ママを困らせる赤ちゃんのイタズラ!対策をして赤ちゃんを見守ろう
赤ちゃんがイタズラをするようになり、どうしたらよいのか困っているママもいることでしょう。どう対処したらよいのか悩みますよね。そこで今回は、赤ちゃんがイタズラをする理由やその成長への影響、イタズラをする時期と注意点、イタズラへの対策などについてお話しします。ぜひ参考にしてくださいね。
赤ちゃんにとっての「イタズラ」とは?
悪気があってイタズラするわけではない
子どもは1~2歳になると自分で歩いて移動できるようになり、それが嬉しくて家の中を冒険して回るようになります。好奇心旺盛なので、興味があるものを見つけると手で触ったり口に入れたりして、それが何かを知ろうとします。
赤ちゃんとしては探求心から出た行動であるのにも関わらず、ママからみるとこれがイタズラと感じるわけです。
このように、決して悪気があってイタズラをしているわけではないので、理解してあげるようにしたいですね。
イタズラは赤ちゃんの成長に繋がる
しかしイタズラは赤ちゃんの成長に繋がるので、ときには見守ることも大切です。たとえば赤ちゃんが新聞紙や雑誌をくしゃくしゃにしてしまい、もう読めなくなって困ったということもあるでしょう。
赤ちゃんにしてみると紙を触るとペラペラと動くのが面白いですし、手でくしゃっとすると音が鳴るので興味をひかれるかもしれません。紙はどういうものなのか、ということを探求しながら学んでいるのです。
こういったイタズラを重ねることにより、創造性や独創性を育てることができるともいわれています。
ときには思う存分イタズラするのもアリ
気がつくと、赤ちゃんがティッシュペーパーをすべて箱から出して遊んでいるということもあるでしょう。ママとしては「ティッシュペーパーが散乱して片付けるの大変だし、もったいない」と思ってしまいますが、たまには思いきりさせてあげると、赤ちゃんが満足してもうティッシュの箱には興味を示さなくなるかもしれません。
他人に迷惑をかけませんし、赤ちゃんがティッシュペーパーを口に入れない限りは危なくないので、たまには見守るようにしましょう。
イタズラを楽しんだ後は、赤ちゃんと一緒に片付けをしてみるのもよいですね。
赤ちゃんがイタズラをする時期と注意点
イタズラが始まる時期について
イタズラが始まるのは、ハイハイやズリバイにより移動できるようになってからです。早い赤ちゃんでは生後5カ月ぐらいから始まることもあるので注意したいですね。
生後2カ月ぐらいになると手でつかむ力も強くなってくるので、ママがちょっと目を反らしたすきに、近くにあるものをつかんで口に入れてしまったり、振り回して遊んだりということもあります。
赤ちゃんが口に入れてはいけないものをつかんだりしないように気をつけたいですね。ハイハイが始まると、ママとしては目が離せなくなるので大変に感じるかもしれません。
赤ちゃんのケガや誤飲に気をつける
ママが普段触っているものに興味を示し、同じように触れようとすることがあります。キッチンにある包丁を始めとした調理器具、給湯ポット、調理台のスイッチなどに触れないように注意しましょう。
高い所にあるから大丈夫と思っていても、上からコードが垂れていると赤ちゃんが引っ張ってしまうこともあります。頭の上に炊飯器や給湯器が落ちてくる危険もありますよ。
また、赤ちゃんの口に入るサイズのものが床に落ちていたり、ローテーブルの上に置いてあったりしないようにチェックしましょう。誤飲することがあります。
ママはイタズラの叱り過ぎに注意を
叱るときは、ママが赤ちゃんの手に自分の手を添え、赤ちゃんの目を見ながら「してはだめ」ということを教えるようにしたいですね。できるだけ落ち着いた口調で叱るようにしましょう。高圧的な口調だと、その雰囲気に赤ちゃんが怯えてしまい、泣き出す可能性が大です。
さらに赤ちゃんがイタズラをするたびにきつく叱ると、赤ちゃんが「何をしても叱られる」と思い、自発的に遊ぶことができなくなります。大きくなると自分の意志では動けない子どもになる可能性があるので気をつけたいですね。
赤ちゃんのイタズラ対策をしよう!
入ってほしくない場所は柵で仕切る
キッチンの入り口にベビーゲートを取りつけるのがよいですね。ベビーゲートであればドアを閉めなくても赤ちゃんの出入りを防止することができます。ママがキッチンで料理をしているときに足元に赤ちゃんが来るといった心配も不要です。
赤ちゃんが動く範囲を限定したい場合は、赤ちゃんを完全に囲うことができるベビーサークルが便利です。部屋のスペースを取ってしまいますが、中で赤ちゃんを安心して遊ばせることができますよ。