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4歳の子どもにぴったりのお手伝い!ママが気になるメリットや注意点

4歳の子どもにぴったりのお手伝い!ママが気になるメリットや注意点

子どもは年齢によって興味のあることやできることに違いがありますね。4歳になると、ママのお手伝いへの興味が高まり、手先が少しずつ器用になるのでできるお手伝いも増えてきます。ここでは、4歳の子どもがお手伝いをするメリットや気をつけること、4歳の子どもにぴったりのお手伝いをお伝えします。

子どもがお手伝いをするメリットを知ろう

生活力が身につき自分で考えられる子に

子どもがお手伝いをするメリットはいろいろありますよ。その中でも、お手伝いをすることは「生活力が身につき自分で考えられる子になる」という子どもの能力を上げる効果が期待できます。

子どもは毎日ママの様子をよく見ているので、家事をお願いするとママのやっているように真似っこする子もいるでしょう。しかし、最初はママの真似をしていても少しずつ自分でやり方を考えられるようになりますよ。

例えば、ごはんをよそうお手伝いをお願いしても、パパの量、ママの量、自分の量の加減が調整できるようになります。また、お箸を並べるお願いをすると、最初はわからなくても置き方によって使いやすい方向に置けるようになるなど、子どもが自分で考えられるようになるでしょう。

お願いされることで自信がつき責任感が育つ

周りの人からお願いをされると、大人でも頼られていると実感でき、自信が持てるようになりますよね。子どもも大人と同じで、ママにお願いされることで自信がつき、責任感が育つようになりますよ。

お手伝いをするとママから褒められたり、認められたりすることが増えるでしょう。このように認められることは子どもの自信につながります。

また、お手伝いをお願いすると自分の役割がはっきりと自覚できるようになります。自分のやるべきことに責任を持って取り組めるようになり、責任感の自立を促すことになるでしょう。

お手伝いの中には初めてする経験もあり、失敗することもあるでしょう。しかし、この失敗も次に失敗せずにできるようになることで子どもの自信になりますよ。

親子でふれあう時間になり信頼関係ができる

子どもにお手伝いをお願いすると、親子のふれあいの時間が増えるようになります。お手伝いの間は、お願いするお手伝いのやり方を説明したり、子どもの幼稚園や保育園の話を聞いたり、お友だちの話をしたりするなどたくさん話ができるでしょう。

このように、日常で子どもとふれあう時間をつくることは、子どもが大きくなってからもママと過ごした楽しい時間として思い出に残るようになります。

また、ママは子どもがお手伝いをしてくれたらその都度「ありがとう」「じょうずにできたね」など、褒めたり感謝したりするようにしましょう。このようにできたことを褒められると、子どもは自信がつき、親子の信頼関係も高めることができますよ。

お手伝いを頼むときに気をつけたいこと

刃物や火を使うときには目を離さないこと

いろいろなお手伝いができるようになると、子どもは少し難しそうな刃物や火を使うお手伝いをやりたがるようになります。しかし、刃物や火を使うお手伝いは、やり方をわかっていても、まだまだ不器用な4歳には扱いが難しかったり、きちんと使うことができなかったりします。

子どもが刃物を使いたがったときは、子どもの手の大きさや重さなどに適した子ども用の刃物が売っているので、用意してあげるとよいでしょう。

また、火を使うお手伝いをするときは火に近づきすぎてしまったり、火を使った後消し忘れたりすることもあります。ママは、刃物や火を使うお手伝いは必ず一緒にしてくださいね。

また、子どもにもひとりで刃物や火は触らないということをお話ししておきましょう。

時間がかかったり失敗したりしても叱らない

お手伝いをお願いしたときに、ママが守らなくてはいけないことがありますよ。それは「時間がかかったり失敗したりしても叱らない」ということです。

子どもが初めてお手伝いをするときは時間がかかります。「自分でやった方が早いのに」という考えがよぎっても、子どもが最後までできるまで待つようにしましょう。

また、慣れないお手伝いは失敗することもあります。失敗をして叱られてしまうと、お手伝いにネガティブなイメージしか残らなくなりますよ。失敗をしても叱るのでなく、一緒に正しい方法で取り組むようにしましょう。

子どもは最後までできたという達成感や、ママが褒めてくれたということが今後のやる気につながります。お手伝いの後はたくさん褒めてあげるようにしてくださいね。

お小遣いを渡すのなら感謝の気持ちも一緒に

お手伝いをするとお小遣いがもらえる家庭もありますね。お小遣いを渡す家庭は、お風呂洗いは50円、玄関掃きは30円などいろいろ設定しているようです。

このお小遣いを渡す考え方には賛否両論があるようですね。お小遣いには「パパと同じように働くと報酬がもらえ、お金は簡単に稼ぐことはできない」ということが学べるメリットもあります。

しかし、お小遣い目当てでお手伝いをしてしまうというデメリットもあるので注意が必要です。お手伝いの後にお小遣いを渡すのであれば、感謝の気持ちもきちんと伝えるようにしましょう。

具体的になにが嬉しかったのか、どのようなところが上手にできたのかなど、子どものお手伝いをする姿をよく見て褒めてあげてくださいね。
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