赤ちゃんに大切な夏の水分補給。与え方のポイントと脱水症状について
脱水症状になってしまったときの対処法
次に水分を与えます。脱水症状になると体が水分を受け入れにくくなるので、1度にたくさん与えず少しずつ飲ませてあげるようにしましょう。飲みたがらない場合は、唇を湿らせてあげるだけでも大丈夫です。
赤ちゃんの体が熱くなっている場合は、脇の下や太もも、首、膝の裏など太い血管が通っているところをタオルを巻いた保冷剤などで冷やしてあげると症状が緩和します。
症状が改善しなかったり、ひどくなったりする場合は、必ず病院に連れて行くようにしましょう。
脱水症状にならないための予防法とは?
赤ちゃんが元気でも、お風呂上がりやたくさん汗をかいたときにはしっかり水分を与えてあげるとよいですね。また、下痢や熱の症状があるときには普段以上に水分補給をさせることが重要です。
梅雨時期から夏は、室温も高くなり汗ばむ季節。赤ちゃんの体温が上がりすぎないように、エアコンを使ったり服で調節してあげましょう。
また、冬にも意外と注意が必要です。寒いからと重ね着をしすぎると、逆に汗をかいて水分不足になってしまうこともあります。暖房で空気も乾燥しがちなので、しっかり赤ちゃんの様子をみてあげることが大切ですよ。
まとめ
しかし体の70〜80%が水分だといわれている赤ちゃんにとって、夏は水分不足になりやすい季節でもあります。普段から赤ちゃんの様子をしっかりチェックしておくことで、体調の変化にも気がつきやすくなりますよ。
初めての夏を楽しく過ごすためにも、赤ちゃんだけではなくママもしっかり水分補給をしてくださいね。