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子どもの夜泣きは睡眠退行が原因?基礎知識やねんトレについて知ろう

子どもの夜泣きは睡眠退行が原因?基礎知識やねんトレについて知ろう

ねんトレにもチャレンジしてみよう

夜泣きを軽減できるねんトレとは

ねんトレとは「ねんねトレーニング」の略で、抱っこや添い乳がなくても赤ちゃんが自然に眠れるような習慣をつけることを指します。特に海外では、赤ちゃんがパパやママの部屋から離れて寝るようしつけるという意味があるようです。

ねんトレをすると赤ちゃんの寝かしつけがスムーズになるだけではなく、夜泣きを軽減できることが多いことから積極的に取り組んでいるママも多いようです。

トレーニング方法は様々あり、赤ちゃんの月齢によって適した方法を選ぶことができます。新生児から始めることもできるようですが、夜泣きが始まる生後4カ月から始めるママが多いようです。

1歳以降で始めることもできますので赤ちゃんの成長に合わせてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ねんトレの基本と進め方

ねんトレのやり方にはいくつかありますが、基本になるのは「生活リズムを整えること」と「眠りやすい状態を作ること」です。

生活リズムを整えるために起床時間や昼寝の時間、就寝時間を決めておきましょう。朝7時を目安に起きて日中はしっかり活動し、夜8時までには寝るのが理想です。

遅くとも寝る30分前までに入浴を済ませ、絵本の読み聞かせや子守唄などで眠る前の雰囲気作りをします。母乳育児の場合、添い乳で寝かしつけがちですが睡眠と授乳は切り離してくださいね。

また、ねんトレ中は「おやすみ」の合図のあとに抱っこや授乳をしてはいけません。「寝るための練習」であることを子どもに話すとともに、スキンシップを増やして愛情を伝えましょう。

ねんトレは習慣化することが大切

ねんトレを始めたばかりの赤ちゃんは抱っこや授乳をしてほしくて泣き続けます。ママにとってつらい時期ではありますが、「慣れるまでは泣くもの」と割り切って泣かせておきましょう。

「泣いても抱かない」を繰り返すうちに泣く時間が短くなり、泣く回数も減りはじめます。「おやすみのあとは何もせずに寝る」ということが習慣化すると泣かずに寝られるようになるようです。

また、起床時間や入浴時間などが日によって違うと生活リズムが整いません。決まった時間に寝起きする習慣をつけると生活リズムが整い、就寝時間になったらスムーズに寝られるようになります。

ねんトレが習慣化するのには時間がかかりますので、パパとママにかかる負担が少ない時期を選んで始めてくださいね。

まとめ

睡眠のリズムがある程度整った赤ちゃんでも、日中の疲れなどが原因で睡眠退行を起こすことがあります。睡眠退行は一時的なものなのであまり心配する必要はありません。

また、赤ちゃんの睡眠退行や夜泣きが始まったときは、室温や部屋の明るさといった寝室の環境や、生活リズムを見直してみるとよいでしょう。

赤ちゃんがしっかり寝られるよう、ねんトレを始めるのもおすすめです。ただし、ママの精神的な負担が大きいときや赤ちゃんの情緒が不安定になったときなどは無理せず中断してくださいね。
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