
冬の乾燥による赤ら顔から赤ちゃんを守る!原因と対策やケア方法とは
誰もが憧れる、もちもちで、しっとりぷるぷるの赤ちゃんの肌が、冬になると、赤くてカサカサになってしまうことがありますよね。話せない赤ちゃんのためにも、なぜ赤くなってしまうのかの原因と、しっとりぷるぷるの赤ちゃんの肌を守るケア方法をご紹介します。
赤ちゃんが冬に赤ら顔になるのはどうして?

大人の肌より薄い赤ちゃんの肌はとても敏感
実は、赤ちゃんの肌の厚みは、大人の肌の厚みの半分くらいでとても薄いのです。そのためとても敏感で、外部からの刺激を受けやすいのです。大人の肌は、たとえればサランラップくらいの厚さといいますので、その半分という赤ちゃんの肌の薄さに、とても驚きますね。
さらに、肌の機能も大人に比べて未熟です。肌に水分を保ったり、チリやバイ菌などが入るのを防いでくれるバリア機能も完璧でないため、肌トラブルを起こしやすいのです。
赤ら顔は毛細血管が透けて見えるため
それは、赤ちゃんの肌がとても薄いため、肌の中にある毛細血管が透けて見えるからなのです。毛細血管は、収縮したり拡張したりして、体温を一定に保つように働きます。
たとえば寒い屋外にいるときは、毛細血管を縮めて体温を逃がさないよう守り、暖かいお部屋に移動したときは、毛細血管を拡張して、熱を逃がして体温を調節します。このときに、毛細血管が透けて、赤く見えるというわけです。
冬、外から帰ってきたときやお風呂あがりなどに赤ら顔の赤ちゃんをよく見かけるのは、この毛細血管の働きによるものだったのですね。
冬の乾燥や寒暖差も肌の刺激になる
大人の体の50~60%は水分でできていますが、赤ちゃんではもっと多く、80%近くが水分なのです。赤ちゃんのしっとり肌はこのためなのですね。
しかし、空気が乾燥する冬には肌の水分もどんどん奪われてしまいます。先ほど述べたように、赤ちゃんの肌は大人の半分の厚さでバリア機能も十分でないため、大人よりも乾燥の影響を受けやすいというわけです。
また冬は屋内外の寒暖差も大きく、その刺激がさらに肌を乾燥させてしまいます。乾燥はかさつき、かゆみのほかに湿疹の原因にもなることがあるので、この季節には特に注意が必要です。
赤ら顔を防ぐスキンケアのポイント

洗顔はぬるま湯でやさしく洗ってよくすすぐ
洗顔に使う水は、温度に注意しましょう。熱すぎると皮脂を落としすぎ、乾燥してしまいますし、冷たすぎると汚れが落ちにくいので、ぬるま湯が適しています。
赤ちゃんの肌は薄くて敏感なので、ゴシゴシとこすると刺激になってしまいます。よく泡立てた石鹸の泡で包むように優しく洗いましょう。また、シャンプーや石鹸が肌に残っていると、乾燥や湿疹などの肌トラブルの元になってしまうので、しっかりすすぎましょうね。
冬にはローションとクリームでしっかり保湿
保湿剤の種類はローション、乳液、クリームなどありますが、冬は単品使いではなく、ローションとクリームというような2種類の重ねづけをおすすめします。ローションで水分を与えたら、油分の多いクリームでふたをするように重ねてください。
カサカサが気になったらその都度保湿してあげるとよいですが、お風呂あがりは特に素早く保湿してくださいね。お風呂でうるおっているように感じても、皮脂が洗い落とされているので、とても乾燥しやすい状態です。タオルで水分を押さえるように拭いたら、着替えの前にまず保湿です。
肌に触れる衣類や布団は刺激の少ないものを
赤ちゃん自身が着る服はもちろん、抱っこするママの服にも触れることになります。ビーズやビジューがついていると肌を傷つける可能性がありますし、香りの強い柔軟剤などは赤ちゃんの服に使わなくても刺激となることがあります。布団や枕、タオルなども同様に気を付けましょう。
また、食事をすると口の周り、ほっぺやあごも汚れますね。拭いてあげるときに使うガーゼやタオルも、なるべく柔らかく刺激の少ないものを選びましょう。
拭くときにはゴシゴシとこすらず、なるべく優しく赤ちゃんの肌に負担がかからないように拭きましょうね。頑固な汚れには濡らして拭くのもよいでしょう。
環境を整えることで赤ら顔を防ぐ

乾燥しやすい冬はお部屋の湿度に気をつけて
加湿器がない場合でも、洗濯物を室内干しにしたり、濡れタオルを一枚かけておいたりしても加湿ができますよ。
快適な湿度は50~60%です。湿度は目に見えないので、湿度計を使うのがよいかもしれませんね。適切な湿度を保つことは、肌の乾燥対策だけでなく喉の粘膜もうるおうことで、風邪の予防にも役立ちますよ。
加湿器を使う際には、定期的に貯水タンクやフィルターの掃除が必要です。水は毎回取り換え、清潔にしておかないと水垢やカビが発生することがあるので注意してくださいね。