生後1週間の赤ちゃんの特徴って?健康チェックとお世話のポイント
生後1週間の赤ちゃんのお世話ポイント
生後1週間はわずかな母乳でも大丈夫
初乳を少しでも多く赤ちゃんに与えるために、授乳の時間や回数を決めずに欲しがるだけ与えて大丈夫ですよ。初乳をたっぷり与えると母乳の出がよくなり、赤ちゃんの吸う力も強くなっていくでしょう。
生まれてすぐの赤ちゃんは、おっぱいを上手に飲むことができません。ママによっては、初乳がわずかしか出ないことも多くあります。しかし、心配をすることはありません。生後1週間くらいは、わずかな母乳でも赤ちゃんは問題なく成長していけますよ。
適度に保温することが大切
体温調節が苦手な赤ちゃんは、手足を冷やすことによって体温を調節しています。手足を冷やして毛細血管を収縮させ、体内に熱を保てるようにしているのです。赤ちゃんの体温を保つためには、室内の温度に気をつけましょう。手足が冷たくても、体が温かくて機嫌がよければ大丈夫ですよ。
特に、暖房や冷房の効き過ぎには注意をしてください。赤ちゃんの体温が36℃程度に保てるように、室内の温度を調節しましょう。
赤ちゃんが、なかなか寝ないときの対処法
対処法の一つ目は、部屋の温度を調節することです。部屋の温度が高過ぎたり低過ぎたりすると、赤ちゃんは不機嫌になって眠ることができません。二つ目は、授乳の量や回数を増やしてみましょう。赤ちゃんは、母乳やミルクが足りないと泣き続けることがあります。上手に飲むことができない、母乳の出が悪いなどの理由で、お腹いっぱい飲めていないのですね。
三つ目は、時間をかけてゲップを促すことです。授乳後にゲップが出なくて、苦しがって寝てくれない可能性も考えられますよ。
お世話をする上で心がけたいこと
できるだけ規則正しく過ごそう
体内時計が未熟だからといって夜遅くまでテレビを見ていたり、お昼くらいまで暗い部屋でゴロゴロ過ごしていたりすると、赤ちゃんの体内時計が乱れたまま成長してしまいます。朝と夜の区別や沐浴の時間など、毎日規則正しく生活できると、自然と赤ちゃんの体内時計が健康に発達していきますよ。
また、ママも規則正しく生活をする意識を持つことで、産後の体や心の回復も早まるでしょう。
触れ合いは新生児のころから大切
しかし、反応が薄くても、赤ちゃんはママのことが大好きです。いつでもママからの愛情が欲しいと感じています。授乳やおむつ交換をするときは、「たくさんミルクを飲もうね」「おむつ汚れているね。きれいにしようね」など、優しく話しかけてコミュニケーションを取ってくださいね。
赤ちゃんはママから愛情をたっぷり受け取ることができると、親子の信頼関係が築けます。慣れないお世話で大変ですが、赤ちゃんと触れ合う時間も大切にしましょう。
ママものびのびした気持ちで
しかし、ママが不安を抱えながら赤ちゃんに触れると、赤ちゃんまで心が不安定になります。おむつ交換や授乳、沐浴などを完璧にこなせなくても、ママが心に余裕を持って笑顔で過ごすほうが赤ちゃんは安心して過ごせるでしょう。
「ママ一年目だから、失敗しても仕方がない」と前向きに考えて、無理をせずに過ごしてくださいね。余裕が持てない方は、パパや祖父母など、周りに助けてもらうことも大切ですよ。
まとめ
新生児の子育てはパパやママも慣れていないので、大変な時期ではあります。しかし、大変な経験をすることで、親になった実感が湧くのではないでしょうか。あまり無理をせずに心に余裕を持って、子育てを楽しんでくださいね。