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一人っ子の褒め方には工夫が必要?一人っ子の特徴や子育てのポイント

一人っ子の褒め方には工夫が必要?一人っ子の特徴や子育てのポイント

兄弟がいないので期待や負担はかかりやすい

気をつけておきたいのは、一人っ子は兄弟や姉妹がいないことでパパやママとの距離が近くなり、もろに影響を受けてしまうということです。間に入る緩衝材がない状態ですね。

例えば、パパやママの期待を一身に受けてそれに応えようと無理をしているかもしれません。自分のやりたいことよりもパパやママの考えを優先しているということも考えられます。内容によっては、それが子どもの重荷になることもあるでしょう。

パパやママのイライラもダイレクトに伝わります。兄弟や姉妹がいればそれらは分散されるかもしれませんが、一人っ子でしたらそうはいきません。特に夫婦げんかの影響などは、小さな体と心では受け止めきれないくらい大きな負担になっている可能性があります。

お友だちと上手に遊べないときには

一人っ子のメリットを生かしながら、デメリットを最小限に抑えるためには、たくさんのお友だちとふれ合ってそこでコミュニケーション能力を磨くというのが効果的です。しかし一人っ子でパパやママといる時間が長いと、お友だちとは上手に遊べないということもあるかもしれませんね。

そんなときには、お友だちと遊ぶ前にお家で練習をしておくとよいですよ。パパやママがお友だちの役割をして、色々な体験をさせましょう。

例えば、お友だちの物を借りたいときにどう言えばよいのか、一緒に遊びたいときにどう誘うのかなどをできるだけ具体的に練習します。遊具を使うときの順番を守ったり譲り合ったりするマナーも教えておくとよいですね。

まとめ

一人っ子に対する色々な固定概念がありますが、これらは一般的なものでパパやママの接し方次第で大きく変わります。逆に、ネットや本の情報に振り回されてパパやママがネガティブになる方が、子どもによくない影響を与えます。

ですから、細かいことは気にせずおおらかな気持ちで子どもと接しましょう。一人っ子で経験できないことは、パパやママが兄弟や姉妹の代役をして練習をすればよいのです。たくさん練習をして、たくさん褒めて「たくましい一人っ子」に育てましょう。
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