赤ちゃんにも欲しいおねしょシーツ!上手な選び方と使用時のポイント
おねしょシーツはおねしょ対策に便利なアイテムと思われがちですが、じつはおねしょとは関係のない赤ちゃんのころから上手に使っているママもいるようです。そこで今回はおねしょシーツがどんなシーンで活躍するのか、また上手な選び方や知っておきたい使い方のポイントについてご紹介します。
おねしょシーツって何?年齢で変わる役割
布団が濡れないよう予防するためのシーツ
おねしょシーツは一般的に2層構造になっていて、表面はコットンなど吸水性の高い生地、敷布団に触れる裏面の生地は防水のため撥水加工が施されています。敷布団の上におねしょシーツを敷くことで、おねしょをしても敷布団が濡れてしまうのを最小限に防いでくれますよ。
サイズは敷寝具の大きさと同じシングルサイズやダブルサイズ、また用途によってはハーフサイズなど様々です。どういった使い方をしたいのかなど、目的に応じて選択することができます。
赤ちゃんのときは吐き戻し対策として使える
赤ちゃんはよだれの量が多く、ミルクを吐き戻すこともよくあります。よだれや吐き戻しでスタイを何枚も変えた経験のあるママは少なくありませんね。スタイなら手軽に変えられますが、よだれや吐き戻しで敷布団やマットレスが汚れてしまうと大変です。
対策としておすすめしたいのがおねしょシーツです。おねしょシーツは防水加工されているので、赤ちゃんの下に敷いておけば敷寝具を汚さずにすみますよ。
またおむつ替えのときに赤ちゃんの下に敷くことで、おむつを外したときのおしっこ対策になります。いざというときに床などを汚さずにすみますね。
おむつの卒業が近づくとおねしょ対策で活躍
仕方ないこととはいえ、子どもがおねしょをするとママはつらいですね。濡れたシーツやパジャマを洗ったり、敷布団やマットレスをきれいにしたりする作業は、忙しい朝ならとくに大変です。
そんなママの負担を減らしてくれるアイテムがおねしょシーツです。高い吸水性と防水性を兼ね備えたおねしょシーツを敷いておけば、敷布団などを洗う手間を省くことができますよ。
何歳ごろまでおねしょシーツを使うかは個人差がありますが、小学校入学までを目途と考えるママが多いようです。
赤ちゃん用のおねしょシーツの上手な選び方
布団と同じか少し大きめのサイズだと安心
中にはシングルよりも小さい、敷布団の一部分のみをカバーするものもありますが、子どもは寝ているときによく寝返りを打ち、ズレやすいので就寝用にはあまりおすすめできません。
敷布団やマットレスをしっかりくるむことができるサイズであれば、ズレたりおねしょで敷寝具が濡れたりしにくいです。敷寝具と同じサイズか、少し大きめのサイズを選びましょう。
またおねしょシーツには四隅にゴムが取りつけられていて敷布団に固定できるものもあります。ベッドの場合はゴムでは難しいので、ボックスタイプを選ぶと安心ですよ。
洗濯機で簡単に洗えるものが使いやすい
おねしょシーツの洗い方としては、手洗いしかできないもの、洗濯機で洗えるもの、洗濯機で洗えるけれど脱水はNGなもの、洗濯機も乾燥機もOKなものなど様々です。購入するときに確認するようにしてください。
おすすめは、やはり洗濯機で簡単に洗えるものです。ママの負担を減らすことができます。また冬や梅雨時期などは乾きにくい天候が多いので、頻繁に洗いたい場合は乾燥機にかけられるかどうかもポイントになりますよ。
お泊りのときは使い捨てタイプが役に立つ
使い捨てタイプの防水シーツは敷寝具をすっぽり覆うほど大きくはありませんが、大判であれば120cm×180cmくらいあるので、敷布団やベッドが濡れる心配はまずありません。
もし汚してしまってもごみとして捨てるだけです。これならママも安心して、子どもとの外泊が楽しめますね。
おねしょシーツを使うときのポイントとは
使い方は簡単!敷布団の上に直接敷くだけ
はじめにお伝えしたように、おねしょシーツは基本的に敷布団やマットレスの上に敷くだけでOKです。おねしょシーツの上にベッドシーツや敷パッドなどを重ねる必要はなく、子どもが直接横になって寝ることができますよ。
ただ、生地によっては直接寝ないほうがよいものもあるようです。例えばスムースポリエステル生地は肌触りがあまりよくありません。通気性も悪く、蒸れてしまうこともあります。
快適な眠りは子どもの健やかな成長に欠かせません。寝心地の悪い寝具は避けたいですね。肌触りや蒸れが気になるときは、おねしょシーツの上に敷パッドやシーツを重ねて対応するとよいですよ。