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子どもが転ぶときの傷は消毒しない!湿潤療法の仕組みと手順や絆創膏

子どもが転ぶときの傷は消毒しない!湿潤療法の仕組みと手順や絆創膏

フリーサイズ「ハイドロコロイド絆創膏」

傷の大きさに合わせて自由に切って使える点がとても便利な、フリーサイズ「ハイドロコロイド絆創膏」。大判のシートをハサミで必要なサイズにカットして使います。

そのときどきの傷に合わせてサイズを買い直したりする必要もないですし、ある程度の広範囲の擦り傷なども1枚でカバーできます。湿潤絆創膏は普通のものよりも値段が高いだけに、無駄が出ないのは嬉しいですね。

粘着性はやや弱めのようですが、厚さが薄くて柔らかいので、指やひざなどの関節部分などには動きを邪魔することもなく使い心地がよさそうです。値段はさらに高めですが、シートのサイズがかなり大きめなので、結果的にはほかの湿潤療法タイプの絆創膏とあまり変わらないともいえます。

はがれにくい「キズパワーパッド」

湿潤療法を取り入れた絆創膏の中でも圧倒的な人気のある「キズパワーパッド」。全面がパッドになっていて滲出液をしっかりととらえますが、縁に向かって薄くなっているので、皮膚との密着性が高く、はがれにくいのがポイントです。

透明感のある肌色で、傷口も隠しつつ目立ちません。子どもは絆創膏がはがれかけると、気になってすぐ取りたがるので、粘着力がしっかりしているのは助かりますね。

サイズが豊富で合わせて9種類ありますが、全体的にコンパクトなつくりなので、特に浸出液の量が多い最初の頃は、傷よりしっかりと大きめのサイズを選んだほうがよいでしょう。摩擦の激しい部位用のタイプは動きへのフィット感をとことん考えて作られています。

まとめ

ほとんど傷跡を残すことなく、皮膚表面のケガを治すことができる湿潤療法。ただ、ケアの過程で傷口の生々しい状態に触れることになるので、最初はびっくりしてしまうかもしれません。

それでも、治る途中でまた痛みで泣いたりむずかったりする子どもを見ることもなく、もとのようなきれいな肌になるのならば、一度トライしてもよさそうです。

傷口がきれいになった後ですが、できたばかりの新しい皮膚は紫外線の影響を受けやすいといわれています。そのままのきれいな状態を保てるように3カ月程度は日焼けに気をつけましょう。
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