乳児や育児の悩みを相談しよう!相談窓口と話すことの大切さについて
子育てに悩みはつきものですよね。「育児のちょっとした悩みをだれかに相談したいな」「イライラしてしまって気持ちに余裕がないから、だれかに話をきいてほしいな」などの悩みを抱いたときに、気軽に相談できる窓口についてご紹介していきたいと思います。
乳児の健康や育児についての相談窓口
乳児の育児全般のこと【エンゼル110番】
育児書を読んだりネットで検索したりしても、子どもの成長の仕方は千差万別なため、どの情報を参考にすればよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
妊娠中から就学前までのお子さんに関する無料の電話育児相談であれば「エンゼル110番」がおすすめです。森永乳業の委託を受けた森乳コミュニケーションが運営しているもので、赤ちゃんの授乳や食事、しつけ、発育などに関して相談できますよ。ただし、病気や治療に関するような具体的なものは対応できないようです。
育児のことを相談したいときはエンゼル110番
妊娠中から就学前のお子さまの育児相談です。病気の診断や治療に関するご相談、家族関係のご相談などは 対応できない場合があります。なお、相談は30分程度を目安にさせていただきます。
栄養士さんと話せる【明治赤ちゃん相談室】
「明治赤ちゃん相談室」では、0カ月から3歳までの赤ちゃんの食事や発育に関する相談だけでなく、妊娠中や産前産後のママ自身の栄養に関する相談についても電話相談に乗ってもらえます。
栄養士の資格を持った相談員の方にきいてもらえると、気持ちに余裕が持てるようになりますよ。ママの考え方や家庭ごとの個別の状況に配慮しながら相談に乗ってもらうことができます。
電話相談:明治 赤ちゃん相談室| 得する|ほほえみクラブ 育児応援サイト
妊娠中・産前産後の栄養相談や、0ヵ月から3歳までの赤ちゃんの食事・発育に関する相談を、ママの考え方や個別の状況に配慮しながら、栄養士の資格を持った専任の相談員が直接相談をお受けします!
体調不良のときは【こども医療電話相談】
「救急に対応できる病院を受診したほうがよいのだろうか」「もうしばらく様子をみたほうがよいのか」と、ぐったりしているわが子を前にママ自身もどうしたらよいのか途方にくれてしまうこともあるでしょう。
「こども医療電話相談」では、全国同一の短縮番号#8000をプッシュすることでお住まいの都道府県に自動転送され、そこで小児科医師や看護師からお子さんの症状に応じた対応方法や受診先の病院などについてのアドバイスをしてもらえますよ。発熱、嘔吐、けいれん、頭をぶつけたなど、判断に困ったときに利用しましょう。
ママ自身の心のケアが必要なときの相談窓口
女性専門の悩み相談【日本助産師会】
少子化、核家族化、家族や近所の方との関係の希薄化なども相まって、気軽に相談できる相手もなく、ママ1人でお産や子育てに関する悩みを抱えてしまうケースは少なくありません。
社会法人日本助産師会では「子育て・女性健康支援センター」を開設し、お産や子育てに関する悩みだけでなく、不妊や家族計画、婦人科の病気なども含む、女性の健康全般に関する無料電話相談を受けつけています。育児のことだけでなくママ自身の健康についても、必要なケアや指導を行なってくれますよ。
公益社団法人日本助産師会 電話相談(子育て・思春期・更年期)
助産師は妊娠・出産・子育てだけでなく、女性の一生にわたる性と生殖に関わる健康問題を中心に、必要なケアや保健指導を行う専門家です。思春期の悩みや、子育て、更年期症状、高齢者の性の問題を含めた女性の健康について、相談事業を行っています。
児童相談所につながる【189番】
産後のママはホルモンバランスの影響から精神的に不安定になることが珍しくありませんし、真面目なママほどうまくいかない子育てに悩んでしまうものです。
「ついイライラして、子どもに手をあげてしまった」と自分を責める前に、児童相談所全国共通ナビダイヤル189番にて電話相談をしてみるとよいですよ。相談は匿名でもすることができるので、ご自身のSOSの声を届けてみてください。
児童相談所全国共通ダイヤルについて|厚生労働省
これまで、児童相談所全国共通ダイヤルは10桁の番号(0570-064-000)でしたが、覚えやすい3桁の番号にして、子どもたちや保護者のSOSの声をいちはやくキャッチするため、平成27年7月1日(水)から「189」(いちはやく)という3桁の番号になります。