海外で仕事をするママの子育て!日本のママも学びたいポイントとは
日本の働くママを取り巻く環境にも変化あり
女性マーケティングポータルサイト「くらしHOW研究所」の2018年の調査では、「3年前と比べて、自分自身が働きやすくなった」と思う人の割合は、「やや思う」を含めて35.8%でした。大手企業を中心に、子育て支援制度が会社に導入されたり、働くママが増加したりして「周囲の理解を得られやすくなった」と実感できたことがその理由として挙げられます。
また、子どもの体調が悪い際には「在宅勤務に切り替え可能」「会社が契約したシッターサービス会社の『病児シッター』を助成付きで利用可能」など、子育て世代に沿う支援制度を導入する企業も増えていますよ。
上手な職場復帰と長期目標で楽しく働こう
休職中も、社内の状況や人事異動、担当業務の大幅な変更点などを同僚から聞いておくと復帰後も馴染みやすいといいますよ。また「通信講座でスキルアップする」「事務の場合はPCに触れる機会を作る」などすると、すぐに勘を取り戻せ、即戦力になれるでしょう。
仕事と家庭の両立は負担も多く、くじけそうになることもありますよね。ですが、専業主婦やパート勤務の家庭に比べ、貯蓄に回せる金額が多いのはもちろん、ママが厚生年金に加入していて、加入期間と給与(=年金支払い額)が高いほど、老後の年金も多く受け取ることができます。長期的な面でも安定するでしょう。
まとめ
日本ではまだまだ「自分の子どもは自分で見るべき」「家事は妻がすべき」という風潮もあり、葛藤しながら働くママも少なくありません。ですが、欧米ママをお手本に「ベビーシッターに子守を任せる」「炊事と掃除は家事代行に頼む」という選択肢もあってもよいでしょう。民間のシッター会社や各自治体の子育て支援事業であるファミリーサポートサービスも増えてきていますよ。