車にマタニティマークをつける？効果や車の運転の注意点を紹介

2019,8,20 更新

窮屈でもシートベルトは着用しよう

お腹が大きくなってくると、シートベルトをしたときに窮屈に感じますよね。お腹の張りに繋がることもあるので、シートベルトをしたくないと感じている妊婦さんも多いと思いますが、シートベルトを着用することで母体や胎児を交通事故の被害から守ることができます。

そのため、運転中だけでなく助手席や後部座席に乗っているときも、シートベルトを忘れないようにしましょう。苦しくならないように着用するコツは、お腹のふくらみを避けてベルトを通すことです。肩ベルトはわき腹を通し、腰ベルトは腰骨のできるだけ低い位置を通すとよいでしょう。

妊婦さんがシートベルトをするときの補助具などもあるので、苦しくなってしまうという方は、そういったアイテムも試してみてくださいね。

連続して運転するときはこまめに休憩

妊娠中でも、帰省などの際に長距離移動が必要になる方もいるのではないでしょうか。パパや家族に運転してもらうことができれば一番よいのですが、妊婦さんが車を運転する場合は長くても1時間程度におさめ、こまめに休憩を取るようにしましょう。

妊娠中の体は血液が固まりやすくなっているため、同じ姿勢を長時間取り続けることで血栓ができる可能性があります。また、腰痛や背中の痛みに繋がることもあるようです。

一般道であればコンビニ、高速道路ではSAやPAなど、事前に休憩ポイントを確認してから出発すると安心ですね。休憩の際は水分補給をしっかり行い、車外に出て少し体を動かすようにしましょう。血栓だけでなくむくみの予防にもなります。

まとめ

妊娠中はできるだけ車の運転を控えることが大切ですが、どうしても運転する必要があるとき、マタニティマークは妊婦さんの強い味方になります。この記事を通して、マタニティマークの運転中の効果や事故の際の効果を少しでも知っていただけたら幸いです。

最近増えてきている妊婦さん向けの優先駐車場は、あれば必要に応じて利用するようにし、少しでも快適に外出できるとよいですね。お出かけ前は体調をよく確認して、無理のない安全な運転を心掛けましょう。