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夫婦げんかのあと謝られたら許す?なかなか許せないときの向き合い方

夫婦げんかのあと謝られたら許す?なかなか許せないときの向き合い方

夫婦げんかしてしまったあとに早く仲直りするためには、お互いに謝ってわかり合うことが大切です。わかってはいるけれど相手から謝られたからといって、すぐに許す気になれないときもありますよね。心のなかでは仲直りしたいと思っているのに、自分でもどうすればよいのかわからないときはどうすればよいのでしょうか。

謝られても許せない気持ちがあるとき

許せないときは無理に許そうとしない

夫婦げんかをしたあとに、相手が悪かった場合でも謝られると許せることもありますよね。ただ、どうしても許せないときもあるでしょう。そういう場合は、無理に許そうとする必要はないかもしれません。

許せないときは、「それはまだ許せない」と自分の正直な気持を伝えるとよいでしょう。

また、なんでも許してしまうと、「ママの機嫌が悪いときは、とにかく謝っておけば大丈夫だろう」と軽い考えを持たれることもあります。許したほうが気まずさがなくなり楽なときもありますが、反省の気持ちがないと、またいつか同じようなことでけんかになる可能性が高いです。

許せない気持ちをずっと引きずったままというのもよくないので、許せなかった理由を相手にしっかりと伝えて仲直りしましょう。

冷静になれるまで距離を置く

けんかをしているときは、相手にイライラした気持ちが膨れ上がっていますよね。興奮している状態だと冷静な判断がしづらくなるので、すぐに相手を許すことはできないでしょう。

そんなときは相手としばらく距離を置いてみるとよいですよ。ひとりになって落ち着いて考えてみると、けんかの原因がたいしたことではなかったり、むしろ自分のほうが悪かったりすることに気づいたりすることもあります。

5~10分でもよいので、ひとりの時間を作ってみてくださいね。気持ちが落ち着いたら、お互いに言い過ぎたことを反省し歩み寄る気持ちが大切です。

また、言い争いのけんかをしているときでも、すぐに言い返すのではなく、一息ついてみるとイライラする気持ちが少し治まりますよ。

過去の揉めごとや不満を持ち出さない

お互い好きな相手と結婚したとしても、些細なけんかはつきものです。

そんな些細なけんかでも、イライラしている気持ちがなかなか解消できないと、「そういえば前にもこんなことがあった」「あのときのことはまだ許してないから」など、過去の揉めごとや不満を持ち出したくなることもあるでしょう。

ただ、今のけんかに関係のないことを思い出しても、感情的になってしまってけんかの収拾がつかなくなります。また、過去のことを持ち出された相手も「またその話?」「不満があったのなら、そのときに言えばよかっただろ」と、余計に怒りが治まらなくなるのでよくないですね。

過去のことでまだ気になることがある場合は、冷静なときに一つずつ解決するようにしましょう。

夫婦げんかで子どもに辛い思いをさせないで

子どもは両親の関係をよく見ている

子どもはパパとママが目の前でけんかをしているところを見ていなくても、2人の雰囲気や接し方で、けんかしていれば気付いてしまうものです。相手にイライラしているときでも目の前でけんかするのはもちろん、子どもに感づかれることのないように気をつけましょう。

それでも自分の考えを相手に伝えるために、意見をぶつけ合うことは大切です。けんかのようになるかもしれませんが、お互いの考えを言い合って歩み寄る気持ちがあれば、夫婦にとってよい関係を築くための意味のあるけんかだったといえます。

けんかのあとにすぐ仲直りをしていれば、本当に仲が悪くけんかしていたのではないと見ていてわかりますし、けんかのあとは仲直りすることが大切だということを学んでくれるかもしれませんね。

子どもを夫婦げんかに巻き込まない

夫婦喧嘩をしているときに、子どもに「◯◯ちゃんもパパが悪いと思うよね」と聞いてみたり、「ねえ◯◯ちゃん」となんとなく話を振ってみたりするママもいるのではないでしょうか。

子どもが大人同士の喧嘩のことになにか聞かれてもよくわからないですし、困ってしまうので夫婦げんかに巻き込むのはやめましょう。巻き込まれても「けんかしているパパとママが怖い」という印象で泣いてしまうこともあります。

また、けんかの途中で物に当たる方もいるかもしれません。ドアを強めに閉めたり、スマホを投げつけたりして大きな音を立てると、子どもを怖がらせてしまいます。怖い思い出というのは、なかなか記憶から消えてくれるものではないので気をつけましょう。

相手のグチを子どもに聞かせるのはNG!

相手のグチを子どもに聞かせているママはいませんか。子育てをしていると、なかなか友人や家族に不満を聞いてもらう時間がないですし、夫婦のことなので他人には話しづらく、ついつい子どもに聞かせてしまうママも多いでしょう。

ママがパパに対して不満を持っていたとしても、子どもにとっては大好きなパパです。グチを聞かされても不快に思ったり、戸惑ったりしてしまいます。

また、聞かせているつもりはなくても、子どもに聞こえている場合もあるので注意しましょう。たとえば、友人と電話で話しているときにパパのグチを言っていることが子どもに聞こえていたり、独り言でグチを言っていたのが聞こえてしまったりすることもあります。
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