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端午の節句には菖蒲湯に入ろう
菖蒲湯の由来や効能とは
端午の節句は「尚武の節句」とも呼ばれ、「菖蒲」と発音が一緒です。尚武とは強くて勇ましい様子を表した言葉なので、男の子の節句にふさわしいですよね。
また、菖蒲は香りが強く、その葉が刀の形に似ていることから厄除けや無病息災に効果があるといわれていました。実際に、菖蒲には「アサロン」「オイゲノール」といった成分が含まれていて、腰痛や神経痛を和らげる効果が期待できます。
芳香には自律神経を整える効果もあるそうですよ。ほかにも、血行促進やリラックス、肌の保湿などができます。
菖蒲の購入場所と菖蒲湯の作り方
また、花が咲く「花菖蒲」とは種類が違うので、間違わないように注意しましょう。真空パックになったものも販売されていますが、効能を十分に堪能したい場合は根っこがついたものがよいでしょう。
菖蒲は10本ほどそのままゴムなどで束ねて浴槽に入れ、熱めのお湯を入れて香りを引き出します。千切りにしてだしパックなどに詰め、熱いお湯を注いでエキスを抽出し、それをお風呂に足して入る方法もあります。
菖蒲湯は赤ちゃんでも入浴OK
ただ、新生児~3カ月くらいまでは肌の抵抗力が弱いので、控えた方がよいかもしれません。それ以降でも、アトピーや湿疹がある場合は入浴を控え、菖蒲の尖った葉で肌を傷つけないように注意しましょう。
血行促進の効果もあり、普段よりも体が温まりやすいので、長湯にならないように赤ちゃんの様子を見ながら菖蒲湯を楽しみましょう。また、菖蒲に農薬などが付着している場合も考えられるので、一度洗ってから入浴に使った方が安心です。
せっかくの初節句、無病息災を願って家族一緒に菖蒲湯を楽しみたいですね。
まとめ
家族を招き、五月人形を飾り、柏もちやちまきを食べ、菖蒲湯に浸かる。準備は大変かもしれませんが、年に数度のお祝いです。昔ながらの季節の行事を子どものころに行うことで、次の未来へと引き継がれていきます。ぜひ、端午の節句は家族みんなで伝統的な過ごし方をしてみてくださいね。