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袱紗(ふくさ)の選び方とは?冠婚葬祭にふさわしいマナーを知ろう

袱紗(ふくさ)の選び方とは?冠婚葬祭にふさわしいマナーを知ろう

無地で紫色を持っておくと無難

お伝えしたように、袱紗は用途によってそれぞれふさわしい色があります。用途や性別を問わず使用できるものを購入するなら、無地で紫色の風呂敷タイプがおすすめです。

ただ無地は見方によって味気なく感じますね。「せっかく買うのであればかわいらしい色や刺繍入りも捨てがたい」と思うママもいるかもしれません。

もちろんママの好みに合ったものを購入してもよいのですが、1枚目であれば用途や性別を選ばないものが無難です。いざというときパパに貸してあげることもできますよ。

紫色以外なら、男性は無地で紺色、女性は無地でえんじ色であれば用途を選ばず使用できます。また最近では黒や紺色も、色合いによっては性別問わず慶弔事で用いることが増えているようです。

年齢に応じて長く使えるものを

袱紗の材質のほとんどは、ポリエステルと正絹(しょうけん)です。ポリエステルは安価で入手しやすいですが、年齢を重ねてものがわかるようになると、安っぽく物足りなく感じる傾向があります。

よいものを長く使うなら正絹の縮緬(ちりめん)がおすすめです。正絹は混じりもののない絹糸でできた織物のことで、縮緬は織り方の一つです。

正絹の袱紗は多少値が張りますが上品な光沢で高級感があり、耐久性もよいので一生ものとして使用することができますよ。

また、袱紗は余裕があれば2枚持っておくと安心です。慶事用、弔事用に1枚ずつ持っておくと、葬儀と結婚式が続いたときでも同じ袱紗を使わずに済むため、気持ちを切り替えることができます。

まとめ

袱紗は慶弔事において相手に敬意を示すマナーの一つです。用途によってふさわしい色や柄があり、使うべき袱紗の種類も違います。

使い分けに自信のないママは、正絹でできた無地で紫色の風呂敷タイプがおすすめです。これならどのようなシチュエーションで使用しても相手に敬意を示すことができますよ。

用途に合わせて袱紗を使い分けるのもよいですね。慶弔事それぞれにふさわしい色や柄、また種類を念頭に置いて、記事を参考に自分の使いやすい袱紗を検討してみてください。
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