子どもへ読み聞かせはメリットがたくさん!おすすめ絵本を紹介
【4歳】名作「からすのパンやさん」
とてもおいしそうで、楽しいパンがたくさん広がっているページは、子どもたちに大人気で、ひとつひとつのパンを見たがり、なかなか次のページに進むことができないくらいです。
読んでいる大人も、子だくさんで子育てに奮闘をしている夫婦の様子に思わず感動してしまいます。1973年に刊行された絵本ですが、2013年にからすの4羽の子どもたちが大きくなった続編の絵本が4冊作られました。
「からすのパンやさん」
かこさとし/さく 偕成社 1,000円+税
からすのパンやさん - 加古里子
【5歳】想像力が育つ「スイミー」
兄弟たちがまぐろにたべられて1匹だけになってしまったスイミー。広い海の中を1匹で泳ぎ、いろいろな海の生き物に出会います。そして、隠れている小さな赤い魚たちを見つけて、みんなで大きな魚の形になり、怖い大きな魚を追い出します。
文には書かれていませんが、その時々のスイミーの気持ちが、自然と心に伝わってくる絵本です。
「スイミー」
レオ・レオニ/作 谷川俊太郎/訳 好学社 1,456円+税
スイミー - ちいさなかしこいさかなのはなし
【6歳】夢中になる「おしいれのぼうけん」
しかし、ある日、男の子2人が押し入れの上段と下段に閉じ込められたとき、壮大な冒険がはじまります。暗闇の恐ろしさを感じつつも、それに負けずに2人で力を合わせて恐怖に立ち向かう様子にドキドキしてしまいます。
細かい描写が押し入れの中のにおいまで感じさせてくれる絵本です。80ページの少し長めのお話ですが、どんどんお話に引き込まれて、一気に読んでしまいます。
「おしいれのぼうけん」
ふるたたるひ たばたせいいち/さく 童心社 1,300円+税
おしいれのぼうけん - 古田足日
まとめ
また、子どもそれぞれに好みがありますので、図書館などを利用して様々なジャンルの絵本に触れてみましょう。図書館の司書の方におすすめの本を聞くとアドバイスがもらえますよ。
いろいろな絵本の世界を、親子で一緒に楽しむことができるといいですね。