子どもへ読み聞かせはメリットがたくさん!おすすめ絵本を紹介
絵本の読み聞かせは、子どもにどんなよい影響を与えるのでしょうか。絵本の効果的な読み方やコツも合わせてまとめてみました。また、読み聞かせをするのにおすすめな絵本を1歳から6歳までの年齢別に紹介しましたので、絵本選びの参考にしてみてくださいね。
読み聞かせの効果、読み方やコツを紹介
絵本は親子のきずなを深める道具
子どもが小さいうちから「親子で一緒に楽しむことができる」のが絵本の読み聞かせです。一緒に読むことで親子がふれあい、一体感を感じることができるので、きずなを深められます。
絵本を開くときのワクワクした気持ちや、次はどうなるのかといったドキドキした気持ち、声に出したときの音の楽しさを大人も一緒に楽しみましょう。
子どもは、パパやママが本を楽しんでいる様子を敏感に感じ取るので、「本は楽しいな」という気持ちを育てることにもなります。
子どもの脳や心にたくさんの効果あり!
さらに、子どもからの「この絵本を読んでほしい」という要求に答えたときには、子どもは「自分のために読んでくれている」という幸福感を得ることができます。
ある研究では、読み聞かせ中の子どもの脳では、喜怒哀楽を生み出す大脳辺縁系が活発になるということが分かっています。情緒豊かな子に育てるためにも読み聞かせはよい効果をもたらしてくれます。
また、いろいろな物語の主人公の気持ちを通して、やさしさや、悲しさ、楽しいことや辛いことなども疑似体験することができ、豊かな感受性をはぐくめます。
絵本の効果的な読み方やコツを紹介
読み方としては、絵本に書かれている言葉を大切に読むことがよいようです。面白くしようと無理やりオーバーにしたり、アドリブを入れたりといった演出をしなくても十分楽しむことができます。
読み聞かせた本に興味がなさそうなときには、無理をしないでおきましょう。絵本にもいろいろなジャンルがありますので、図書館や書店で一緒に絵本を探してみると、お気に入りが見つかるかもしれません。
1~3歳の子に読み聞かせたい絵本
【1歳】 大好き!「だるまさんシリーズ」
音の面白さもあり、読んでいるママも楽しい気分になれます。また、意外なだるまさんの姿に、声を出して笑いたくなったり、びっくりしたりすることも。どんどん真似もしたくなってしまいます。ページをめくるたびにわくわくする絵本です。
だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊化粧ケース入り)
【2歳】ロングセラー「ぐりとぐら」
仲よしのふたりは料理が大好き。おおきな卵をみつけて、知恵を絞ったり協力し合ったりして、黄色くてふんわりした大きなカステラをつくるお話です。小さな野ねずみたちが大きな卵や道具をつかって料理をする様子はかわいらしく、自然と応援したくなります。
出来上がったおいしそうなカステラは、森の動物たちと一緒に食べたくなりますよね。「ぼくらのなまえは ぐりとぐら~」といいリズムの部分が繰り返し出てくるので、子どもたちもすぐに覚えてしまうようです。
【3歳】思いやりのいす「どうぞのいす」
動物たちの思いやりが繰り返されて、読んだ後とてもやさしい気持ちになる絵本です。このお話は、保育園や幼稚園の演劇発表会などで題材になることがあります。
お友達と触れ合うことに興味がでてくる3歳くらいの子どもたちに、他人を思いやる気持ちを教えてくれる絵本です。