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子どもはなぜ動き回るの?原因と対策方法や注意点について

子どもはなぜ動き回るの?原因と対策方法や注意点について

子どもはじっとしていられず動き回り、ときには高いところに登ったり汚いものに触ったりして、ママはいっときも目を離せない時期があります。特に冒険心旺盛な男の子だと、ママは毎日大変かもしれません。そこで、子どもが動き回る理由や親の対処法、また、じっとしていられない子どもの障害についてなどをご紹介します。

子どもが動き回る原因とはなんだろう?

色んなことに興味がある

青虫が葉っぱを這っている、公園で風船を配っているなど、大人には見慣れた風景でも、子どもには一つ一つが新鮮です。「もぞもぞ動くのを捕まえたい」「風船が欲しい!」と思うと、子どもは衝動的に動き出します。

ママの「早く買い物して帰らなくちゃ」などという事情はお構いなしです。大人が忘れてしまった純粋な好奇心や自分の心に忠実に行動することを、子どもは毎日行っているといえるのです。

見るものすべてがおもしろくて、好奇心が持てるなんて素敵なことですよね。家事や育児でやるべきことがたくさんあるママは、子どもの興味のすべてに付きあうことは難しいですが、好奇心は意欲や探求心を育むためにも大切です。

なるべく子どもに寄り添ってあげたいですよね。

遊びたい気持ちで溢れている

思ったことを衝動的にしてしまうのは、まだ幼くて気持ちをコントロールできず、欲求を抑えられないからです。子どもは「やってみたい!」「自由に体を動かしてみたい!」という遊び心で溢れているので、なんにでも手を出したがるのです。

特に男の子は、ダイナミックに体を動かす子が多いので、ときには危険なことをしたがりますよね。高いところから飛び降りようとしたり、年齢的にはまだ早い遊具を使いたがったりして、ママは一日中、子どもを追いかけていることも。

家の中で走り回り物を壊したり、公園などで入ってはいけないところに入ってしまったりすることもあります。広い公園など子どもが思いきり遊べる環境に定期的に通い、なるべく遊びたい気持ちを満たしてあげられるとよいですよね。

ストレスが溜まっている

保育所の友だち関係、下の子が生まれてママの愛情を独占できなくなった、イヤイヤ期でママに叱られることが多いなど、子どもでもストレスが溜まることがあります。そんなときは、いつにも増して激しく動き回る場合があるのです。

それだけでなく、爪を噛んだりおねしょをしたり、ちょっとしたことで泣いたりかんしゃくを起こしたりする様子も見られます。ただでさえ子育ての大変な時期に、子どもが聞き分けがなくなり赤ちゃん返りのようになると、ママもつらいですよね。

そんなときは、少し家事を控えめにしたり下の子をパパに預かってもらったりして、子どもと遊んだり、話を聞いたりして親子2人でゆったりと過ごしてみましょう。ストレスを解消した子どもは、落ち着きを取り戻すことが多いですよ。

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親はどのように対処すればよいの?

元気があることをチャンスにしてみる

子どもがたえずばたばたと動き回っているのは、「まだまだ動き足りない」というサインかもしれません。ママが子どもにずっと付き合うのは大変なので、体を思いきり動かせる習いごとをすすめるのはいかがでしょうか?

スポーツや武道の教室を見学して、子どもが興味を示したものを続けると、楽しんで体力を発散できます。一つ得意なスポーツなどがあると、今の子どもに不足気味だといわれる体力や運動能力を、継続して育みやすいです。

それに、興味を満たすためにいろいろな方向に動き回っていた子どもが、スポーツや武道の上達という目標に向かって動くようになれば、大きな力を発揮するかもしれませんよね。礼儀や人間関係も一緒に学べますから、子どもにとってプラスになることが多いですよ。

前向きに考えてみよう

ママが「落ち着きがなくて困る」と思えば、子どもの行動のすべてはそのように見えます。けれど、「うちの子は元気がある」と考えれば、同じことでも頼もしく見えるものです。

子どもが走り回って転んだときに、むだに動き回るから転ぶのだとがっかりするか、元気な証拠と前向きに考えるかで、子どもへの声かけが変わります。

子どもはママの気持ちに敏感です。「ばたばた動き回らないのよ!」と注意されると、子どもは動き回る自分を否定され、自信を失ってしまいますが、「たくさん走ったね。すごい!」とほめられたら、自分を受け止めてくれたと感じます。

ありのままを受け入れられた子どもの心は安定するのです。元気でなければ走り回れませんよね。ママも考え方一つで、気持ちが楽になりますよ。

子どもが理解できる言葉で具体的に伝えよう

動き回ってはいけない場所で動き回ってしまうときは、その場で即座に「デパートでは手をつなぐよ」など、端的になにをしたらよいかを伝えましょう。「動き回るとほかの人にぶつかって危ないよね」理由も一言で伝えます。

言葉を聞くより目で見た方が効果的な子も多いので、手をつないだり座っていたりするイラストを書いて子どもに示すのもよいですよ。怒るのは逆効果です。

子どもは大人よりも心臓から体中に血液を送る力が弱いので、動き回ることで血流をよくしているといわれます。ですから静かにするように注意するだけでは、子どもには酷な場合もあるのです。

難しいときもありますが、事前に子どもが動き回って満足できる時間を持ったり、途中で外で動く時間を作ったりできるとよいですね。

動き回る子どもは注意しながら観察を!

障害の可能性もあることを知っておこう

動き回ること自体は、8歳くらいで落ち着くことが多いといわれます。ですから幼児の時点ではまだ、それだけで発達障害かどうかはわかりません。

しかし、3歳以上になってもみんなと同じ行動が取れなかったり、お友だちと上手に遊べないことが続くのは、ADHD(注意欠如多動性障害)という発達障害の可能性もあります。また、集中力がなく、ママや先生が手に負えないほど激しく動き回ったり、注意力がないために、通常気づくものに気づかずに物を壊したり、怪我をしたりするなどの特徴もあります。

さらに衝動的なため、かんしゃくを起こして暴れたり順番を守れなかったりすることも。ただし、それらは障害がなくても小さいときはよくあることなので、専門家でなければ判断できないのです。
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