新生児の胸囲の正常値とは?測定方法や不安なときの相談場所をご紹介
おうちで赤ちゃんの胸囲を測ってみよう
ママにもできる胸囲の測り方
1.赤ちゃんの上半身を裸にして、仰向けに寝かせます
2.赤ちゃんの両手を少しだけ外に開いて、メジャーを背中のほうから胸のほうにまわしてきます(メジャーは赤ちゃんの左右の乳首の上を通り、真っ直ぐになっているかを確認する)
3.メジャーは赤ちゃんのお肌からずれない程度に軽く持ちましょう
4.赤ちゃんの呼気と吸気の合間に数値を見ます(赤ちゃんが泣いているときは泣きやむまで待ってくださいね)
計測するときは1mm単位までしっかり見ましょう。ママが緊張していると赤ちゃんにも伝わるので、リラックスすることが大切ですよ。
ママが胸囲を測る際の注意点
・計測前にメジャーをアルコール綿で消毒しておく
・胸囲を測ったあと、無理やりメジャーを抜かないようにする
・メジャーをきつく締めすぎて、赤ちゃんの胸を圧迫しない
・赤ちゃんのご機嫌が悪いときは無理に測ろうとしない
・新生児のころはミルクを吐くことも多いため、授乳したすぐあとに計測しない
・赤ちゃんを床に寝かせて計測するときは、バスタオルの上に赤ちゃんを寝かせる
赤ちゃんの体に負担がかからないように計測しましょう。
新生児訪問で測ってもらうこともできる
保健師さんはたくさんの赤ちゃんと接しているため、手際よく赤ちゃんの頭囲や胸囲などを正確に測ってくれるでしょう。「自分でも測れるようになりたい」という方は、保健師さんにスムーズに測る方法などのアドバイスをもらっておくとよいですね。
ほかにも、赤ちゃんのことやママ自身のことなど、不安に感じていることがあるときは新生児訪問のときに相談することが大切ですよ。
不安なときに知っていると安心な相談所
自治体や民間の相談室
またデパートや商業施設(イオンなど)にあるベビー用品売場には、赤ちゃんの休憩室が設置されているところも多いですよね。赤ちゃんの休憩室で、育児で困っていることや赤ちゃんの発育についてなどの相談を保健師さんや助産師さんが無料で聞いてくれるところもありますよ。
予約が必要なところも多いため、あらかじめ予約して気になることを聞いてみましょう。
不安なときの相談ダイヤル
ここで、不安なときの相談ダイヤルをいくつかご紹介します。
・育児相談ホットライン
小児科医や看護師、保健師、管理栄養士などの専門職に相談することができます。24時間365日、無料で相談可能です。
・子ども医療電話相談
赤ちゃんが急に吐いた、熱が下がらないなどで、どうすればよいのか判断に困ったときに、小児科医や看護師に相談することができます。
・エンゼル110番
森永乳業の専門相談員が赤ちゃんの発育に関する相談に対応してくれます。
どこでも相談できるオンライン相談室
そんなときは、チャットやインターネットを利用して専門の先生に相談できる「赤ちゃん&子育てインフォ」や「小児科オンライン」などのオンライン相談室を利用するとよいですよ。何か不安なことがあったらいつでも相談できるように、問い合わせ先をスマホやパソコンに登録しておくとよいでしょう。
「赤ちゃんの頭が小さいような気がするけれど、病気の可能性はあるのだろうか」「赤ちゃんの胸囲が大きいような気がして心配」など、胸囲や頭囲についての相談にも答えてくれますよ。
まとめ
赤ちゃんの成長スピードはその子によって違うので、数値ばかりに気をとられないようにしましょう。不安な場合は新生児訪問や相談窓口などもあるので、ひとりで悩まずに相談してみてくださいね。