むくみや腰痛に!マタニティマッサージのメリットと注意点
妊娠中のマッサージの際の注意点って?
必ず事前にかかりつけの医師に相談を
マタニティマッサージをする前に、通っている産婦人科や病院のお医者さんに相談してみるとよいですよ。赤ちゃんのことを考えると、妊娠初期の頃のマッサージはおすすめではありません。安定期に入る16週目以降にマッサージするのがよいとされています。
また、臨月にマッサージするのも、お腹のなかの赤ちゃんによっては施術しないほうがよい方もいるので、安心してマッサージできるように相談するのは大切ですよ。
強く刺激するのはNG!無理のない範囲で
なるべく優しい力加減のマッサージで、ママの身体の無理のない範囲で行いましょう。また、マッサージ店で施術を受ける場合は、うつぶせでの施術はお腹を圧迫するのでうつぶせはNGです。仰向けでなるべく優しくリラックス効果の高いマッサージ店を探してみましょう。
足つぼマッサージは、正しい知識がないと子宮を収縮させるツボを押す危険性もあるので、妊娠中は控えておいたほうがよいかもしれませんね。
中には注意が必要なアロマも
アロマには種類がたくさんあり、リラックス効果やリフレッシュ効果があるものだけでなく、ホルモンのバランスを整えるものなどもあります。なかには、ホルモンのバランスを整え、子宮の収縮を促す効果があるアロマもあるので、施術を受ける場合には、妊娠中であることを伝えた上で相談しながらアロマを選びましょう。
妊娠中に使用しないほうがよいアロマは、ゼラニウム、ジャスミン、ローズなどがあります。効果を確認し自分がよいと思うものを選びましょう。
気軽にできるセルフマッサージでリラックス
足のむくみにはリンパマッサージが効果的
1.足指の骨と骨の間に指をあてて、足の甲を下から上に向かってゆっくりと優しくマッサージします。
2.外くるぶしの前後を、下から上にそれぞれマッサージします。
3.ふくらはぎも下から上に膝の裏に向かってリンパを流しましょう。
4.膝はお皿の周りを内側から外側に流します。親指を使ってマッサージするとしやすいですよ。
5.最後は太ももの外側と正面を下から上に向かってマッサージして終了です。
背中から腰のつらい痛みに
背中の痛みは肩甲骨を右肩は左手で、左肩は右手で肩甲骨にそって下から上に向かってゆっくりリンパを流しましょう。肩甲骨のマッサージは、肩こりに悩む方にも効果的ですよ。
また、背骨にそって下から上にゆっくりマッサージをすることで、背中や腰の痛みがやわらぐといわれています。手のひらで優しくさするだけでも十分に効果があるので、寝る前などの時間のあるときにやってみてくださいね。
専門のマッサージ店を上手に利用して
先輩ママの話では、妊娠中に背中や腰痛がひどかったのでネットでマタニティ専門のマッサージ店を探し、行ってみたそうです。マタニティ専門サロンだけあって、妊婦さんの身体に負担がかからないような施術をしてくれて、つわりがある方でも通えるように、香りの優しいマッサージオイルを使ってくれたと話してくれました。
マッサージで身体だけでなく心も癒やされて、妊娠後期も身体のだるさがなく元気に過ごせたそうですよ。
まとめ
マタニティ専門のマッサージ店に通うのもストレス発散になってよいですが、お家でもセルフマッサージができるので、注意点に気をつけながら空いている時間にマッサージをしてみてくださいね。