3人目が年子の産後の乗り切り方!子どもへの接し方や便利なサービス
2人目以降の出産では、上の子のケアがママの気になるポイントですね。3人目が年子の出産となると、まだ幼い子どもたちを置いて入院することや、産後に子どもとどう接するかなど心配な点も多くなりますね。そこで今回は3人目が年子の産後の乗り切り方について、子どもへの接し方や便利なサービスなどを紹介していきます。
3人目の出産後に気をつけることは?
ママの入院中の上の子たちのケア
経産婦なら普通分娩で3~5日、帝王切開で5~10日ほど入院が必要です。その間ずっと上の子たちと離れて過ごすのはママとしても不安ですね。しかし先輩ママの多くは「思っていたよりもケロリとしていた」という意見なのです。
ママがあまり心配しすぎず、パパや祖父母に任せてしまうというのも一つの手段です。事前に「ママは赤ちゃんを産むために入院するんだよ」と伝えておきましょう。ママを待つ大仕事も、1人ではなく兄弟一緒なら心強いかもしれません。
産褥期のママ自身の心と体のケア
ところが3人目の出産では、退院後家で待っていてくれた上の子たちを思って、寝てばかりもいられないというママも多いでしょう。しかし産褥期にしっかりと体を休めないと、後々体調をくずすなどの危険性が考えられます。体を温め、骨盤ベルトで骨盤を固定して、できるだけ横になるようにしましょう。
また、「子どもたちのため」と思い詰めると、逆にうまくいかない自分を責めてしまい、産後うつなどに陥ることもありえます。産褥期はママ自身の心と体のケアを優先しましょう。
上の子たちのイヤイヤ期や赤ちゃん返り
そんな中でも大変なのが、上の子たちの「イヤイヤ期」と「赤ちゃん返り」です。1歳半~3歳くらいまでは「イヤイヤ期」全盛期。新生児を抱えてイヤイヤ期の子どもの相手をするのは本当に大変でしょう。
さらに2~5歳頃は、下の子が生まれると「赤ちゃん返り」をすることが多いですね。「新生児」「イヤイヤ期」「赤ちゃん返り」を同時にお世話するのは至難の業。パパや両親の助けを受けつつ、ママは「仕方がない」「このくらいでよし!」と諦める心をもって乗り切りましょう。
大変なことも多いけどよいこともたくさん
上の子たちの成長を感じることができる
みんな大変な時期は必死すぎて、どうやって過ごしていたか覚えていないほどのようです。一方で、年子ママから聞こえてくるのは「赤ちゃんがいることで上の子たちのちょっとした成長を感じられる」という意見。
「1年前までは寝ているだけだったのに、今はこんなにいろんなことができるようになったんだ!」と思えるようです。1~3歳くらいまでのママは「うちの子は歩くのが遅い」「なかなか話さない」など、発達を気にする傾向にあります。その点年子ママは、小さな成長にも喜びを感じられるのですね。
子育ては大変だけど喜びも3倍以上に
「子どもの数だけ喜びや幸せがある」といえるので、3人ということは3倍、またはそれ以上になるでしょう。子どもが笑った顔も3倍、かわいい寝顔も3倍、成長の喜びも3倍。ママはいつも3人の子どもに囲まれて、幸せがいっぱいです。
もちろんイライラしたり、投げ出したくなったりすることもあるはずです。でもそんなときは愛する子どもたちの寝顔を見て、3倍の力で癒されてください。「ほどよく諦めること」と「積極的に楽しむこと」のバランスが大切です。
年子だと子育てが一気に終わる
仕事に早く復帰したいママや、高齢出産のママなどは年子での出産を望むケースが多いようです。姉弟が4歳差というある先輩ママは、「姉が6歳でお勉強や細かな作業に興味がある頃、弟がいたずら盛りの2歳児で本当に苦労した」と言っていました。
その点年子なら同じような遊び方ができるので、兄弟を分けずに一緒に育てていくことができるのがよいですね。大変な乳幼児期を短期集中で乗り切りたいというママにはぴったりの年齢差といえそうです。
家族や自治体のサポートにも頼って
パパや両親にサポートしてもらう
身近で頼れる存在といえばパパですね。早く帰れる日はお風呂に入れてもらう、夕飯にお惣菜を買ってきてもらう、洗い物をしてもらうなど、些細なことでもよいのでしてもらえそうなことをしてもらいましょう。
また実家の両親も強力な助っ人です。近くに住んでいる場合は預かってもらい、1人で買い物に行くなどママのリフレッシュに協力してもらいましょう。普段からパパやおじいちゃんおばあちゃんにお世話してもらっていると、いざというときすんなり預けられて助かりますよ。