほかの備蓄品とのバランスを取りながら、非常用の水の量を調整してくださいね。

備蓄品は定期的にチェックをする

備蓄品の水や食料は非常用のため長期間保存できるものが多いのですが、それでも消費期限が存在します。地震で非難したときに消費期限切れで使用できなかったのでは意味がありません。

また、子どもの成長に合わせて必要なものは変わってきます。着替え用の下着や洋服は成長とともに大きくなりますし、おむつやミルクは卒業しているかもしれません。

備蓄品は定期的にチェックしておきましょう。現状に合ったものと古くなったものを交換しておくことが大切です。

チェックの頻度としては、季節が大きく変わる半年に1回程度を目安に備蓄品の入れ替えをしておくことをおすすめします。冬場であれば防寒対策を用意し、夏場であればタオルなどを増やすなど季節に合った備えをしておくとよいでしょう。

幼児と地震に備えて避難訓練をしよう

地震が来たらどうすべきか教える

子どもが地震が起きたときの行動をまったく理解できていないと、いざというときに危険な目にあってしまうかもしれません。実際に地震が起きたときにどのように行動すべきか、幼稚園や保育園に入園する前に教えておきましょう。

まず一番に教えておきたいことは頭や体を守るということです。特に頭は少しの衝撃で大怪我となる可能性があります。

地震が起きるとタンスが倒れたり、食器が落ちてきたりするかもしれません。落下物から身を守るために机の下などに隠れることを教えましょう。

地震が起きていないときに言葉でしっかり伝えたり、地震が起きたときを想定して練習したりしてみてください。また、実際に起こる小さい地震のときでも、子どもと一緒に机の下に隠れるようにしましょう。
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