お出かけの車内で楽しめる子どもの遊び!選び方と快適ドライブのコツ
お出かけや帰省時など車の中で過ごす時間が長くなることがありますよね。ドライブに飽きたり、疲れて眠くなってしまったりして小さい子どもと一緒の移動はなにかと大変です。ここでは、子どもと一緒に車内で楽しく過ごす方法や、より快適に過ごすためのコツを紹介したいと思います。
車内の遊びを選ぶときのポイント
酔いやすいゲームやスマホは避ける
スマホやゲーム、絵本など、外の景色を見ることなくじっと集中してしまうものは車酔いになりやすいので避けるようにしましょう。もし車に酔ってしまったら、助手席に座らせて前方の景色を見せていると症状が軽減されるようです。
3歳までは小脳が未発達なため、乗り物酔いにはかからないといわれています。しかし、小脳が発達し始める4歳ころからは注意が必要です。
年齢を問わず、みんなで楽しめるもの
下の子は実際に参加できているかどうかということよりも「楽しい」と感じることができればよいと思います。一緒に歌うことができなくても「一緒に歌おう」と誘ってあげてください。みんなが楽しく歌っている姿を見て、下の子も楽しめることでしょう。
意外と盛りあがるのがドライブの実況中継です。一人ずつ今の様子をなんでもよいので実況していけばよいのですが、小さい子でも「あの車は何色?」などママの質問や誘導によってその子のレベルに合わせて楽しむことができます。
安全が最優先!運転に支障がないものを
運転中でも、しりとりなどの言葉あそびであれば、運転に支障が出ないと思いますが、性格によってはついつい真剣に考えてしまうママ、パパもいるかもしれません。くれぐれも、安全運転を最優先にして適当に参加してくださいね。
また、ドアレバーや窓のボタンなどに興味を示す子どももいるでしょう。走行中にドアが開いたり、窓を開け閉めして指を挟んだりすると危険です。子どもがいたずらできないように配慮しましょう。
道具は不要!みんなで楽しめる遊び
「しりとり」などのことば遊び
しりとりは普通にやって楽しむ以外にも、その子のレベルに合わせてカタカナはダメなどといった「しばり」を取りいれて難易度をあげることができます。
しりとりがまだ難しい場合は「動物の名前をいいあいっこしよう」などといった古今東西ゲームをしてもよいかもしれませんね。古今東西ゲームも子どものレベルや興味に合わせてお題を変えてみましょう。アニメのキャラクター、おやつ、虫の名前など想像するのが楽しいものを選んであげるとより楽しく遊べると思いますよ。
対向車の「色当てゲーム」
慣れてきたら、車の色だけではなく「トラック」「おじさんが運転している」「ステッカーを貼っている」など、子どものレベルに合わせて予想する内容を変えてみると楽しいです。「コンクリートミキサー」など、レアなケースを当てることができたらきっと盛りあがりますよね。
このゲームをアレンジしてオリジナルの「予想ゲーム」を作ってみるのもよいでしょう。たとえば「次の休憩までに、何台赤い車が通るでしょう?」などといったクイズをいくつも出題することができますよ。
ストレス発散にもなる「車内カラオケ」
大きな声で歌を歌ったあとはストレスホルモンが減少するという研究結果があります。最初は「子どものために歌っている」つもりでも、渋滞でイライラしているときなど、家族みんなで歌を歌えばストレスが発散できるかもしれませんよ。
みんなが知っている曲を1フレーズずつ歌っていくというゲームもあります。歌詞を間違ってしまった人はアウトで、最後まで残った人が勝ちです。小さい子が一緒の場合はママが歌に合わせて手遊びをしてあげると喜んでくれると思いますよ。
お出かけが楽しくなる車内の過ごし方のコツ
いつもと違う外の景色を楽しもう
しかし、最初のうちはとくに促さなくても食い入るように見ているという子が多いとおもいますが「せっかくいい景色のところを走っているのに、飽きてDVDばっかり見ている」などとママが見てほしかった場所では外の景色に興味を示してくれないなど、ちょっと残念な経験をしたことはありませんか?
あらかじめ海辺や自然豊かな場所など、子どもに見せたい場所を走ることがわかっている場合は、前もって子どもにこれから訪れる場所の話や「もしかしたら森の動物に会えるかもしれない」などと子どもに伝え、ワクワク感を持たせるようにしましょう。