幼児期の子育てついて知ろう!叱り方や幼児語の取り入れ方を紹介
幼児期の子どもは叱ったほうがよい?どんなときに叱らないといけない?年齢によって叱り方は変えた方がよい?お悩みが多い子どもの叱り方を紹介します。また、ワンワン、マンマなどの幼児語を使った方がよい理由、大人言葉への切り替え方、幼児教育など幼児期の子育てについての疑問を考えてみたいと思います。
多くのママが悩む、幼児期の叱り方について
どうしても子どもを叱らないといけないの?
しかし、子どもをまったく叱らないで育てるというのは、やはり現実的ではないと思います。これから生きていく上で必要なこと、社会のルールを伝えることはとても大切です。子どもが間違っていれば注意をし、ときには叱ることは必要なことです。
幼児期のうちから、子どもの成長にあわせてル―ルや善悪を伝え、子どもが成長したときに人に迷惑をかけず、社会に適合して生活できるように育てるのは親の大切な責任ではないでしょうか。
子どもを叱らないといけない状況は?
しかし、年齢に関わらず、必ず叱らないといけないことが2つあります。
・自分を傷つける行為をしたとき
・人を傷つける行為をしたとき(言葉の暴力も含む)
道路に飛び出したり、高いところに登ったりと危険な行為をしたときには、繰り返すことがないようしっかり叱りましょう。また人に危害を加えたり、暴言をいったりしたときも絶対にいけないことだと、しっかり認識してもらいましょう。
年齢別!効果的な子どもの叱り方
2歳以下の子どもは悪いことをしている、という意識はほとんどありません。理由を説明してもまだうまく理解できないので、叱るときは「ダメ!」「危ない!」など、短い言葉で伝えるようにしましょう。
・3歳、4歳頃
善悪の判断がついてきて、行動範囲も広がり危険な行動が増えてくる頃です。「〇〇だからダメだよ、危ないよ」など、簡単に理由を伝えながら叱りましょう。
・5歳、6歳頃
自分だけではなく、相手の気持ちも考えることができるようになってきます。自分がされたらいやなこと、危険なことはしないなど、相手を思いやる気持ちを考えられるように叱りましょう。また、社会のルールも守っていかなければいけない年齢ですので、間違えていればしっかり伝えましょう。
幼児語の取り入れ方や大人言葉の切り替え
幼児語の定義と例を見てみよう
よく使われる幼児語
・ニャンニャン(猫)
・ワンワン(犬)
・ママ、パパ(お母さん、お父さん)
・じいじ、ばあば(おじいちゃん、おばあちゃん)
・マンマ(ご飯)
・たっち(立つ)
・あっちっち(熱い)
・ばっちい(汚い)
・ねんね(寝る)
・シーシー(おしっこ)
昔から使われている幼児語を取り入れよう!
小さな子どもは、周りの大人の話すことを聞いて言葉を覚え、話し始めます。幼児語のように簡単で、発音しやすい言葉で話しかけを続けてゆけば、子どもはママやパパの真似をしやすく、言葉が出るきっかけになりやすいです。
幼児語が昔から育児の中で使われているのは、子どもの言葉の発達をうながす効果があるからかもしれませんね。言葉の発達で悩んでいるママは、幼児語で子どもとコミュニケーションをとってみるとよいかもしれませんよ。
幼児語から大人言葉の切り替え方は?
子どもがいつまでも幼児言葉を話し続け、ママも気になるようなら、大人言葉に切り替わるように話しかけてゆくとよいかもしれません。「ワンワンってなくのは?そう、『いぬ』だね」「マンマってご飯のことなんだよー」など、うまく大人言葉へと切り替えていきましょう。
また、幼児語よりも大人言葉を使った方が「お兄ちゃん(お姉ちゃん)ぽくてかっこいいな」と話し、子どもが自ら大人言葉を使うようにうながすとよいかもしれませんね。
幼児教育の種類やポイントをご紹介!
一般的に何を幼児教育と呼ぶのか知りたい
幼児教育とは、赤ちゃんを卒業した1歳~就学前の6歳までの子どもの、自主性と可能性を引き出すための教育のことです。机に座ってお勉強するだけが幼児教育ではなく、年齢や成長、子どもの興味に合わせて、色々な体験をしたり、遊んだり、身体を動かしたりすることも幼児教育です。
また、お友達と一緒に遊ぶことも大切な幼児教育のひとつです。
全身で多くのことを吸収できる幼児期に、たくさんの経験や挑戦をすることは子どもの好奇心や向上心を養います。また親も、子どもの興味の対象を知ることができるきっかけになるかもしれません。