夜間断乳に挑戦したいママへ!スムーズな進め方や成功のポイント
赤ちゃんが生まれてからまとまった睡眠がとれていない状態が続くと「そろそろ朝までぐっすり眠りたい」と体力の限界を感じているママは多いのではないでしょうか。ここでは夜の断乳にチャレンジしたいママに、いつごろから始めてもよいのかや、進め方などをご紹介します。
夜間断乳はママにも赤ちゃんにもメリットが
ママも赤ちゃんもたっぷり眠れる
夜の授乳をやめると、ママはもちろん赤ちゃんも朝まで眠れるようになります。赤ちゃんは成長してくると1回の授乳でたくさんのおっぱいを飲めるため、夜に起きておっぱいを飲まなくても問題ありません。
しかし、おっぱいを飲むのが日常になっていると口寂しくなって、夜中もおっぱいを求めて泣くことがあります。夜間断乳に慣れると口寂しさで起きることがなくなり、赤ちゃんもぐっすり眠ってくれるようになりますよ。
虫歯のリスクが下がる
赤ちゃんは生後5、6カ月ごろになると、離乳食を始めますよね。ママのおっぱいを飲むだけでは虫歯にはなりませんが、離乳食の食べかすが歯についているままおっぱいを飲んで寝ると、菌が繁殖して虫歯になりやすいのです。
赤ちゃんの歯は前歯から生えてきますが、飲んだおっぱいは口のなかでも上の前歯あたりに溜まりやすいため、夜におっぱいを与えることで虫歯になる赤ちゃんもいます。赤ちゃんが虫歯にならないように、歯磨きはこまめにしてくださいね。
本格的な断乳がスムーズに進みやすい
しかし、急におっぱいをやめてしまうと、赤ちゃんが不安になって1日中ぐずるだけでなく、ママのおっぱいトラブルが起こる可能性が高いです。少しずつおっぱいを与えない日々に慣れるように、夜の断乳にチャレンジしましょう。
夜の断乳が成功すると、日中の断乳もスムーズに進みやすいですよ。
夜間断乳をスタートする時期や事前の準備
1歳を過ぎると始めるママが多い
・夜の授乳をやめた2、3日は夜泣きがひどかったですが、慣れてくると朝まで起きずにぐっすり寝てくれました
・赤ちゃんが夜中に泣くとかわいそうでおっぱいを出しそうになりますが「いつかはやめなくてはならないこと」と自分に言い聞かせて頑張りました
・断乳した数日は泣いてなかなか寝てくれなかったので、赤ちゃんをおんぶして寝かしつけました
・添い乳をして寝ていたのでおっぱいがないとぐずって大変だったけれど、パパにも協力してもらい成功しました
規則正しく!生活リズムを整えよう
赤ちゃんが毎日決まった時間に眠たくなるように、生活リズムを整えることが大切です。毎朝決まった時間に起きる、お昼寝を長くしすぎない、ご飯をしっかり食べる、お風呂の時間を決めておくなど、生活リズムを整えておくと、夜の寝かしつけの時間に自然と眠たくなってくれますよ。
赤ちゃんが眠たくなってくれると、おっぱいがなくても抱っこをしたり、子守唄を歌ったりして寝かしつけができますよね。目が冴えていると何をしても寝てくれないので、規則正しい生活をして断乳をスムーズに進めましょう。
子どもに説明してからスタートしよう
1歳ごろになるとママの話すことが少しずつ理解できるようになるため「今日から夜はおっぱいを飲まないで頑張ろうね」「今日からおっぱいはなしにしよう。ママと一緒にねんねしようね」など、説明をしてからチャレンジを始めるとよいですよ。子どもにあらかじめ説明しておくと、心の準備ができますよね。
心の準備なくスタートすると子どもが不安になるので、少しでも安心して過ごせるように優しく説明をしましょう。説明しても泣く可能性はありますが、イライラせずにおおらかな気持ちで接するとよいですよ。
夜間断乳を成功させるためのポイント
寝る前にたっぷりの授乳とスキンシップ
ママにとって授乳は赤ちゃんに食事を与えているイメージが大きいですが、おっぱいを飲むことは赤ちゃんにとってスキンシップの一つでもあるのです。夜におっぱいを飲めなくなるとママを求めてぐずる赤ちゃんが多いので、赤ちゃんが安心して眠れるようにスキンシップをたくさんとってくださいね。
赤ちゃんの心が十分に満たされていると、夜中にママがいるか不安になって起きることも少なくなりますよ。