モラハラパパになりやすい特徴とは?子どもへの影響や弱点を知ろう
「パパから子育てに関してきついことばかり言われる」「私に対して言葉がきつく、一緒にいるのがつらい」など、モラハラパパに悩んでいるママはいませんか?つらい思いをしていても「子どもがいるから」と我慢している方が多いかもしれませんね。ここでは、モラハラパパの特徴や、対処法をご紹介します。
言葉がキツイ!モラハラパパの特徴とは
モラハラとは言葉で暴力をふるうこと
モラハラはDVと違って叩いたり蹴ったりなど、実際に暴力を振るうわけではないので、周りの人が気づきにくいのが特徴です。ママに対してきつい言葉を発する、無視をするなど、態度や身振りで追い詰めながら相手の人格を傷つけていくので、ママは精神が不安定になる可能性があります。
モラハラは目に見えない暴力なので、DVと同じで受けた相手は心に大きなキズが残ります。精神的に追い込まれていても、「子どものために」と必死に我慢をしているママもたくさんいるようです。
悪いのは全部ママ?非を認めないことが多い
たとえば、子どもが保育園で友だちとトラブルが起きてパパに相談しても、「お前の育て方が悪い」「ママが甘やかすからこうなるんだ」など、一緒に悩むのではなくママを悪者にするケースが多いです。また、ママが風邪を引いて寝込んだだけでも、「大人なんだから体調管理くらいしっかりしろ」とママを責めるパパもいるようです。
モラハラパパは自分には甘くても、ママには厳しい一面を持っていますよ。
日常的に優しいときとキツイときがある
パパがモラハラだと気づけない理由は、モラハラパパはママに対して厳しいときと優しいときとを使い分けているからです。
たとえば、前日にパパに「お前のせいで今日は仕事を失敗した」と言葉の暴力を振るわれたとします。そのときは深く傷つくママですが、モラハラパパは次の日にプレゼントを買ってきて「昨日はごめんね」と優しく接して関係を保とうとする方もいるのでママも心が揺らいでしまうのでしょう。
モラハラパパが苦手とする弱点と対処法
期待されているような反応をしない
そのため、ママが反応をすればするほど、相手を支配したような気になりどんどんエスカレートするのです。「もうこんな関係イヤ」と思っているママは、モラハラパパに対して期待されているような反応をしないようにしましょう。
悲しむだけでなく言い返す、怒る、無視するなどの反応も刺激になる可能性があるので、「へえ」「そうなんだ」「うん」など、何を言われても冷静に短い返事で終わらせるとよいですよ。
オウム返しが弱点となる人も
モラハラパパは幼少期に受けた親や友だちからの言葉の暴力が原因で、成長してから自分より弱い立場の人にモラハラ行為をおこなうことが多いです。「お前はどうしてそんなこともできないんだ」「本当にバカなやつだな」などの言葉は、自分のことをそう思っているという解釈をしてよいでしょう。
ですから、言われたことをそのままオウム返しすると、「え?」と何も言い返せず黙り込む可能性があります。タイミングを見計らってオウム返しをしてみてくださいね。
モラハラをする人は世間体を気にしやすい
モラハラをする方は自分のことが大好きで外では完璧主義者なため、世間体を気にする方が多いです。そのため、家庭では暴言を吐くなどの最低な行為をしていても、外では子育てに協力する優しいパパ、後輩にも好かれる頼れる先輩、ママのことを大切にする完璧なパパなどと周りから思われたいと感じています。
世間からモラハラパパと言われるのは避けたいと思うので、第三者の力を借りるのもよいかもしれませんよ。たとえば、ママの両親や友だちなど、誰かに間に入ってもらうことで解決することもあるようです。
モラハラは子どもにも悪影響を与えやすい
他人に対して攻撃的になる子も多い
そのような家庭で育つと精神面が不安定になり、他人に対してもイライラをぶつけてしまう子が多いです。「もっと愛されたい」「友だちが羨ましい」など、満たされない心を他人にぶつけてストレスを発散しているのでしょう。
子どもは親の背中を見て育つので、家庭で人間関係が良好でないと他人ともどうやってコミュニケーションを取ればよいのか学ぶことができませんよ。