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新生児と買い物に行っても大丈夫?注意点やあると便利なものとは

新生児と買い物に行っても大丈夫?注意点やあると便利なものとは

産後すぐの赤ちゃんは外出を避けたほうがよいとされていますが、やむを得ず新生児を連れて買い物に行かなければならないときは、どうすればよいのでしょうか。ここではそんなママに役立つ、新生児を連れて買い物にいくときの注意点やあると便利なもの、買い物に行けないときの対処法などをご紹介します。

新生児との買い物はいつから大丈夫?

新生児期の外出や買い物は避けよう

新生児とは生後1カ月までの赤ちゃんを指し、新生児期とはその期間を指します。この時期は体温調節機能も整っておらず、抵抗力が弱いので風邪などの病気にかかりやすいです。できるだけ外出は控えましょう。

産院によっては、退院後2週間以内におへその確認や赤ちゃんの健診がある場合があります。このときは、なるべく外気に触れさせないように注意して短時間で移動するよう心がけてください。病院への交通手段はバスや電車よりも、タクシーや自動車を使うとよいでしょう。

またこの時期は赤ちゃんだけでなく、ママも体調を崩しやすい時期です。出産で受けたダメージを回復するために、体を休ませる必要があります。できるだけ外出を控えて、室内で赤ちゃんと過ごしてくださいね。

1ヶ月健診が終わっても体調を最優先で

初めての外出が1カ月健診という赤ちゃんも多いはず。健診で特に問題を指摘されなければ、少しずつ外出が可能といわれています。赤ちゃんは少しの環境の変化でも体調を崩しやすいので、長時間の外出はできるだけ控えましょう。

そうはいっても生後1カ月を過ぎると、赤ちゃんのイベントが増えてきます。例えば、里帰りから自宅への帰宅やお宮参りです。このとき赤ちゃんに負担がかからないよう、短時間で済ますことを心がけましょう。事前に授乳やおむつ替えができる場所を確認しておくと、ママも安心できますよ。

少しの環境の変化でも赤ちゃんは敏感に反応します。できるだけ負担が少なくなるよう、赤ちゃんのことを最優先に考えて行動してくださいね。

感染症が流行っているときは避けよう

ママは、妊娠中は胎盤から、産後は母乳やミルクから赤ちゃんに免疫力を与えています。その免疫は生後6カ月頃まで続いているといわれています。

しかし「免疫がある=感染症にはかからない」というわけではないことを理解しておきましょう。

風邪の原因はウイルスによるものが約9割を占めていて、そのウイルスだけでも400種類はあるといわれています。ママからもらった抗体でこれらすべてを防ぐことは難しく、生後半年以内の赤ちゃんでも風邪をひいてしまうこともあります。

また風邪だけでなく、RSウイルスやインフルエンザ、百日咳、結核などの感染症にかかる恐れもあります。月齢が低いほど重症化しやすいので、流行しているときには外出はなるべく避けましょう。

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新生児と買い物に行くときの対策法

事前に買い物リストを作り短時間で

長時間の外出は新生児の体に大きな負担がかかります。少しでも外出の時間を短縮するために、事前に買い物リストを作成することがおすすめです。リストアップすると本当に必要なものを買うことができますし、買い忘れも減るでしょう。

大型スーパーの場合は、売り場はもちろん授乳スペースやエレベーターなどの位置もあらかじめ確認しておきましょう。事前にシミュレーションすると、急に泣いても対応しやすく買い物も短時間で終わらせることができます。

また買い物に行く前にはおむつ替えや授乳を済ませておきましょう。授乳時間が定まっていない時期だとは思いますが、お腹がいっぱいだと赤ちゃんはよく寝ます。買い物は機嫌のよいときにするよう心がけてくださいね。

ベビーカーや抱っこ紐をうまく使いわけよう

新生児期から使えるベビーカーや抱っこひもがあり、どちらを使うか悩むママもいるかと思います。

ベビーカーを使う利点は、赤ちゃんが寝ても移動がしやすく買い物カートの代わりにすることもできます。ただし、新生児から使えるベビーカーは大きいものが多く場所を取るので、ベビーカーでも通れるスペースがあるかどうか注意が必要です。

抱っこひもを使う利点は、両手が空くので買い物がしやすくママと密着しているので赤ちゃんも安心しやすいです。ただし、足元が見えにくかったり、荷物が重すぎるとバランスを崩しやすくなるので注意が必要です。

また、ベビーカーを使用するときは万が一のために抱っこひもを用意しておくこともできます。必要に応じて使い分けてくださいね。

夕方など混雑する時間は避けよう

環境の変化は赤ちゃんの負担になりやすいので、外出する時間帯にも注意が必要です。混雑した夕方よりも天気のよい日の午前中がおすすめです。

午前中は機嫌がよいことも多く、人ごみを避けることができるのでお買い物がしやすいです。それに人ごみを避けることで、感染症にかかるリスクを軽減することができます。どうしても外出する必要がある場合は、混雑を避けた時間帯に行くようにしましょう。

また夏場だと、午後には30℃を超えるときもあり、紫外線や脱水への注意が必要となります。新生児はとてもデリケートなので、紫外線が肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。もちろん雨の日や風の強い日、足元がぬかるんでいる日などは、外出は控えましょう。

新生児と買い物に行くときの注意点

冷房など体温調節に気をつけよう

新生児は体温調節機能が未熟ですので、ママがしっかり体調管理を行ってあげましょう。スーパーへの移動中も温度調節を気にかけてあげてください。

自動車を使う場合は、赤ちゃんに直接エアコンの風が当たらないように注意しましょう。徒歩の場合は、赤ちゃんが直射日光に当たりすぎないよう気をつけましょう。最近ではベビーカー専用の風除けもあるので検討してみてはいかがでしょうか。

そして生鮮食品売り場や冷凍食品売り場は、低い温度で保たれているので特に注意が必要です。そんなときは赤ちゃんの体を冷やさないように、羽織ものをかけてあげると安心です。夏場ならば薄手のガーゼタオル、冬場ならば厚手のおくるみや毛布などをかけてあげましょう。

車や家に残して買い物には行かない

自動車でスーパーへ向かう途中に、赤ちゃんが寝てしまった経験があるママもいるかと思います。短時間で済ませられる買い物であったとしても、赤ちゃんだけを車に残すことは避けましょう。赤ちゃんが寝ている間に、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

ママが車から離れている間にほかの車がぶつかってきたり、急に大きな地震が起こる可能性もあります。車で1人で寝ている赤ちゃんを見つけて、車ごと盗まれた事件も起きています。「駐車場にきちんと停めているから安心」という考えを持たないようにしましょう。

また家で赤ちゃんだけのお留守番についても同じです。赤ちゃんと離れている間は何が起きるか予測不可能ですので、赤ちゃんだけを残しての買い物はやめましょう。

こまめに赤ちゃんの様子を確認しよう

どうしても新生児と外出する必要がある場合は、こまめに赤ちゃんの様子をみてあげましょう。機嫌がいいかどうか、赤ちゃんにとって快適な温度が保てているかなどをチェックして、少しの変化にでも気付けるようにしてください。

いつもと違う泣き方をしていたり表情が違っている場合などは、なにか不快感を伝えたがっているかもしれません。ぐったりしていて意識がないという最悪の事態を招かないためにも、こまめに赤ちゃんの様子を確認してあげてください。

普段から赤ちゃんのお世話をしているママだからこそ、少しの変化でもすぐに気付くことができるでしょう。環境の変化に敏感な時期ですので、こまめに様子を確認して異常がないか見極めることを心がけてくださいね。
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