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子どもの習い事にピラティスを!体づくりの基礎を親子で楽しもう

子どもの習い事にピラティスを!体づくりの基礎を親子で楽しもう

プロスポーツ選手のトレーニングメソッドとしてだけではなく、産後ケアのエクササイズとしてママにも人気の「ピラティス」。それはどのようなものなのでしょうか。またピラティスは子どもにもよい効果があることをご存知ですか?そんなピラティスの魅力について調べてみることにしましょう。

ピラティスの成りたちやその効果を知ろう

ピラティスの成りたちはリハビリ

ピラティスとよく比較されるものに「ヨガ」がありますが、成りたちの違いから見てみましょう。

ヨガは古代インドの思想体系に根差した仏教などの修行・治療法の一つで、その宗教観に基づいた思想と瞑想によって悟りを学ぶことを目的としています。

一方ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・ピラティスが幼少期に自身の病弱な体を改善するために考案したのが始まりといわれています。

その後、第一次世界大戦でピラティスは従軍看護師として負傷者のリハビリを行っていましたが、負傷者が寝たままリハビリできるエクササイズに発展させました。

ヨガとピラティスの大きな違いは、その成りたちがヨガは「修行」でピラティスは「エクササイズ」だということですね。

心と体をコントロールするエクササイズ

ピラティスはダイエットのためだけでなく、体を動かすことによって自分自身の体と心に触れることができるようになるところに意味があるといわれています。

ピラティスはエクササイズやダイエットのメソッドというよりも、体を心でコントロールすることで、心と体のバランスのとれた美しさを実現しようとすることに重点が置かれているからです。

ピラティスは厳しいトレーニングではありません。辛いとかつまらないとか思ったときには、スケジュールどおりにプログラムを進める必要はないので継続しやすくなっています。

リハビリメニューとして考案されたピラティスは体と心によい影響を与えてくれるので、リフレッシュ効果やアンチエイジング効果も期待できそうです。

体幹を鍛え姿勢をよくする効果

ピラティスエクササイズを考案したピラティス氏は著書の中で「人の本当の年齢は脊椎の柔軟性の程度で決まる」といっています。

喘息やくる病を克服したピラティス氏の教えから、ピラティスとは「心肺機能向上と背骨の柔軟性や強化をするためのエクササイズ」であるといえるでしょう。

背筋の強化のためには正しい姿勢で動き、背骨の柔軟性向上のためには腹圧をかけて動く必要があります。

苦しい思いで「腹筋を鍛える」のではなく「背骨にアプローチするために腹圧でサポートする」と考えて、背骨を機能的に動かすことを意識しましょう。

背筋を鍛えることで美しい体のラインを作ることができて、動きが滑らかになり肩こりも解消されます。うれしいことばかりですね!

成長のきっかけの子どもの“やりたい”が見つかる習い事を見つけよう

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「幼児教育」「水泳」「体操」「英語」など、子ども向けの教室は多様にある中で子どもに合った教室を見つけてあげたいとスクール探しに悩んでいるママも多いかと思います。今回は、子どもの持つ「個」を大切にしたプログラムを組む『仙台YMCA』をご紹介します。

ピラティスが子どもにとってよい理由とは

育つ時期に合わせた姿勢づくりができる

最近は姿勢の悪い猫背の子どもたちを多く見かけるようになりましたね。生活の利便化による体力の低下が原因のようです。

猫背により四つの障害が生まれ、子どもの成長を妨げる要因にもなります。

・肩こり、頭痛
・呼吸が浅く、過呼吸になりやすい
・体の消化機能が働かず、消化不良や、排出機能に問題をきたす
・背が伸びない、仰向けで寝られない

ピラティスにはいろいろな効果がありますが、その中の一つに猫背を改善する効果があります。たとえば「ヘルスタ浜松」では幼児や小学生を対象にキッズピラティスを指導しています。

そこでは、プログラムの中でビリボというカラフルなバランス玩具を使い、姿勢を整えて体幹を鍛える指導で成果を上げています。

呼吸法を学び、集中力を養おう

ヨガとピラティスの成りたちについては前述しました。そのほかの相違点は、ヨガは体をストレッチすることに重点が置かれているのに対し、ピラティスはインナーマッスルを鍛えて正しい体を作ることに重点が置かれていることです。

そして、決定的な違いは「呼吸法」です。ヨガは腹式呼吸により副交感神経を活性化させて精神的なリラックス、リラクゼーションを目標とします。

一方ピラティスは胸式呼吸法により酸素を多く取り込むことによって交感神経を刺激し、脳を活性化することによって心も体もリラックスします。

この胸式呼吸法は胸式ラテラル呼吸といいます。この呼吸法を子どもたちが学ぶことにより集中力も養われ、心と体を整えることができるのです。

ゲームや遊び感覚で心と体の発達を促す

キッズファンクショナルローラーピラティス(キッズFRP)はフォームローラーを使って、遊びながら子どもの心・体の発達を促していくメソッドです。

キッズFRPには次の三つのポイントがあります。

・自分でやる!という「ポジティブ」な気持ちを促すためには、適度な挑戦(運動)を繰り返
し、何かできたら必ず褒めること。

・子どもの遊びは「ジョイフル(嬉しい、楽しい)」が基本です。自分で遊びを自由に考えることとその自由な遊びを邪魔しないこと。

・幼い頃からの体を使った遊びを通して「自分の主張すべきところは主張する、譲るべきところは譲る」というような人との関わり方やコミュニケーションを覚えること。

体づくりを実践できる「ピラティス教室」

「ビリボピラティス」なら3歳から

「ビリボピラティス」は、大人のピラティスのレッスン中に、受講者からの子ども向けのピラティスを要望する声から生まれました。

そこで子どもが楽しめて飽きずにピラティスができるツールを探したところ、ビリボというスイス生まれのカラフルなおもちゃに出会ったのが始まりです。

ビリボピラティスには、次の三つのポイントがあります。

・猫背の状態で乗るとビリボが倒れてしまうので、背筋がピンと張った状態を知ることができる。

・ビリボピラティスには60種類以上のエクササイズがあり、幼少期に多様な運動を経験することでいろいろな運動のベース作りができる。

・対象年齢は3歳から9歳くらいに対応できるようにプログラムが構成されている。
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