子どもと一緒に行く夏祭り。夏祭りの魅力と楽しみ方や注意すること
夏になると、あちらこちらで開催される「夏祭り」。遠くから聞こえる太鼓の音や笛の音色に、大人でもウキウキしてくるものです。ぜひ子どもにも、日本の素敵な夏祭りを経験してもらいたいですね。今回は、夏祭りの魅力と楽しみ方、ほかにも注意することなどをご紹介します。夏祭りを楽しむ参考にしてくださいね。
夏イベントの定番!祭りは日本の夏の風物詩
夏祭りの楽しみといえば
みなさんは夏祭りの楽しみといえばなにを思い浮かべますか?人気の高い順に、ランキング形式でご紹介します。
1位 花火
2位 屋台の食べもの
3位 浴衣姿
4位 みこしや山車
5位 提灯の明かりなど、祭り全体の雰囲気
これ以外にも、夏祭りならではのゲームや太鼓の音色なども挙げることができます。いつもの神社や通りがたくさんのお店で彩られ、普段と違った雰囲気を味わうことで、子どもにとって忘れられない夏の思い出になることでしょう。
日本スタイル!子どもと浴衣で夏祭り
子どもの浴衣は、意外と簡単に着せることができます。問題はママ。しかし「自分で着たことがない」という人でも大丈夫ですよ。最近では簡単に着られる浴衣が、お手頃価格で売られています。
例えば、上下セパレートになった「二部式浴衣」や、結び目がすでに作られている「作り帯」を利用してみましょう。昔ながらの浴衣はもちろんよいものですが、初めての場合はこのような現代風の浴衣からスタートしてみてはいかがでしょうか。きっと楽しく手軽に浴衣デビューができますよ。
祭りにかかせない屋台!その魅力とは
人気屋台は、ソースの香りが食欲をそそる「焼きそば」や「タコ焼き」だそうです。これ以外にもかき氷や綿あめ、フランクフルトなど、子どもが喜ぶ食べものがたくさんありますよね。どれを食べるか子どもと一緒に選んでみましょう。
また地域や夏祭りによって、屋台には特徴があります。そのお祭りでしか食べられないものだったり、その地域ならではのものだったりと、限定食を探すのも楽しみの一つですよ。
祭りにも「花火」「踊り」など種類はいろいろ
花火大会の情報は検索サイトなどでチェック
全国の花火大会が検索でき、カレンダー形式になっているものから、地域に絞って紹介しているものまで色々ありますよ。今年の夏、花火大会へ行く予定があるならぜひチェックしてみてください。
ところで、花火大会の起源をご存じでしょうか?夏の花火大会は、江戸時代中期に大飢饉とコレラによって多くの人が亡くなったことをうけ、死者を弔う意味と悪霊退散を兼ねて、隅田川の川開きの日に花火を打ち上げたことが始まりといわれています。背景を知ると、花火大会の別の一面が見えてくるかもしれませんね。
一度は見てみたい「踊る」夏祭り
例えば、花笠をもって威勢のよいかけ声とともに踊る山形県の「山形花笠まつり」、軽快な音楽に合わせて踊る東京都の「浅草サンバカーニバル」、地元の人も観光客も一緒に踊れる岐阜県の「郡上おどり」。
ほかにも国内最大級の徳島県の「阿波踊り」、鳴子を持って踊る高知県の「よさこい祭り」、沖縄らしい音楽にあわせて踊る沖縄県の「エイサー祭り」などがあります。夏休みの旅行がてら見に行くのも、素敵な思い出になりますよ。日本人なら一度は見てみたい「踊る」祭りですね!
夏祭りで子どもが喜ぶゲーム3選
次はお馴染み「金魚すくい」です。子どもにとって紙の「ポイ」で金魚をすくうことは難しいものですが、チャレンジさせてみましょう。ポイには裏表があり、紙が貼られている方が表になります。こちらを上にして使うとやぶれにくいとか。
最後は子どもが大好き「スーパーボールすくい」です。お店によって、すくい方やもらえる数が違います。たくさんお客さんが集まっているお店がよいでしょう。
夏祭り事故や迷子にならないために必要なこと
子どもとお祭りに行くときの注意
必ず「手を離さない」ようにしてください。大人が多い方がよいので、心配なときはおじいちゃんやおばあちゃんにも一緒に夏祭りに出かけてもらうと安心ですよ。万が一迷子になったときに備えて、わかりやすい集合場所を決めておきましょう。
また、夏祭り会場を事前に確認することも大切です。最寄り駅が一つしかない場合などは、終了と同時に一斉に人が集まり、小さな子どもには危険になります。夜のお祭りは特に混みますので、昼間に出かけて、薄暗くなったら早めに切り上げるのもよいかもしれません。