夏のお年玉になりつつあるお盆玉！その由来や世間の意見とお礼の仕方

2019,8,4 更新

感謝の気持ちを家族で言葉にして伝えよう

当たり前のことですがもらったときは、家族で「ありがとうございます」とお礼を言うのを忘れないようにしましょう。子どもが恥ずかしがり頭を下げるのが精いっぱいだったとしても、パパやママがしっかりとお礼を言えば相手に感謝の気持ちが伝わりますし、子どもにも手本を示せます。

ある程度の金額のお盆玉を毎年もらう場合は、手土産を用意して帰省するとスムーズです。お盆玉をもらったら少し時間を空けてさり気なく渡せると、相手の「かえって気を遣わせたかな」という心配を軽くできるでしょう。

予想外に大きな金額をもらったときなどは、手元にお礼の品がない場合もあります。そのようなときのお礼の品は、お盆玉をもらってから1週間以内に贈るのが望ましいです。

子どもの「ありがとう」を手紙にして送ろう

お返しの品を送るときはパパやママの書いたお礼状とともに、「ありがとう」の一言でもよいので子どもが書いた手紙も同封すると、相手により感謝の気持ちを伝えられます。まだ文字が書けない子の場合は、ママが子どもの喜んでいる様子を具体的に手紙に書くとよいですよ。

たとえば「欲しかった積み木を買って、毎日楽しく遊んでいます」などと、お盆玉で何を買って子どもがどんな様子なのかを書きましょう。お盆玉をあげた人も、子どもが喜んでくれたことが分かると嬉しくなりますよ。

賛否両論があるお盆玉ですが、子どもの成長を見守ってくれる人に感謝したり、心温まる交流ができたりすることもあります。もらう側は感謝の気持ちを素直に表せば、きっと相手との素敵な関係が築けるでしょう。

まとめ

お盆玉はお盆に子どもが祖父母などからもらうお小遣いや物で、最近広まりつつある風習です。この風習に対する世間の意見には肯定的なものもある反面、金銭的な負担が大きいという否定的意見もあります。

ただ、幼児期にはお菓子などを渡すケースもあり、これならばもらう側も気を遣わずに済みそうです。

高額のお盆玉をもらったときのお返しには、住んでいる地域の名産品がよいかもしれません。お礼状にはお盆玉で買ったものや子どもが喜んでいる様子を書くと、相手にもお盆玉をあげた甲斐があったと喜んでもらえるでしょう。