女の子のトイレトレーニングを知ろう!見落としがちなトイレマナーも
女の子のトイトレを成功させるコツ
イメージトレーニングは絵本から
絵本では排泄の仕組みだけでなく、かわいい動物さんや同じような年の子どもが愉快にトイレをしていますよね。それを見た子どもは、トイレはだれでもするものなんだなと親しみがわきやすいです。
子どもがワクワクしやすい仕掛け絵本になっていていたり、トイレの後の手洗いまで学べる内容の絵本もあったりもします。トイトレを始める前からトイレの絵本でイメージトレーニングしておくと、すんなりとトイレを受け入れやすいケースが多いですよ。
好きなキャラクター効果でやる気アップも
たとえば保育園のお友だちが布のパンツを履いていることで、自分も布パンツを履きたがるケースです。布パンツは「お姉さんが履くパンツ」だと話し、子どもが選んだお気に入りのパンツを用意します。そして「トイレができるようになったらこのパンツが履けるね」と説明すれば、子どものやる気がアップしますよね。
トイレの壁に貼った台紙やシール帳に、トイレができたら子どもの好きなキャラクターのシールを貼るのも励みになりますよ。布パンツで過ごせるようになったら、とっておきのシールがゲットできるというのも目標になりますよね。
ママやパパが焦ってしまうと逆効果
長期間の間には、トイトレが進むときもあれば後退したように感じるときもあります。行きつ戻りつしてだんだんとトイレができるようになる場合も多いですよ。
好きなキャラクターを使うなどしてママが工夫しても、ときにはあまりやりたがらなかったり風邪をひいてできなかったりする期間もあるでしょう。そんなときは無理せず少しお休みしてもよいかもしれませんね。
トイレが成功したときは親子で「おしっこできたね!」と喜びつつ、焦らず気長に取り組みましょうね。
年齢別女の子のトイトレのコツ
0~1歳はおまるを使って排泄を学ぶ
年齢が低い子どものトイトレにはおまるを使うのが一般的です。ママが子どもを支えて排泄を促し、おまるに行ったら排泄するというクセづけをしていきます。
0歳からトイトレを始めると、立って歩けるようになるころには自分でおまるまで行って排泄できるようになります。おまるに排泄することを学ぶと、トイレに行くことはさほど難しいことではありません。
おまるは排泄の回数や量をママが確認しやすいので、女の子に多い尿路感染症などにも気がつきやすいですよ。
1~2歳はおだてて気分をのせよう
ママに言われたからではなく、自発的にトイレに行きたいと思えるような声かけや環境を意識しましょう。「トイレに行きなさい」ではなく「トイレに行く?行かない?」と子どもに判断をゆだねる方法が効果的です。
ひとりで行けたら「トイレに行けるなんて大人だね!」と言ってみましょう。そのときはそっけない態度でも、子どもの心には大きな自信が生まれていますよ。ママがトイレに座る姿を見ることも勉強になります。女同士なら恥ずかしくないですね。
3歳以降は言葉で説明できる
あるママは幼稚園入園を控えた我が子に「幼稚園にはおむつはして行けないんだって」と言ってみたところ、なんとその日のうちにおむつが卒業できたそうです。それまでトイトレに身が入らなかった子どもにも、目標やきっかけがあるとスムーズに進むのですね。
3歳以降は身体的にはトイレに行く準備はできているので、トイレに行くことの必要性を伝えるだけでも成功することがあります。ただし、それまでにママのお手本や絵本などからトイレに行くことを学んでいることが必要です。
まとめ
トイトレ期間はタイツやワンピースを避けて、丈が短い上着や脱ぎやすいパンツなどで過ごした方が、子どもがトイレがしやすく自信をつけやすいでしょう。女の子ならではのトイトレでは、トイレを可愛く飾って親子で楽しみながらトイトレができるとよいですね。