やっぱり気になる冷凍庫の臭い!原因や対策とおすすめの消臭方法
冷凍庫を開けると、何ともいえない臭いが漂ってくることはありませんか?最近は技術も発達して、様々な食材を状態がよいまま冷凍保存できるようになりました。食品への臭い移りを防ぐためにも、臭いの原因や対策を知って快適に冷凍庫を使いましょう。おすすめの消臭方法も紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
気になる冷凍庫の臭いや原因とは
冷凍庫の臭いの原因って何?
二つ目は、長期間の保存により食材が劣化していることです。長期保存が可能になる冷凍は、忙しいママにとって便利な保存方法ですが、あまりにも長い間庫内に取り残されていると、乾燥や酸化の原因にもなるので気をつけましょう。
三つ目は、食品の汁やカスが庫内にこぼれていることです。肉や魚のドリップや、揚げ物のカスなどはこぼれやすいものですが、冷凍庫にたくさん食材が入っていると汚れにも気づかないことがあるので、こまめにチェックしましょう。
臭いの強い食材には注意が必要
臭いの強い代表的な食材としては、ニンニクやニラなどの野菜、キムチなどの漬物、生魚などが考えられます。大きな生魚はサイズの合う保存袋がなく、密閉できないこともありますよね。また、これらが一つではなく多数冷凍庫に入っている場合には、臭いが混ざってより強い臭いになっているかもしれません。
一度冷凍庫の中身を確認し、臭いの元となる食材が特定できる場合は、その食材をなるべく早く使うか保存袋を二重にするなどして臭い漏れを防ぎましょう。
冷凍庫の無駄な開閉は控え最低限に
冷凍やけを起こした食材は品質が落ちているので、臭いの原因になってしまうでしょう。冷凍庫は必要以上に開閉せず、最低限にとどめることが大切です。料理をするときは必要なものをリストアップしておき、すべて一度に取り出すようにすると時間短縮になるでしょう。
また、冷凍庫の中を整理しておけば食材を探す時間をかけずに取り出すことができます。冷凍庫の開閉を減らすことは、電気代の節約にもなるので一石二鳥ですね。
冷凍庫の臭いを取るおすすめの方法と対策
基本はこまめな掃除で汚れを蓄積しない
冷凍庫を掃除するときは、まず棚やケースなど取り外せるパーツを丸洗いしましょう。水気を乾かしているうちに、次は庫内を掃除します。庫内はアルコールスプレーを吹きかけてキッチンペーパーで拭き取ると除菌にもなるのでよいですね。汚れが溜まりやすいパッキンや細かい部分は、綿棒などを使い念入りに汚れを落としましょう。
また、クエン酸を使って掃除をすると雑菌の繁殖を抑える効果があるといわれています。最近ではクエン酸配合のシートクリーナーもあるので、手軽に試すことができるでしょう。
密閉容器で臭いを逃がさないように注意
その際は、パッキンつきの密閉容器やジッパーが二重になっているフリーザーバッグを選ぶと、よりしっかりと密閉でき臭い漏れを防止します。フリーザーバッグに入れるときは、食材をラップで包んでから入れるようにしましょう。こうすることで食品が空気に触れず、劣化を遅らせることができるようです。
また、空気を抜いてから冷凍庫にしまうのも臭いを発生させないポイントです。初期費用はかかりますが家庭用の真空パック器を使えば、完全に空気を抜くことができるでしょう。
冷凍庫でも長すぎる保存はNG
しかし、数カ月以上などあまりにも長い時間が経ってしまうと、食品は少しずつ劣化していき、臭いが出ることもあるようです。最近は冷凍庫の性能が上がっているとはいえ、味や風味の低下にも繋がるでしょう。
冷凍保存するときは、冷凍した日の日付を書いておき、できるだけ早めに使うようにすることが大切です。使い忘れのないように、こまめに冷凍庫の整理も行いましょう。
子どもにも安心の消臭アイテム3選
掃除にも使え、肌に触れても安心の重曹
重曹を使う消臭剤は、小さめのカラのビンに重曹を入れ、ガーゼを被せて輪ゴムで留めるだけで完成します。これを冷凍庫に入れておくと、数日で臭いが気にならなくなるでしょう。一度作った消臭剤は1カ月ほど使い続けることができるので、コストパフォーマンスもよいですね。
また、冷凍庫を掃除する際にも使ってみましょう。重曹小さじ1に水100mlを混ぜたものを、布巾で絞って拭いていきます。汚れ落ちがよいので、この方法で冷凍庫を清潔に保ちたいですね。