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家族のコミュニケーションは重要!少しの意識で通じ合える家族に

家族のコミュニケーションは重要!少しの意識で通じ合える家族に

パパとママは共働き、子どもは幼稚園や習い事で忙しいと、家族で時間が合わなくてコミュニケーション不足と感じることもありますよね。少しでもコミュニケーションをとる方法はないのでしょうか。また子どもにはコミュニケーション能力をしっかり養ってもらいたいと思っているパパやママへ、家族での過ごし方をお話しします。

家族のコミュニケーションはとれている?

現代は活動時間がバラバラになりがち

日本では昔から「夫婦は言わなくても分かり合うことができる」という意識が多くの人の中にあるようです。この「言わなくても分かり合える」というのは幻想に過ぎません。きちんとコミュニケーションをとらなければすれ違いが起きますし、放置すれば溝はどんどん深まります。

あるアンケートで家族のコミュニケーションが不足していると感じる人は半数以上にも上るという結果が出たそうです。家族間でコミュニケーションがとれない原因として大きいのは、生活時間がそれぞれバラバラだということが挙げられます。

コミュニケーションがとれないとあきらめるのではなく、できることを探してみることが大切です。日常生活の中での出来事を、携帯やスマホなどのツールを使って報告し合ってみませんか?

パパとママの会話が減ると危険信号に

結婚当初は仲よくコミュニケーションがとれていたパパとママも、仕事で遅いパパ、子どもの寝かしつけで一緒に寝落ちしてしまうママ、朝はバタバタで話す時間さえないといった毎日を繰り返していくと、パパは家庭以外に心を置くようになり、結果コミュニケーション不足となっていきます。

パパの心のよりどころが仕事に向かっているときはよいのですが、浮気や不倫に向いてしまう恐れも。これはママにもあり得ることで、パパと共通の会話がないと自分の方を向いてくれる人と不倫をしてしまう方もいるようです。

夫婦のコミュニケーション不足は子どもにも伝わります。子育ての環境としてもよくありません。家族仲よく、明るく過ごすためには、まずはパパとママの会話が大切といえるでしょう。

朝食が家族揃わない家庭は約8割

毎日の朝食が家族揃わない家庭は約8割もあるそうです。朝の時間帯には家族でのコミュニケーションは十分とはいえないのが現状のようです。

忙しさやおなかがあまり空いていないというのを理由に、朝食を抜いてしまうパパやママも多く、一日のスタートを家族で過ごせていない家庭がかなり多いようです。

朝食の準備は約15分以内でパパッと済ませてしまうママが7割以上だそうですが、菓子パンや総菜パン、シリアルやグラノーラなどを出して、申し訳なさを感じているママも多いようです。

家族のコミュニケーション習慣として、朝5分でよいので家族で集まり、各々の予定などを話してもらいましょう。たった5分だけれど、この5分でコミュニケーションがとれるのではないでしょうか。

子どもの成長と家族のコミュニケーション

コミュニケーション能力は家庭で育つ

今の時代、就活では大学名よりもコミュニケーション能力をみて、欲しい人材を確保するところが増えています。それでは、コミュニケーション能力というのはどのように育てるのでしょうか。

子どもが他人とうまくコミュニケーションがとれるようになるためには、家庭での会話がとても大切です。例えば、子どもの目を見ながら子どもが話すことを楽しいと思って聞いたり、話す機会をたくさん作ってあげたりすることは、子どものコミュニケーション能力の向上につながります。

子どものころに嫌だった気持ちやうれしかった気持ちを受け止めてもらった経験が多いと、相手の気持ちに共感する心が育まれやすいそうです。そして、相手の気持ちを理解することで、相手を敬えるようになります。

家族間でも挨拶はとても重要

子どものころから、家族、近所の人、親せきの人に「挨拶をしましょう」という教育をされている方は多いのではないでしょうか。挨拶というのはコミュニケーションにおいて、一番最初に行われるものです。

子どもが挨拶することができたら、たくさんほめてあげましょう。ほめてあげることで、挨拶することがよいことだという認識を、子どもに植え付けられます。

挨拶を他人にすることで、話しかけることに対する壁を小さくすることができます。すると「他人とコミュニケーションをとることが苦にならない」という意識を身につけられるでしょう。子どものころに挨拶することはよい練習となります。大人になってからのコミュニケーション能力は子どものころから育てることができるのですね。

子どもの身体的発達にも大きく影響する

お仕事をしていて、平日は子どもと関わる時間が長くても2時間程度という先輩ママがいます。忙しい毎日を送る中、急に年末年始に10連休をとることができ、日ごろのコミュニケーション不足を解消しようということを念頭に、子どもたちと過ごしたという実体験をお話ししますね。

連休前は、上の子ども3歳はよく暴れまわる、下の子ども1歳2カ月は上の子によいようにやられてばかりで喃語と2音節を発する程度の子ども、といった具合でした。

連休中、パパとママが子どもと常に一緒に過ごすようにすると、上手にお話しできたり、少し前まで歩けなったのにママの手を握って一緒に歩いたりしたそうです。また、自己表現の場が広がったことで、喜怒哀楽を表に出すことが上手になったそうですよ。
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