2歳児の寝かしつけの方法!寝ない理由やお役立ちグッズもご紹介
2歳児がなかなか寝ついてくれず「毎日の寝かしつけが辛い」というママもいるのではないでしょうか。寝かしつけが終わらないので、家事もなかなか進まなかったり、イヤイヤ期も重なるとママもストレスが溜まったりしますよね。ここでは、2歳児が眠れない理由とおすすめの寝かしつけ方法をご紹介していきます。
目次
- 2歳の子が寝たくない理由を知ろう
- 自我が強くなるイヤイヤ期だから
- 2歳になって体力がついたから
- 寝ることが怖いと思っているから
- 2歳児の寝かしつけ、みんなの悩みを知ろう
- 時間がかかってイライラしてしまう
- 寝かしつけが抱っこで体が辛い
- ママが隣にいないと起きてしまう
- 試してみたい2歳児の寝かしつけ方法
- 夜寝るまでの流れを視覚化する
- 入眠儀式を決めて継続する
- 寝る前に子どもとスキンシップ
- 日中の過ごし方についても見直そう
- 早起きがしっかりできている?
- 日中に外遊びでほどよい疲れを
- お昼寝の時間にも注意しよう
- 寝かしつけに疲れたときに試したい方法
- 寝かしつけはパパに任せる
- あえて寝かしつけをしない
- 2歳児にも効果がある寝かしつけグッズ
- 優しい音楽と光が特徴のクラウドビー
- 映像と音楽が特徴、おやすみホームシアター
- ぐっすり眠れるアロマ、ベビースリープ
- まとめ
2歳の子が寝たくない理由を知ろう
自我が強くなるイヤイヤ期だから
寝る時間になってもまだ絵本が読みたい、まだ遊びたいといった欲望を自分の中で処理するのができません。また、2歳であればまだ自分の気持ちをうまく言葉で伝えることができないので、さらにイライラしてしまうのです。
例えば、ママやパパに「早く寝なさい」と言われて、反論したいのにできないので泣き叫んでしまうこともあると思います。ママやパパにとっても、子どもの寝かしつけは一苦労です。しかし、頭ごなしに怒ると、逆効果になって余計に疲れるでしょう。
2歳になって体力がついたから
1歳のころと同じ生活リズムを続けていると、就寝時間になってもなかなか寝てくれずに寝かしつけに何時間もかかる、なんてこともあるかもしれません。就寝時間になってもまったく眠そうではないときや寝かしつけに何時間もかかる場合には、生活リズムを見直してみることが大切です。
昼間は公園に行って思いっきり遊んだり、お昼寝の時間を見直したりしてみるのも効果的ですよ。
寝ることが怖いと思っているから
例えば、「寝ている間に何かあったらどうしよう」「寝たら怖い夢を見るかもしれない」などと考えるために、眠ることができなくなる子もいます。しかし、その不安をうまく言葉にすることができないので、一生懸命伝えたくてもうまく言えないために、「イヤ!」という言葉のみが出てしまうのです。
寝かしつけのときに、「今日はどんな楽しい夢が見られるかな?」「夢の中で公園でいっぱい遊べるかも」など、子どもが楽しくなるような言葉をかけるとよいですね。子どもが「寝たい」と思えるように、導きましょう。
2歳児の寝かしつけ、みんなの悩みを知ろう
時間がかかってイライラしてしまう
子どもが疲れるようにプールに連れて行ったり、公園で遊んだりなど、努力をしているのに全然寝ないという経験をしているママもたくさんいます。お昼寝をしないのに、夜もなかなか寝ないという子もいるようです。
また、日本小児保健協会が調査したデータによると、22~23時以降に寝る割合が最も高いのが2歳児のようです。3歳を過ぎると少しずつ早く眠るようになり、4歳になると2人に1人の子どもが21時には就寝できるようになるといわれています。
寝かしつけが抱っこで体が辛い
立って抱っこをするのが辛いときには、「ねんねしながら抱っこしようね」と言い寝転んで抱きしめると安心する子もいます。また、ラッコ寝といって、寝転んだママの上に子どもを乗せると眠ることができる子もいるようです。
抱っこでしか寝ないのは辛いですが、先輩ママたちによると保育園や幼稚園に行き始めると自然と子どもひとりで眠れるようになり、抱っこで寝かしつけていたこともよい思い出に変わるそうです。抱っこで寝かしつけをするのは大変ですが、それだけママを必要としているということなのですね。
ママが隣にいないと起きてしまう
子どもが寝ているから音を立てないように静かに過ごしていても、子どもはママの気配がないのに気づいて起きることも多いです。目が覚めたときに、さっきまで隣にいたママがいないと不安になりますよね。また、2歳の子はまだ自分の力で再び眠ることができません。もう一度眠るためにはママの力が必要なのです。
部屋を出るときにママの匂いがついた洋服を隣に置いたり、ぬいぐるみをママの代わりに隣に置いたりなど、工夫をするのもよいですね。
試してみたい2歳児の寝かしつけ方法
夜寝るまでの流れを視覚化する
まず、夜ご飯を食べてお風呂に入り歯を磨く、その後に寝る、という流れをルーティン化します。大まかでよいので、毎日同じ時間に行いましょう。そして、その一連の流れをイラストに書いて、壁などの目につくところに貼ります。そして、子どもに「この順番でするんだよ」と伝えると分かりやすいですね。
イヤイヤ期の子どもは自分の中で物事の順番を決めていて、そのとおりに物事が進まないと「イヤ!」となってしまうのです。こちらから順番を提示し楽しく話すと、案外すんなりとその順番を受け入れてくれるかもしれませんよ。
入眠儀式を決めて継続する
最初のころはまだその儀式が子どもにインプットされていないので、寝かしつけにも時間がかかってしまいますが、早い子だと4日目くらいから早く眠りにつけるようになります。
入眠儀式として、その日に起こった出来事を物語風に話しかける方法もあります。「今日は◯◯ちゃんは6時に起きました。その後◯◯ちゃんは朝ごはんを残さずに食べました」など、1日の出来事を振り返るのです。名前を入れることで、子どもは真剣に耳を傾けます。最後に「◯◯ちゃん今日も楽しかったね。おやすみ」で締めくくり1日を終えましょう。
寝る前に子どもとスキンシップ
スキンシップの方法は基本的には静かにできるものがおすすめですが、子どもがお気に入りの手遊びや歌があるのであれば、それをするのもよいですね。ほかにも、優しく声をかけながら、胸の辺りをトントンするのも立派なスキンシップです。
昼間は保育園に預けているママだと、なかなかゆっくりと子どもとスキンシップを取るのが難しいですよね。寝る前の時間を子どもとのスキンシップの時間にすると、ママと子どもの絆もより深まるのではないでしょうか。