満員電車は子連れママに辛い?乗車のコツとやってはいけない行動
子どもの成長に応じて事前準備を工夫しよう
0~1歳児はお世話をしてから乗ろう
例えば、0~1歳児の場合、言葉が話せない分泣いてママに欲求や不快に感じていることを伝えますよね。お腹が空いている、おむつが汚れている、暑い寒いなど、何かが満たされていないと車内でも泣く可能性があるので、乗車前に授乳やおむつ交換などのお世話をしてから電車移動にチャレンジしましょう。
0~1歳児の場合は、お腹がいっぱいになれば電車の揺れで自然と眠たくなる可能性もあります。抱っこ紐だとママのぬくもりも感じて安心するため、お世話をした後は抱っこ紐で移動しましょう。電車移動が長い場合は、乗り換えのときなどにおむつが汚れていないかチェックしてくださいね。
イヤイヤの時期は乗車時間が重要
イヤイヤの時期は、子どもが機嫌のよい時間帯やお昼寝の時間に合わせて電車に乗るのがおすすめです。お昼寝の時間が大体決まっている場合は、寝ている間に電車移動ができれば安心してママも乗車できますよね。
また、じっとするのが苦手で動き回るタイプの子の場合は、乗車時間が長くならないように注意しましょう。乗車時間が長くなれば子どもの集中力が切れて、周りに迷惑をかけてしまうかもしれませんよ。
3~5歳児は絵本で疑似体験を
電車の中では騒がない、走らないなど、ルールは知っていても、どうして騒いだらダメなのかを知ったほうが子どもはルールを自ら守れるようになります。絵本では「周りの人が嫌な気持ちになるから静かにしよう」などと、分かりやすくルールが描かれているため、絵本を読んでルールを知ってから乗車すると安心ですね。
ほかにも、電車ごっこ遊びなどでルールを教えるのもよいでしょう。楽しく学ぶと「ルールを守るって楽しい」「ルールを守りたい」と前向きに子どもが思ってくれますよ。
満員電車でママがやってはいけない行動
子どもが泣いても対応しない
そのため、子どもが泣いているのにママが対応しないと、周囲の方がさらに不快になるかもしれません。ママが子どもを必死にあやしていたり、泣き止ませようとしたりする姿を見て、周囲の乗客は「子どもだから仕方がない」と考えてくれるのです。
子どもがどうしても泣き止まない場合でもママは諦めて泣かせっぱなしにせず、抱っこしてあやす、優しい言葉をかけるなどして、子どもが落ち着くように対応してくださいね。
子どもがマナー違反をしても注意しない
車内で飛び跳ねる、大きな声を出すといった行動はマナー違反です。子どもだからといって何度も繰り返すのは許されることではありません。子どもには、あらかじめ電車に乗るマナーを教えておきましょう。そして、乗車中はマナーを守るという約束をしてから電車に乗るようにするとよいですよ。
それでも、子どもですから言うことを聞かずに飛び跳ねたり、大きな声を出したりするときもあるかもしれません。マナー違反な行動を取ったらその都度注意することが大切です。
乗客に注意されると開き直り逆ギレする
しかし、ママがどんなにあやしても泣き止まない子どもに対して「うるさい」と注意されたり、電車の揺れで子どもが間違えて乗客の足を踏んでしまったりしたときに「ちゃんと子どもを見ておくように」と注意されることもありますよね。
それがどれだけ理不尽であっても、乗客から注意されて開き直る、逆ギレするなどの態度を示さないようにしましょう。子連れママは子どものすることまで責任を持つという自覚を持ち、謙虚な気持ちを忘れずに対応する必要がありますよ。
まとめ
満員電車に乗るときは、ママも周囲の乗客も理解し合って気持ちよく乗車したいですよね。そのためにはママはできる範囲のことは手を尽くし、迷惑をかけないように配慮することが大切です。
そして「子どもだから仕方がない」ではなく、ママは謙虚な気持ちで行動するようにしましょう。子どもに電車に乗るときのマナーを理解してもらい、それに反したときには注意することで周囲の理解を得られるかもしれませんよ。子どももマナーを守ることの大切さを、ママの姿勢から学ぶようになるでしょう。
事前の準備も工夫して、親子で気持ちよく電車でお出かけできるようにしたいですね。