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チャイルドシートのヨーロッパ基準をチェック!新旧基準と次世代基準

チャイルドシートのヨーロッパ基準をチェック!新旧基準と次世代基準

数ある出産準備アイテムの中でも、チャイルドシートは赤ちゃんの命を守ってくれる道具ですので、慎重に選びたいですよね。けれど調べてみても、安全基準についての情報は新・旧・次世代が混在していて、少しわかりづらいところがあるようです。そこで、チャイルドシートの安全基準について再チェックしてみましょう。

チャイルドシートのヨーロッパ基準とは

チャイルドシートの安全基準には新旧がある

チャイルドシートのことをWEBで調べてみると、「新基準」「旧基準」という言葉が見られるように、その安全基準は時代とともに変化してきました。現在は新基準のものしか製造・輸入・販売してはいけないことになっているので、旧基準のものがお店に出回っていることはありません。ただし、知人や家族から譲り受けた場合や、リサイクルショップを利用した場合などには、旧基準のものである可能性もありますよね。

わかりやすい見分け方として、現在の日本の安全基準を満たした製品にはオレンジ色の「Eマーク」が使用されており、旧基準の製品にはオレンジのマークは使用されていません。

実際に店頭で商品に貼られているシールを確認してみるとわかりやすいかもしれませんね。

2012年以前の基準は旧基準となる

ご存知かもしれませんが、2006年から5年間の猶予期間を経て2012年7月、チャイルドシートの安全基準が完全に変更されました。これ以前のチャイルドシートが「旧基準」ということになります。

それまで日本では、日本独自の安全基準を満たした「自マーク」がついた製品が販売されていました。また、当時はヨーロッパとアメリカの安全基準を満たした製品の販売も許可されていましたので、ヨーロッパ基準の「ECE/R44」やアメリカ基準のマークなどが混在している状態。ちょっとわかりづらいですよね。

そのため、もっと製品の安全性と信頼性を高めることと、より簡単に取り付けられる製品を開発して事故で亡くなる子どもを減らすことを目的に、安全基準が改正されました。

2012年7月以降の基準がヨーロッパ基準

2012年7月、各国バラバラだった安全基準をやめて、お互い協調しながらよい製品を開発・普及していこうと、新基準を採用することになりました。これ以降ヨーロッパ基準を満たしていない製品の製造・輸入・販売はできなくなりました。

つまり、よくいわれる「ヨーロッパ基準」が「新基準」というわけです。チャイルドシート先進国といわれるヨーロッパを基準にすることが、より安全で先進的な製品を作っていく近道だと考え、日本でもヨーロッパの基準を採用しました。

この新基準では、前方衝突だけではなく後方衝突も評価の対象としたり、緊急時の操作性が評価されるようになったりしていて、より高い安全性が問われる内容となっています。

i-Sizeという次世代の基準とは?

ISOFIXの使用を進めるためのもの

旧基準のチャイルドシートはシートベルト固定式だったため締め付けが緩く、取付けミスが多いことが問題でした。確かにチャイルドシートの取付けや移動は、面倒な作業の一つでしたよね。

i-Sizeとは、ヨーロッパ基準をさらに高い水準で審査し、安全性を向上させた次世代基準です。このi-Size基準には、チャイルドシートの取付けにISOFIXと呼ばれるコネクターを使用することが含まれています。ISOFIXコネクターは車側のISOFIXアンカーと直接固定するため、確実により簡単にチャイルドシートを装着できるというわけです。

2012年7月以降、ISOFIXコネクターは統一規格となり、全メーカーで取付けが義務付けられています。

2012年7月以降の新車なら新方式に対応

車の基準も変わり、2012年7月以降発売の新車では、このISOFIXアンカーの装備が義務化されています。新基準以降に発売した車両に対し、シートベルトや座席の仕様を統一させているので、これまで面倒だったチャイルドシートと車の相性を考えなくてもよくなりました。

自動車メーカーによっては、新基準以前の車でもISOFIXを装着している場合があるようです。取扱説明書に「汎用ISOFIX対応」などの表記や、車に汎用ISOFIXアンカーのマークがある場合は、ISOFIX装備のチャイルドシートを装着できるかもしれません。

ISOFIX装着のチャイルドシートであればより簡単に正しく装着できるので、確認してみる価値はありそうですね。

i-Size基準クリアのチャイルドシート

i-Size基準をクリアした次世代チャイルドシートも続々発売されています。デザインも最先端で、おしゃれなものがたくさんあります。

nuna「rebl plus(レブルプラス)」
オランダ発のセレブご愛用ブランドです。丁寧で洗練されたデザインが特徴的。

アップリカ「クルリラプラス」
日本ではトップクラスのシェアを持つブランド。独自の肉厚クッションが赤ちゃんをやさしく包みます。

レカロ「ゼロワンセレクト R129」
車のシートメーカーが作るチャイルドシート。車好きのパパも納得のおしゃれなデザインです。

ブリタックス「Dualfix i-Size」
英国王室御用達のヨーロッパトップシェアブランド。低重心設計で着脱がスムーズです。

新基準移行にともなう疑問を解決しよう

既存のチャイルドシートは使用できないの?

新基準の方が安全性が高いことはわかったけれど、高価なチャイルドシートを買い直さなくちゃいけないの?と不安に思われるかもしれません。特に年齢差のあるきょうだいがいる場合などによく見られるケースですよね。

現在すでに持っているチャイルドシートに関しての規制はないので、使用したからといって法で罰せられることはありません。そのまま使い続けても大丈夫です。現在は旧基準のものの製造・輸入・販売が禁止されています。

また、今後は次世代に向けてi-Size基準をクリアしたチャイルドシートへの切り替えが進んでいくと思われますが、こちらは車側もISOFIX対応車種である必要があるため、ユーザーへの法規制は現実問題もう少し先の話になると思われます。
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